Are you the publisher? Claim or contact us about this channel


Embed this content in your HTML

Search

Report adult content:

click to rate:

Account: (login)

More Channels


Showcase


Channel Catalog


Articles on this Page

(showing articles 741 to 760 of 1023)
(showing articles 741 to 760 of 1023)

Channel Description:

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

older | 1 | .... | 36 | 37 | (Page 38) | 39 | 40 | .... | 52 | newer

    0 0

     身延山のダイヤモンド富士撮影後、ロープウェイを使って下山したのは午前7時半だった。コンビニに立ち寄って朝食をとった後、高下から入って富士川町の林道を櫛形山まで富士山展望地を廻ってみることにした。一旦は雲に巻かれて隠れてしまった富士山だったが、10時過ぎから再び姿を現した。


        高下から立林に抜ける林道沿いにある展望所。あまり手入れされておらずススキが茫々に生えているがそれがまた良いのかも知れない。


        ススキと富士山の展望


        秋の気配

     朝早かったのでこの場所で30分ほど仮眠して、さらに展望を楽しみ1時間ほど費やした。さらに赤石温泉の脇を抜けて櫛形山に行く。


        赤石温泉近傍にある展望所。紅葉すればこの谷は美しいだろう。


        町灯りがカットできるこの場所は星空の撮影には向いていそうだ。


        さらに櫛形山の展望台に行く。これは丸山林道下側の展望台。カラマツが紅葉すれば良い景色だろうが、光がうまく差し込むかどうかが問題だろう。


        丸山林道上側の展望台。こちらのほうが眺望は良いが、下の伐採地の景色はいただけない。ここをカットして撮ることになるのだろう。


        フジアザミと富士山。同じ場所から。


        さらに櫛形山林道を走る。この場所は夜景とともに富士山を撮影する名所。車が2台しか駐車できないのが難点。午後1時なのに既にキャンプの支度を整えたカメラマンが居た。

     午後1時半まで林道巡りして、雲が増えてきたところで撤退となった。今季撮影に行くかどうかは未定だが、老いて山を歩けなくなったらこのような場所を中心に撮り歩くことになるのだろう。

    0 0

     鹿の食害で植物が激減し、この草原の売りでもあったレンゲツツジまで瀕死の状態まで追い込まれてしまったこの草原だが、広範囲に保護柵が設置され著しい復活を遂げた。昨年も訪れているが花の時期に遅れてしまい、今年もまた出遅れてしまった。まだ咲き残っている花を求めて草原を散策してみた。


        咲き残っていたマツムシソウ。草原は良い意味で草ボウボウになっている。


        どっさりのタムラソウ。盛期に訪れればさぞかし見事だっただろう。


        色の鮮やかなタムラソウ。


        セイタカトウヒレンもたくさんある。


        咲き残っていたセイタカトウヒレン。


        この季節の草原内で普通に見られるアザミ。ノハラアザミ。


        総苞にクモ毛があり、総苞片は開出し粘らない。粘るのはノアザミだが、花期が少し早い。


        痛み始めているが前出のノハラアザミとは葉の形が違う。


        総苞にクモ毛あり、総苞片は大きく開出している。これはおそらくモリアザミ。根はみそ漬けや粕漬にして食用となり、別名ゴボウアザミ。


        リンドウ満開


        ヤマラッキョウとノコギリソウ

     そして、やっと発見した一番の目的の花、細い葉のツルリンドウは満開の見ごろを迎えていた。


        出会えました。細い葉のツルリンドウ。


        何故にこんな風で倒れてしまう草に好んで巻き付くのか?


