忍野農道からのキャッツアイ 令和2年12月17日
この日の夕方は細い月と木星・土星が接近して南西の空に沈んで行く日である。木星と土星は約20年ごとに接近するらしいが、12月21日に最接近するこの2つの惑星はこれほど接近するのは800年ぶりらしい。この2つの惑星に月が接近したこの日の現象を逃すわけには行かない。その前に、折角忍野まで行くのだから久しぶりに白山岳に沈むキャッツアイを狙ってみた。3台のカメラをセットして撮影に臨む。...
View Articleコタニワタリ(チャセンシダ科)
渓谷沿いの潤湿な林床や岩壁に生育する常緑性のシダである。葉は単葉で披針形、葉身基部は心形でで側面は耳状になることが多い。大きな個体では葉の側面は波打っている。葉質は厚く表面は光沢があり、裏面のソーラスは線上で長く、中軸に広い角度で付く。日本では長野県、新潟県など北側寄りの地域に生育しており山梨県が南限である。身延町の1ヶ所でのみ生育が確認されていたが大菩薩・小金沢連峰方面でも発見された。...
View Article何たることか!竜ヶ岳ダイヤモンド富士 令和2年12月20日
冬至を含めた3日間は竜ヶ岳山頂のいちばん端のところから剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士を見ることが出来る特別な3日間である。空が晴れて空気が澄んだこの日、早朝3時半起きで甲府の自宅を出発し、5時前に本栖湖キャンプ場を出発して山頂を目指す。本日は体調が良いのかザックが軽く感じる・・・とこの時は思った。 富士山の左裾から金星が昇って来た。本日はこの金星を見ながら山頂を目指す。...
View Articleオベリスクに輝く木星と土星 北杜市明野 令和2年12月22日
前日に続いて本日の夕方も木星と土星が接近している。カシミール3Dで鳳凰山地蔵岳の上あたりに沈んで行く場所を探し、北杜市明野に行ってみる。初めて訪れる農道からの撮影で、場所が確保できるかどうか心配だったが2ヶ所目の登録地点で良い視野が確保出来た。しかし到着時間が遅く、カメラ2台をセットするのに少しばかり慌てる。...
View Article剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士はまたしても・・・ 富士川町林道 令和2年12月26日
先日の12月18日に撮影に出かけた富士川町林道からの剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士であるが、薄霧に阻まれて光芒が出ず失敗に終わっている。冬至で折り返した太陽が再び同じ場所でダイヤモンド富士になるのは前日とこの日の2日間である。天気予報、天気図、雲画像から見てこの日の朝は狙い目である。早起きして撮影に出かけてみる。...
View Article2021年 明けましておめでとうございます
昨年はコロナの影響で南アルプスをはじめとする多くの山々で入山が規制されてしまいました。今年もどうなるかは分かりませんが、入山できるようであれば北岳の植物、特にまだ見ていないシダと今年から始めようと思っているカヤツリグサ科とイネ科の植物を見て廻って来たいと思っています。 今年もよろしくお願いいたします。
View Articleまたしても探索失敗 富士山麓の山 令和2年3月31日
冬の間の木々に葉が茂っていない間にどうしても見ておきたいスギランであるが、先日探索に行って見つからなかったばかりである。しかし発見者に会って情報をいただいたので今度こそはと意気込んで再び探しに行ってみる。 今日も富士山が綺麗である。 少しだがまた雪が降ってさらに白くなった富士山。 さて、ここからが本番。 木々を見上げて写真を撮っておく。...
View Article夕暮れの精進湖 令和3年1月2日
早く下山出来れば忍野村の夕暮れダイヤモンド富士を考えていたが駐車場に到着したのは午後2時半になってしまった。3時半のダイヤには間に合いそうもない。スギラン撮影は出来たことだし、このまま帰ることも考えたが、折角綺麗な富士山が見えているのにもったいない。精進湖の湖畔に立ち寄り、夕映えの富士山を待つことにする。...
View Article雲に阻まれダイヤならず 富士本栖リゾート 令和3年1月6日
富士本栖リゾートの竜神池ではちょうど富士山の真ん中あたりからダイヤが現れる頃である。早朝5時半に目を覚まして撮影に出かける。富士山ライブカメラでは朝霧高原で富士山が見えているものの、外に出て空を見上げるとずいぶんと雲が多い。ダイヤは現れるのか? 少し時間が早かったので精進湖に立ち寄る。7時ごろに左裾から朝日が昇って来るはずだが・・・...
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