ビロードスゲ探索 北杜市 令和6年5月21日
昨年偶然に発見したビロードスゲであるが、おそらく発見場所の周辺を探索してみればもっとたくさん生育しているのではないかと思う。午前中韮崎市に出張があったので、終わってから北杜市まで足を延ばしてみる。 川沿いの田んぼのあぜ道を歩いてみると、あっさりとビロードスゲが見つかった。 ほぼ熟して果胞が付いている。 雄小穂の果胞...
View Articleホザキヤドリギはまだ蕾 令和6年5月21日
ビロードスゲを観察した後、まだ日没には時間があったのでホザキヤドリギの花を見に行ってみる。昨年は6月中旬に訪問しているがその時にはもう花は散ってしまっていた。ひょっとしたらそろそろ咲いているかも知れない。 公園内のリュウキンカは花を終えて大きな葉を伸ばしていた。 サクラソウの花も散ってしまっている。 白花のクリンソウ。少し痛み始めている。...
View Articleニシキゴロモ探索は失敗 大月市 令和6年5月25日
ネットを探索していたところ、大月市の山の稜線にニシキゴロモがあったという少し古い記事を発見した。4月に探しに行ったのだがそれらしきものは発見出来なかった。近似種のツクバキンモンソウはもう咲いているので、もしニシキゴロモが生育しているとすれば、今頃見ごろになっていると予想される。前回は長い林道を歩いて周回したが、今回は最短ルートで現地に直登する。...
View Article青々と茂ったタニヘゴ 令和6年5月25日
期待していたニシキゴロモ探索は失敗に終わり、気分は下向きである。日没までにはまだ時間があったので、帰り際にタニヘゴを見に行ってみる。4月下旬に訪問した際はまだ葉を展開し始めたばかりだったが、今頃は新鮮な葉を展開している頃だろう。 湿地の中に生えているタニヘゴ 期待していた通り、青々とした葉を展開している。 スリムで流線型のボディが格好良い。...
View Article花満開のマルミノヤマゴボウ 令和6年5月26日
2週間ほど前に様子を見に行ったマルミノヤマゴボウと思わしき花はまだ丸い蕾だった。そろそろ見ごろを迎えている頃であろう。今回は少し林道の奥のほうまで探してみたいと思う。 季節が少し変わっただけで咲いている花もだいぶ変わる。これはコアジサイであろう。 白い花が咲いている。 これはガマズミであろう。 ヒメウツギに変わって今度はウツギの花が見ごろになっていた。...
View Articleヤマゴボウ?それともヨウシュヤマゴボウ? 令和6年5月26日
昨年の8月に訪問した時には既に花期を過ぎていて花も実も確認出来なかったヤマゴボウであるが、マルミノヤマゴボウが咲いているならばこちらも咲いているのではないかと立ち寄ってみる。 これがそうではないかと思うのだがまだ小さくて蕾が付いていない。 しかし何か違和感がある。 茎が赤っぽくてこれはヨウシュヤマゴボウではないだろうか??...
View Articleヤマトグサらしきものの正体は? 令和6年6月1日
5月初旬に歩いた丹沢・道志山系の山裾でヤマトグサではないかと思われる草を見てきた。その時にはまだ花が付いておらず確定は出来ずにいた。それと良く似たものが南部町の沢沿いに生えており、そちらを確認に行ったところ正体はサワハコベだった。おそらく、丹沢・道志山系のものもサワハコベではないかと予想しているのだが見てみないと分からない。午前中都留市に出張があったので午後から見に行ってみる。...
View Articleジョウロウスゲがいっぱい 令和6年6月1日
都留市に出張があり、午後から山中湖およびその近傍の植物を散策に出かけてみた。今年は富士五湖の水位が低いらしく、水際の植物を観察するには良い条件である。 ジョウロウスゲが見ごろになっていた。 結構たくさん生えている。 さらにその先には、これでもかというほどにたくさんのジョウロウスゲ こんなにたくさん生えているのは初めて見た。...
View Article湿地のスゲとシダを巡る 乙女高原界隈 令和6年6月3日
恒例となっている乙女高原の湿地に生育するスゲを見に行ってみる。何度見に行っても同定に自信の無いものがいくつもあり、ここ数年観察を続けている。たぶん間違っているものが多数あると思う。 貯水池のほとりに生えているこのスゲ 雄小穂は長い柄を持っている。 緻密にギッシリと並んだ雄小穂の果胞、これはオタルスゲだと思う。 やや大型で葉の幅が広いスゲ 雄小穂の鱗片が黒い。...