        風に揺れて撮影に一苦労。


        華奢だが上品な美しさがあるこの花。


        ちょうど見頃を迎えていた。


        珍しく開いている花があった。


        風に揺れてなかなか撮らせてくれず、ようやくこの程度。マクロレンズ接写は全て失敗。

     保護柵で囲われて今年で3回目の秋を迎えると思う。復活した草原を見ると元気がもらえる。私も頑張らないといけない。

    0 0

     10月3日から撮影場所をカシミール3Dで計算して狙っていたパール富士だが、10月3日は富士山は出たものの肝心の朝霧高原撮影地に向かうと霧に巻かれて何も見えず、1カットも撮らずに不発に終わった。4日は中秋の名月で、ふもとっぱらの池に映るダブルパール富士が撮影できる絶好の日だったが、想定外の曇り空で富士山山頂はとうとう姿を現さなかった。そして5日のこの日、午後から富士山ライブカメラとウェザーニュースの雲画像を見ながら出かけるかどうか迷っていた。ライブカメラではどの角度から見ても富士山は雲の中だ。しかし、空を見ると西の空が晴れて青空が広がり、南アルプスがくっきりと見えてきている。これならばチャンスがあるのではないだろうか?午後3時過ぎ、甲府を出発して猪之頭林道に向かう。

     途中の精進湖に抜け出ると、裾野を雲に巻かれた富士山がドンと姿を現していた。裏側に雲が出ているものの、明らかに天候が回復してきている。これならば行けるのではないか・・・心が高まる。猪之頭林道の最上部に4時45分到着する。先客が居るだろうと思っていたのだが誰もおらず、富士山のいちばん良く見える場所を確保して三脚を立てる。その後も誰も来ることなく、独占して撮影に没頭することになった。夕陽に照らされた富士山が大きくたたずんで見える。


        雲海に浮かんだ夕富士。裏側に雲が出ているが天候回復しつつありこれはいただきだろうと思ったが・・・。


        午後5時40分、日没後の富士山。空にはうろこ雲が広がったがほとんど焼けず。パール富士まであと25分くらい。


        こちらが600㎜望遠レンズ画像。この場所からだと剣ヶ峰の真上に月が昇り、建物の上に月が乗るような画像になるはずだ。


        時刻は6時を回った。富士山の裾野が薄オレンジ色に染まっている。そろそろ月の出る時間だが?


        待てど暮らせど月は見えず。どうやら空一面のうろこ雲に阻まれて見えないらしい。


        しかし、撮影した画像をモニターで見てみると、空一面にうろこ雲が広がり、面白い画像になっていた。


        月光うろこ雲広がる夕富士。もう月が昇っている時間。うろこ雲を透かして雲が輝いているのだろう。


        雲を透かして月が見えるだろうと予想していたのだが、思ったよりもこのうろこ雲は厚そうだ。


        6時半になると黒い雲が迫り、うろこ雲は見えなくなってきた。


        トンネルパール富士は失敗。パクリですが。

     パール富士は失敗に終わったが思いもよらぬ富士山上に広がった夕暮れのうろこ雲を見ることが出来た。十分に満足して撤退である。


        別の場所から、駿河湾の明かりと富士山


        精進湖に立ち寄ると、雲間から一瞬だけ月が姿を現した。

     この時期の十五夜以降の月は昇って来る時間帯が遅く、パール富士の撮影には向かなくなる。しかも天候が悪い。11月以降の富士山に雪が積もった頃に期待である。

    0 0

     10月連休の甲斐駒ケ岳七丈小屋は紅葉真っ盛りということがあって激混雑することは承知していたのだが、どうしても撮影しておきたかった宿題があった。9月の連休にも訪れる計画を立てていたのだが天候に阻まれて入り口の竹宇駒ケ岳神社までは行ったものの気力が失せて登らずに終わっている。その宿題とは・・・甲府盆地の夜景はほぼ周辺の山から撮影を終えているものの、この甲斐駒ケ岳は撮っていない。それはこの山が険しいからでは無くて、古くから信仰の山として崇められている山で、石仏や祠が随所に立てられている。そのような神様が宿る信仰の山にテントを張って夜景を撮ることは不謹慎だろうと思っていたからである。かといって夜中に仙水峠側から登るのも大変だし、黒戸尾根はさらに長くて険しい。しかし、今年になってから花谷泰広さんが七丈小屋の小屋番をやるようになり、少しばかり無理が言えるようになってきた。おそらくは既に宿泊定員いっぱいになっているであろうが、無理を言って前日の午前中に電話を入れて頼み込み、なんとか泊めてもらえることになった。さらにもう一人、おまけ、いや本命(?)が追加となり、2人で小屋に泊めてもらうこととなる。

