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Channel: 山梨百名山から見る風景
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オベリスクに輝く木星と土星 北杜市明野  令和2年12月22日

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 前日に続いて本日の夕方も木星と土星が接近している。カシミール3Dで鳳凰山地蔵岳の上あたりに沈んで行く場所を探し、北杜市明野に行ってみる。初めて訪れる農道からの撮影で、場所が確保できるかどうか心配だったが2ヶ所目の登録地点で良い視野が確保出来た。しかし到着時間が遅く、カメラ2台をセットするのに少しばかり慌てる。


    本日は明野の農道からの撮影。到着した頃にはもうすっかり真っ暗。急いで2台のカメラをセットする。


    鳳凰山と木星・土星。前日よりは少し離れたように見えなくもない。肉眼ではひょうたん型に光っているように見えた。真ん中の黒い部分は特殊フィルターの影。


    200㎜ズーム。まず1台をセット。こちらのカメラはインターバル撮影であとは星が沈むまでお任せ撮影にする。


    オベリスクに迫る2惑星


    オベリスクの上をかすめて木星と土星が通過する。


    オベリスクの右脇に沈んで行く。


    もう1台は570㎜望遠。木星でフォーカスを合わせる。


    オベリスクにいちばん近付いたありでエクステンダー装着してみたが・・・暗くてうまく撮れなかった。これは失敗。


    エクステンダー外す。焦って最初のカットはブレてしまった。


    オベリスクの右に沈んだ木星と土星

 地蔵岳オベリスクと木星・金星を超望遠で撮影しようという試みだったが、予想していた通りレンズが暗くて点状に星を輝かせるのは難しかった。今の装備で星を撮るには570㎜望遠が限界であろう。本日は簡易赤道儀に載せて追尾も考えていたのだがセットする時間が無かった。またの機会にチャレンジしてみたい。


    明野から見る南アルプスの星空。夏の大三角形が輝いていたが、月明かりと町灯りで天の川は見えなかった。


    農道と八ケ岳


    フロントガラスに映る月

 この日の夕方から深夜にかけてこぐま座流星群が極大を迎える頃だったが、この流星群は流れる数が少ないうえに月明かりが邪魔して条件が悪い。撮影に臨むほどの元気も無く、これにて撤退する。


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