山中湖周辺を探索 令和3年5月14日
河口湖や山中湖の湖畔には珍しいカヤツリグサ科の植物が多数生育しているらしい。探していたヌマアゼスゲとカヤツリスゲはなんとか発見しているが、まだ他にも探しているものがいくつかあり、今回は山中湖の湖畔と周辺を探索してみた。 最初に訪れた砂地の場所は主にイネ科の植物が生育しており、目ぼしいカヤツリグサ科植物は発見出来なかった。 花の形はキュウリグサに似ているが、これは何?...
View Article保護柵設置講習会 甘利山 令和3年5月15日
6月中旬に南アルプスの山に保護柵設置の計画があり、それに参加させていただくこととなった。簡単に設置できるような保護柵ではないために、練習を兼ねて甘利山で保護柵設置講習会が開かれ、参加してきた。 山梨県山岳連盟に所属している白鳳会のメンバーを主体に約20人が集結。 山頂近くに移動して設置方法の説明を聞く。 既に荷揚げされていたポールとネット...
View Article椹池の植物観察会に参加 令和3年5月16日
椹池で植物観察会が開かれるということで、ほぼ飛び入りで参加させていただいた。春まだ早い椹池は水生植物はまだあまり生えておらず、主に池の周辺に生えている樹木を中心とした勉強会となった。ほとんど樹木の知識の無い私には新鮮な観察会だったが、解説していただいた話は1分も経たないうちに記憶の中から消えて行く・・・。...
View Articleカワヂシャ発見!と思ったが・・・ 甲斐市 令和3年5月16日
甲府市や甲斐市の北部のほうにカワヂシャやミゾコウジュが生育しているらしく、スズサイコも確認されているらしい。まずは見つけ易そうなカワヂシャを探してみようと、以前から着目している甲斐市にある池の周辺を探索してみた。 数週間前にも探索に訪れている池。 池のほとりに群生しているオオブタクサ イラクサのようだが茎や葉に棘が無い。どうやらこれはヤブマオというイラクサ科の植物らしい。...
View Article瑞牆山のクモイコザクラ探索 令和3年5月22日
西沢渓谷、三ツ峠に続いて今回は瑞牆山のクモイコザクラ探索である。富士見平小屋からの一般ルートでも稀に見ることが出来るのだが、今回は最も多く生育していると思われる瑞牆公園からのパノラマルートを登ってみることにする。ルートが分かり難いため、ここを登ったことがある花仲間につきあっていただき、登ってみることとなった。 瑞牆公園のシャクナゲが見ごろだった。...
View Article河口湖のほとりを探索 令和3年5月23日
朝から天気が良く、気温が上がりそうである。富士山ライブカメラを見ると少し雲が巻いているものの綺麗な富士山が姿を現している。何度か訪れている河口湖の湖畔であるが、そろそろスゲの仲間が成長している頃で、この天気ならば富士山と一緒に写真が撮れるかも知れない。 新緑のラベンダーと富士山 初めて見るスゲが生えていた。 別の場所ではこれでもかというくらいにたくさん生育していた。...
View Article本栖湖湖畔および周辺を探索 令和3年5月23日
河口湖で良い思いをしたので、ひょっとしたら別の湖のほとりにも何か変わった植物が生育しているのではないかと、今度は本栖湖に行ってみる。しかし、本栖湖はだいぶ湖畔の様子が河口湖とは違い、水草が生えているような泥地が無く砂地と岩のところばかりである。 本栖湖の湖畔。 ほぼ砂地と岩場で泥地は見つからず。...
View Articleヤチボウズはどうなったのか? 乙女高原 令和3年5月24日
乙女高原のヤチボウズは山梨市の天然記念物に指定されており、正体はタニガワスゲというカヤツリグサ科の植物であることが分かっている。このタニガワスゲは椹池近傍や八ヶ岳でも目撃しており、それほど珍しいスゲではないということも分かってきた。そろそろ結実している頃だと思う。 山梨市指定の天然記念物谷地坊主。正体はタニガワスゲ。 結実して果胞が出来ている。...
View Articleヒメシャラはあるのか? 令和3年5月25日
山梨県に咲くヒメシャラはネットを探してもほとんど情報が無く、レッドデータブックのメッシュ表示くらいしか見当たらない。花仲間とともに散策している際に偶然その花の情報を耳にして、探しに行ってみることにした。長い林道歩きがあるので、林道周辺の草と苦手な木を見ながら歩いてみることにする。 良く見かけるこの花くらいはなんとなく分かる。 ウツギ。ヒメウツギとの区別はまだいまいち。...
View Articleスジヌマハリイ(カヤツリグサ科)
水湿地の砂地に生育する多年草である。茎の高さは30~60㎝、幅は1.5~2㎜で、茎は硬く触れると明瞭な稜がある。茎の下部の鞘はやや厚く、濃褐紫色。小穂の鱗片の先は円く、花柱基部は圧扁平の三角形をしている。果実に付着する刺針状花被片は4本または無く、ヌマハリイは5-6本あることで区別出来る。山梨県では富士五湖周辺に生育している。 2018年山梨県絶滅危惧ⅠB類 2017年環境省絶滅危惧Ⅱ類...
View Articleコヒロハハナヤスリはどうなっているのだろうか? 令和3年6月1日
ヒロハハナヤスリはもう花期を終えてしまっているが昨年の秋に発見したコヒロハハナヤスリのほうはどうなっているのだろうか?自生地の公園を訪れてみる。 駐車場の脇にアヤメが咲いていた。 草むらの中に隠れるように生えているコヒロハハナヤスリ。 目を凝らして探さないと見つからない。 胞子穂を伸ばしているがまだ未熟で小さい。...
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