     足の遅い私は前日竹宇駒ケ岳神社の駐車場に車中泊し、朝6時から歩き始める。連れは足が速いので1時間少々遅れて出発したが、刃渡りの鎖場のところで追いついて来た。そこから先は一緒に歩き、午後2時に七丈小屋到着した。小屋まで8時間かかったことになるが、私としては予定通りの時間である。少しばかり足が痛くなった。夕食は3回に分けて出され、この小屋の定番メニューである揚げたてのエビフライが振舞われた。そのクリーミーな揚げ加減と絶妙な味、今までに食べたエビフライの中で一番おいしかった。

     食事が終わって後片付けのお手伝いを終えて外に出ると、ものすごい星空が広がっていた。登って来る時はずっと霧に巻かれて展望はいまひとつだったが、夜になってから回復してきた。月の出は7時半ごろ、それまでの間は月明かりに邪魔されず素晴らしい天の川を眺めることが出来た。小屋で知り合った女性数名を誘って星空の観察会を始める。星空の撮影をレクチャーするが、うまく設定できないカメラもあった。連れはいずこへ?と思ったら私の目の前でしゃがみこんで撮影していたのが連れのるたんさんだった。撮影に誘っておきながらすっかりほったらかしにしてしまった。


        七丈小屋の上に立ち昇った天の川。肉眼でもはっきりと見えるMilky Wayが空を横切った。

     これならばきっと明日は素晴らしい景色が見られるだろう。期待に胸躍らせて、8時には早々に寝る。

     目覚ましは2時にセットしたのだが、電源を切ったはずのGPSが誤作動を起こしたらしく、12時ごろから鳴り始めたらしい。枕元に置いてあったのに睡眠薬でぐっすり眠っていた私は全く気付かず、隣で寝ていたるたんさんが見るに見かねて未明1時に起こしてくれた。GPSの電池を抜き取ってようやく鳴り止んだが原因は良くわからない。その後少し横になったが寝ていられるような時間ではなく、1時半に起き出して2時前には小屋を出発した。月明かりで星はあまり輝いていないが、澄んだ夜空が頭上に広がっている。そして目線の下には一面の雲海が広がっている。なんと素晴らしき景色なことか。文句無し、今日はいただき!頂の景色である。


        七丈小屋テント場から見る景色。雲海が広がり、空にはおおいぬ座シリウスが輝いている。


        8合御耒迎場。鳳凰山と富士山が見えてきた。空にはおおいぬ座が昇る。


        静かに躍動する雲海。遠くに見えるのは八ヶ岳。


        甲斐駒ケ岳の上に輝く17夜の月

     いくら撮っても撮り尽くせないほどの素晴らしい月光夜だった。本日の目的地は鉄拳の立つ大岩がある9合目付近である。月光に照らされた鉄拳の大岩とその彼方に立つ鳳凰山と富士山、さらにその裾野に広がる甲府盆地の夜景を撮るのが今回の最大の目的であり数年来の宿題である。急登の岩場と鎖場を慎重に越えて大岩の下の展望地に午前4時半に到着した。水平線が少し明るみ始めて薄明が始まっており、ひときわ明るい金星が昇って来ていた。そのすぐ上にはオレンジ色の火星も輝いている。雲海の上に広がるこのうえない極上の景色となった。


        雲海広がる月光夜。明るい星は金星、そのすぐ上に輝いているのが火星。


        空高く昇ったオリオン座と冬の大三角形。そして北岳の左側に輝く星は・・・


        北岳に輝くシリウスとカノープス。月明かりをものともせずカノープスが写ったが、肉眼では確認できなかった。単純に私の視力が悪いだけだろう。


        雲海踊る月光の鳳凰山

     その先、三脚を担いだまま岩を登ろうとしたのだが見事に失敗して1.5mほど滑り落ちて転倒した。幸い大事に至らず、膝を少し擦りむいた程度で済んだ。5時、目的地到着。夜明けまであと45分ほど、水平線はすっかり明るんで星の輝きは消え始めている。それでも明るい金星は煌々と輝いて見える。