View Article水位の低い河口湖の湖畔を散策 令和6年6月4日
昨年河口湖で発見したイトモの仲間らしい水草がそろそろ花を咲かせる頃ではないかと思う。富士吉田方面に出張があったので午後から見に行ってみるが、到着した途端に空に真っ黒な雲が広がり始めて夕立が来そうな空模様になってきた。雨具を持って長靴を履いて散策に出かける。 水位が低く、いつもなら湖面に浮かんでいるお堂のところまで歩いて行ける。 これはクサヨシであろう。...
View Articleオオバボダイジュはまだ蕾だった 令和6年6月4日
河口湖湖畔の散策を終えた後に甲府に戻る途中、芦川のオオバボダイジュが生育する森に立ち寄ってみる。そろそろ花が咲いている頃ではないかと思う。 オオバボダイジュ。電線が少し邪魔になる。 花はまだ見えていないようである。 球形の小さな蕾がたくさんぶら下がっている。 花付きはかなり良さそうである。 苞と蕾 花が咲くのは1~2週間先になりそうである。...
View Article咲き始めたばかりのホザキヤドリギ 令和6年6月6日
今年見ておきたい花のひとつがこのホザキヤドリギである。2週間ほど前にも見に来ているがまだ蕾だった。昨年は6月下旬に見に来て花はもう終わっていた。秋から冬に付く黄色い実は確認しているが開花している花はまだ見たことが無い。今年こそはなんとかこの花を見てみたいと思っている。そろそろ咲いている頃だと思うがどうだろうか? ヤマボウシが満開になっていた。 ヤマボウシの花...
View Articleベニバナヤマシャクヤク満開 令和6年6月9日
昨年も訪問しているベニバナヤマシャクヤクが咲く山であるが、昨年は既に花が終わっていて咲き残りを数輪見たのみだった。そろそろ咲いている頃ではないかと思う。この日は空模様が悪く、いつ雨や雷雨になってもおかしくない天候だったので、悪路の林道を車で詰めて短絡して歩くことにした。案の定倒木で道幅がギリギリのところがあり、車の側面を少し擦ってしまった。 ギンリョウソウが満開...
View Article陸の孤島と化したカモメラン 黒岳 令和6年6月11日
黒岳のカモメランを見に行くのは3年ぶりくらいになるのではないだろうか。保護柵がどうなっているかが心配ではあるが、カモメランもおそらく安泰ではないだろうと思う。午後からスズランの森のバス停に行ってみると、ちょうど良く午後2時半のツインテラス行きバスが出発するところだったのでこれに乗ってツインテラス経由で黒岳に登ることにする。...
View Articleランを中心に南部町植物散策 令和6年6月13日
数年前に南部町で見つけたムヨウランと思わしき植物はその後何年も姿を見せていなかった。ところが、花仲間が訪問してみたところ、今年は1本だけ茎を伸ばして花を咲かせているらしい。他にも見たい花があり午前の仕事を終わらせて午後から南部町を訪れてみる。現地に到着したのは午後3時になってしまった。 スイカズラの花が満開になっている。良い臭い漂っている。 満開のスイカズラ こちらはマタタビ...
View Articleヤマゴボウとマルミノヤマゴボウ 令和6年6月14日
今年はなんとか花を見たいと思っているヤマゴボウであるが、3週間ほど前に訪問した時にそれらしき個体は確認したものの花芽が付いていなかった。咲くとすれば、そろそろ咲いていて良い頃である。午前中は南アルプス市に出張があったので午後から訪れてみる。 茎が赤っぽい。これはヨウシュヤマゴボウであろう。 花芽が付いておらず、これは咲かないかも知れない。...
View Articleオオバボダイジュはまだ蕾 令和6年6月17日
5月中旬に訪れた時のオオバボダイジュはまだ蕾が見え始めたばかりだった。1ヶ月が過ぎるのでもう花が咲いている頃ではないかと思い、再訪してみる。 オオバボダイジュを見上げる。 丸いものがたくさん付いている。 さて、これは花が終わって結実しているのか?それともまだ蕾?? たくさん付いている。 画像をトリーミングして見てみると、これはまだ蕾のようである。...
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