387年ぶりに接近した木星と土星が本日と明日の夕空で最接近する。肉眼では1つに重なって見えるほどに接近するらしい。これを逃すわけには行かない。カシミール3Dとステラナビゲータの2つのソフトを使って計算すると、富士山山頂で輝かせるには石割山の山頂が良さそうである。この日の午後は内科受診のために年休をとってあり、早めに診察をしてもらって午後3時に甲府を出発して二十曲峠に向かう。着いたのは4時半ごろでさっそく準備して石割山山頂に向かう。木星と土星が富士山山頂の上で輝くのは6時ごろで6時15分には沈んでしまう。十分に間に合う時間ではあるが、カメラのセッティングの時間を考えるとあまりゆっくりもしていられない。
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4時40分ごろに二十曲峠を出発。止まっている車は1台だけだった。カメラマンは山中湖あたりでこの接近した2惑星を狙っているのだろうか?
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御正体山とアースシャドウの空
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中間点の鉄塔から見る富士山。これほどの好天に恵まれるとは幸運である。
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肉眼でも見えるくらいにうっすらと木星が輝き出した。
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5時40分、石割山山頂到着。
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富士山の上に木星と土星が輝くが、近眼と乱視の私の目で見ると光が1つか、なんとなくひょうたん型に見える程度だった。
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月の位置はだいぶ離れている。富士山のライティングにちょうど良い。
予定通りに1時間ほどで石割山山頂に到着した。同じことを考えている星空マニアが居るかと思ったが誰も居らず、山頂は一人で独占である。カメラ2台をセットするが、普通の200㎜ズームレンズは割合と楽にフォーカスが合わせられるがボーグ570㎜はF値が大きく暗いのでなかなかフォーカスが合わせられない。町灯りで合わせると微妙に星のフォーカスがずれるため、手製の特殊フィルターを装着して木星がいちばん光芒を放つところでフォーカスを合わせる。Iso感度をいろいろ調節してみたが、Iso6400くらいにしないとシャッタースピードが長くなり星が流れてしまう。4~6秒でシャッターを切れるように調整して富士山頂の画角の中に木星と土星が入ってくるのを待つ。
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富士山頂にかかり始めた木星と土星。ズームして捉えるときっちり2つ写る。
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200㎜ズームに星撮り用前面装着型の手製特殊フィルターを装着。
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富士山頂で輝く木星と土星
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着地。ダイヤモンド木星土星富士が完成。
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もう1台の570㎜望遠レンズ試し撮り。良さそうではあるが本日の主役は木星と土星。
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もう1度木星でフォーカスを合わせ直し試し撮り。特殊フィルターの効果も良さそうである。
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木星と土星が富士山山頂に近付いて来た。
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まあ、それなりに撮れたかと自己満足である。シャッタースピードをもう少し速くすることが出来れば良いのだが、これ以上Iso感度を上げるとノイズが多くなってしまう。赤道儀に乗せて追尾してコンポジットという方法もあるにはあるが、出来れば1ショットで撮ってみたい。朝のダイヤはフォーカスが甘くて失敗したので、今回は気を付けながらきっちり撮れたと思う。

4時40分ごろに二十曲峠を出発。止まっている車は1台だけだった。カメラマンは山中湖あたりでこの接近した2惑星を狙っているのだろうか?

御正体山とアースシャドウの空

中間点の鉄塔から見る富士山。これほどの好天に恵まれるとは幸運である。

肉眼でも見えるくらいにうっすらと木星が輝き出した。

5時40分、石割山山頂到着。

富士山の上に木星と土星が輝くが、近眼と乱視の私の目で見ると光が1つか、なんとなくひょうたん型に見える程度だった。

月の位置はだいぶ離れている。富士山のライティングにちょうど良い。
予定通りに1時間ほどで石割山山頂に到着した。同じことを考えている星空マニアが居るかと思ったが誰も居らず、山頂は一人で独占である。カメラ2台をセットするが、普通の200㎜ズームレンズは割合と楽にフォーカスが合わせられるがボーグ570㎜はF値が大きく暗いのでなかなかフォーカスが合わせられない。町灯りで合わせると微妙に星のフォーカスがずれるため、手製の特殊フィルターを装着して木星がいちばん光芒を放つところでフォーカスを合わせる。Iso感度をいろいろ調節してみたが、Iso6400くらいにしないとシャッタースピードが長くなり星が流れてしまう。4~6秒でシャッターを切れるように調整して富士山頂の画角の中に木星と土星が入ってくるのを待つ。

富士山頂にかかり始めた木星と土星。ズームして捉えるときっちり2つ写る。

200㎜ズームに星撮り用前面装着型の手製特殊フィルターを装着。

富士山頂で輝く木星と土星

着地。ダイヤモンド木星土星富士が完成。

もう1台の570㎜望遠レンズ試し撮り。良さそうではあるが本日の主役は木星と土星。

もう1度木星でフォーカスを合わせ直し試し撮り。特殊フィルターの効果も良さそうである。

木星と土星が富士山山頂に近付いて来た。




まあ、それなりに撮れたかと自己満足である。シャッタースピードをもう少し速くすることが出来れば良いのだが、これ以上Iso感度を上げるとノイズが多くなってしまう。赤道儀に乗せて追尾してコンポジットという方法もあるにはあるが、出来れば1ショットで撮ってみたい。朝のダイヤはフォーカスが甘くて失敗したので、今回は気を付けながらきっちり撮れたと思う。