        鉄拳立つ大岩の夜明け。右に鳳凰山と富士山、左には金星が輝く絶妙の1枚(自画自賛)。


        場所を変える。予定では鉄拳の向こうに甲府盆地の町灯りが広がるはずだったが、今回は雲海になった。


        黎明の鳳凰山と富士山


        雲海の上に広がる光のグラデーション。もうすぐ朝日が昇る。


        雲海の日の出


        同上


        躍動する雲海に射す朝日


        雲海広がる八ヶ岳

     山頂で日の出を迎えようとする登山者にはたくさん追い抜かれたが、この界隈で日の出を迎えたのは私一人だけで、ほぼ独占した景色である。るたんさんには別の指令を出していたのだが、これほどの景色になるのであれば一緒に連れてきた方が良かったかと少しばかり申し訳なかった。

     これだけの景色を見てしまうと、もはや腹いっぱいで甲斐駒ケ岳山頂は行かなくても良いかなとも思ったが、時間も早いことだしちょっと立ち寄って・・・などと思ったらちょっとどころではない。この先も気が抜けない急登の連続、いつものごとくヘロヘロになって山頂に到着、午前7時だった。既にたくさんの登山者が登って来ている。るたんさんとは途中で合流して山頂まで同行した。ゆっくり休んだ後、るたんさんは仙水峠に下山、私は小屋に置いて来た荷物を回収して長い黒戸尾根をテクテクと下山した。


        紅葉の黄連谷と日向八丁尾根。いつかあの尾根を周回して歩ける日が来るのだろうか?体力的に不安がある。


        雲海に昇る朝日


        山頂石碑と北岳


        躍動する雲海に浮かぶ鳳凰山と富士山


        紅葉の早川尾根と北岳。栗沢山からアサヨ峰にかけてはもう上部の紅葉が終わっている。


        紅葉の仙丈ケ岳


        鋸岳と乗鞍岳、北アルプス


        申し分無い景色に疲れは・・・吹き飛ばない(笑)。

     さて、長い黒戸尾根の下山だ。7時40分から下山開始するが、見ごろを迎えた甲斐駒ケ岳の紅葉、さらにはこの雲海の景色、もったいなくてそんなに早くは下山できない。あちらこちらで三脚を取り出しては撮り歩き、七丈小屋に到着したのは10時だった。


        雲海に昇る太陽


        同上


        紅葉と鳳凰山


        紅葉盛りの甲斐駒ケ岳。8合目付近からPLフィルターを効かせて撮影。


        8合御耒迎場

     七丈小屋でココアをご馳走になりしばし休憩させていただき10時半から下山開始する。途中で超特急のごとく私を抜き去っていった七丈小屋の花谷君は小屋から1時間半で竹宇駒ケ岳神社まで下るそうだ。さすがに世界的なクライマーはレベルが違い過ぎる。私は5時間かかってようやく下山、3時半に駐車場に到着した。汗だくで完全に脱水状態のうえにかなり眠い。自宅に帰って体重を計ると2㎏以上も体重が減っていた。(3日もすれば戻るだろうが・・・。)

     素晴らしき雲海の景色に出会えた今回の山行は先月の鳳凰山と並んで今年のベスト山行になるだろう。しかし・・・宿題であった甲斐駒ケ岳からの甲府盆地の夜景は片付かずに終わってしまったわけで、また来年に持ち越しである。

    0 0

     この季節になるともう咲いている花は少ない。見頃を迎えていたのはジンジソウくらいだった。来年は満開の花を求めて何度か訪れることになりそうなので、その下見の意味を含めて掲載しておく。


        見頃を迎えていたジンジソウ。結構な数があり、登山道沿いの斜面を彩っていた。


        風に揺れるジンジソウ


        登山道脇に咲いたジンジソウ


        楽しみにしていたのがこの花だが、残念、少し遅かった。


        フクオウソウ。葉はたくさんあるが花を咲かせているものは少ない。


        地味に美しい花を咲かせる。


        オクモミジハグマももうすぐ終わり。


        ジンバイソウは結実して枯れる寸前。葉は枯れて大部分消失していた。


        面白いのがこちら。今年の葉は枯れて黄色くなっているがその脇に新しい葉が出ている。


        イチヨウランの葉。しかもここはウズラ葉だ。新しい葉が出てそのまま越冬するらしい。確かホテイランも同じように新葉で越冬するはず。


        結実したコイチヨウラン


        こちらも結実したキソチドリ。このくらいしっかりと実になっていれば種が飛ぶはずだ。


        心配していたのがこちら。数が少なくて結実してくれるのかどうか?深山のフタバラン。


        すべての株ではないが、大きなものはどうやら無事に実を結んでいるようだ。


        オサバグサの葉はこの季節でも青々としている。この場所では見頃の頃に訪れていないので、来年は訪れてみたい。

     そのほかに今年は良い時期に訪れたものの風に揺れて撮影がままならなかったクモイコザクラ、まだ花を確認していないヒゴタイの仲間、ミヤマダイモンジソウ、ユキワリソウなど、この尾根ではまだ撮影出来ていない花がたくさんある。おそらく他にもまだ見ぬ花が眠っているだろう。来年は時間と体力の許す限り、この尾根を攻めてみたいと思う。


    0 0

     台風が通り過ぎ、甲府市北部にある我が家の界隈はさほどの被害も無く朝を迎えた。まだ風が強いものの、青空が見え始め雲に巻かれた南アルプスが姿を現している。富士山はまだ見えていなかったが、お昼近くになるとスッキリとした青空の中に富士山が見えるようになった。空気が澄んでこれほどスッキリと見える富士山は珍しい。この日に狙わずにいつ狙うのか?もう山中湖では夕暮れのダイヤモンド富士が撮れる季節を迎えている。仕事をさっさと終わらせて午後から山中湖に向かう。

     この季節の山中湖ダイヤモンド富士は午後4時10分ごろである。撮影場所であるきららに3時に到着してGPS片手に撮影地を探す。台風の余波でまだ風が強く、山中湖の水面は波打っているのでダブルダイヤモンド富士は難しい、ならば、以前から何度かチャレンジしている白山岳に沈む割れるダイヤを狙ってみることにするが、そもそも剣ヶ峰ほど尖っていない白山岳で、しかも山中湖という富士山に近い位置から狙ってダイヤが割れてくれるのかどうかかなりの疑問がある。撮影ポジションがかなり難しいであろうが、これもチャレンジである。


        太陽が富士山山頂に傾いている。ポジションはこのあたりだろう。桟橋の下に下りて湖畔に三脚を構える。


        富士山頂に太陽が差し掛かる。湖畔に映る太陽が波で揺れるのを計算してこの構図で固定。


        絞りを強くするとこのように星形にはなるが、レンズの性能でこれが限界。


        山中湖の夕暮れダイヤモンド富士。ダブルダイヤではないが、これはこれで良いのかと思う。しかし、インパクトはいまいち。


        あっという間に白山岳に夕陽が沈む。

     さて、こちらがもう1台の600㎜レンズで撮影した白山岳に沈む夕陽である。風が強く、ファインダー越しに覗く夕陽はブレまくっている。しかし、シャッタースピードが1/4000~1/8000という高速のためになんとかブレずに撮影は出来ているが・・・完全に位置がずれた。


        600㎜望遠で捉えた白山岳と夕陽。


        白山岳に夕陽が差し掛かっているが・・・


        残念。かなり左にずれた。10mくらいだろうか?


        白山岳で割れるダイヤはポジション取りに失敗。

     湖畔からの撮影は朝霧高原とは違って右に寄りたくてもその先は湖の中である。この日もGPSに登録してあった位置はもう少し右だったのだがマークした位置自体に誤りがあって湖の中だった。かつ、位置の誤差がまだ計算出来ておらず、正確な位置はまだ割り出せていない。今回のデータを元にして再トライであるが、そもそもこの位置から割れるダイヤは可能なのだろうか?撮影してきた画像から太陽の大きさと白山岳の尖り方のマッチングを見たのが下の画像である。


        photoshopで太陽輪郭をコピーして白山岳に重ねてみる。理論的にはこの距離で割れるダイヤの撮影は可能である。

     山中湖湖畔からでも理論的には割れるダイヤの撮影は可能であると言えるだろうが、白山岳から出ている太陽の部分がきわめて小さくポジション取りはかなり難しいうえに時間的にもほんの一瞬だろう。かつ夕暮れの太陽がすっきりと見える日もかなり少なく難しい撮影になることは間違い無い。距離を離して高指山周辺や石割山界隈から狙ったほうがもう少し難易度は下がるのではないかと思う。剣ヶ峰の多重分割ダイヤに加えて、こちらの白山岳で割れるダイヤも今後の課題である。

    0 0

     台風去りし後の山中湖の夕暮れダイヤモンド富士の他に、この日の山中湖湖畔ではもうひとつ狙っていたものがあった。富士山頂に沈む月齢3の三日月である。日没後1時間が過ぎて山頂に沈む月なので地球照の月の撮影時間は過ぎてしまっているが、それでも静かに輝く月が富士山頂に沈んで行くはずである。山中湖長池に移動するが撮影場所の近傍には駐車場が無く機材をザックに詰め込んで20分ほど歩いて現地に到着する。既に先客が2~3人ほど、そのうちの一人は1200㎜望遠という、とんでもない天体望遠レンズを搭載して撮影に備えていた。


        うっすらと夕焼けに染まった山中湖の夕暮れ。風も少し収まってきた。


        富士山に迫る地球照の三日月


        すっかり暗くなり富士山に露出を合わせるともう地球照の月では無くなってしまう。


        超広角レンズに変える。揺れる湖面に延びる湖畔の明かりが美しい。月齢3くらいの月だと空の星も写ってくれる。


        富士山頂に沈む三日月。うっすらと天の川が立ち昇る。

     隣の1200㎜天体望遠レンズを搭載した若者は何を狙っているのだろうか?通常の月だけならばこんな望遠レンズは不要のはずだ。話を伺ってみると、山頂にある鳥居と月を絡めて狙っているそうだ。モニターを見せてもらうと確かに鳥居と建物が見えている。ならばこちらも・・・予定では300㎜レンズで富士山山頂部分と月を狙うはずだったが2倍エクステンダーを装着して600㎜で狙うことにした。ただし、この撮影にはかなり問題があって、暗いところでの撮影だと現在の三脚では固定が悪くブレてしまうことだ。三脚を低くして構え、Iso感度を1600まで上げてシャッタースピードを1秒以内に調整するが、これでどの程度の画像が得られるのか?


        予定していたのは300㎜望遠で山頂全体を入れての撮影だったが・・・


        エクステンダー装着し600㎜に変更。小さく山頂の鳥居が見える。


        トリーミング画像。


        600㎜で撮影する月の大きさはこれくらい。少しブレていてシャキッとは写ってくれない。


        いよいよ富士山頂に月がかかり始めた。


        月の明るい部分の中に鳥居が居るはずだが・・・残念。明るさに負けて飛んでしまっている。


        トリーミング画像。地球照の中にはうっすらと鳥居の形が見える。


        地球照の月と富士山頂の鳥居


        なんとか見えるが、とてもではないが富士山山頂の鳥居には見えない。

     地球照の月の中になんとか鳥居らしきものが見えるが、とてもではないが富士山の鳥居と言えるほどの鮮明な画像は得られず、今回のチャレンジは失敗と言える。おそらく、もう少し明るい時間の地球照の月でなければ、現在の装備ではこの撮影は困難であろうと思われる。


        月が沈んだ後の山中湖と富士山


        うっすらと富士山に立ち上がる天の川

     空にはうっすらと霞が出始めてしまった。澄んだ空だと思っていたのだが思ったほど天の川は輝かなかった。

     もう1ヶ所、今シーズン撮っておきたい画像があったので朝霧高原に移動する。しかし、道の駅朝霧に到着した頃には富士山の上の空は雲におおわれて星は見えなくなってしまった。狙っていた星の撮影は困難、撤退する。期待した台風一過の星空だったが、深夜までは持ってくれなかった。

    0 0

     空気が澄んでスッキリと晴れ渡った空が広がった甲府盆地。午後になっても雲が湧かず、この機を逃さずに撮影に出かけてきました。


        GPSに登録した場所は電線が邪魔だが、位置をずらすと太陽軌道がずれてしまうので、ここで2本の三脚を立てる。


        1本は600㎜望遠レンズ。少し霞が出てしまったが撮影には十分な透明度。甲斐駒ケ岳の山頂は双耳峰になっている。


        太陽が沈み始めた。


        もう1本は200㎜望遠。


        前方の山頂に沈みそうだ。


        お見事!2つに割れた。


        甲斐駒ケ岳山頂で割れるダイヤモンド


        同上


        こちらのほうが甲斐駒ケ岳らしく見えるが、フレアが出てしまうのがこのレンズの難点。


        もう少し右に寄って良かったかも知れない。


        ひとまずはミッション成功。


        あっという間に終わり。なんとなく影甲斐駒ケ岳。

     予想はしていたが、富士山剣ヶ峰の割れるダイヤよりも撮影は簡単そうだ。しかし、今回は左のピークでは無くて右のピークに沈めるはずだったのだがどうやらカシミール3Dは左のピークを描出していたようだ。うまく軌道を合わせれば、双耳峰の真ん中と両脇に光を出して3つに割れるダイヤの撮影が可能なのではないだろうか?これからも挑戦は続く。

       

    0 0

     またしても台風接近のため週末の山は難しくなってしまった。しかし、10月27日の金曜日は朝から青空が広がる好天となった。午後になっても雲はほとんど湧かず、甲斐駒ケ岳の3つ割れダイヤの撮影に出かける。前回よりも1.5㎞ほど距離を離して、今回の撮影は須玉町からである。現地の下見はしていないので、候補地を5ヶ所ほどGPSに登録して出かけるが電線や木に邪魔されてなかなか好位置が見つからない。


        今回の撮影地。予定ではこの1本先の道路だったが電線が邪魔になり、周辺をうろついてこの場所に構える。


        北西側には八ヶ岳が良く見える。富士山はこの場所からは見えない。


        今回はフレアの出ないBorg36ED(200mm)を使う。


        もう1本はエクステンション装着した600㎜


        夕陽が甲斐駒ケ岳山頂にかかる。


        どうやら右に寄り過ぎたようだ。


        やはり完全に右に寄ってしまっている。


        残念ながらギリギリで2つには割れず。3つに割るには10m以上ずれているように見える。


        あと5mほど左に寄れば2つには割れただろう。しかし、今回は建物があってその場所は不可。


        ただのダイヤモンド甲斐駒ケ岳に終わる。


        軌道を修正してまた挑戦することにする。


        夕陽の八ヶ岳。残念ながらあまり焼けず。

     前回は甲斐駒ケ岳左のピークで2つに割れたので、今回は右のピークを狙ったつもりだったのだが少し行きすぎてしまった。次回は、前回と今回の中間を通る軌道で撮影を試みてみたいと思う。台風が去った後の数日間は良い天気になりそうなので狙い目だろう。

     そもそもこの距離から狙って三つ割れの甲斐駒ケ岳ダイヤモンドが撮影可能なのだろうか?今回撮影してきたものをペイントショップで加工してみると、十分に可能であることがわかる。あとはいかに正確に軌道の場所に立てるかどうか、天候に恵まれるかどうかにかかっているだろう。


        太陽を切り抜いて山頂と重ね合わせてみると、3つに割ることは十分に可能なようだ。

    0 0

     2週連続の週末台風により山は歩けず、運動不足になったこの体はさらにブヨブヨに・・・。しかし自然相手なのだからこればかりは仕方なし。台風22号が足早に去って29日深夜9時には綺麗な月が姿を現した。富士山ライブカメラでも山頂に雲が巻いているものの、富士山が姿を現している。朝はきっと素晴らしい景色が待っているだろう。10時半に寝て未明3時半起床し、朝霧高原に出かける。狙うのは久しぶりの剣ヶ峰ダイヤモンド富士と、その前にちょうどふもとっぱらの池のところで富士山山頂に金星が昇って来るはずだ。

     5時ふもとっぱらに到着する。この頃にはまだ空が暗く、星がキラキラと輝いていた。池のほとりに2台のカメラをセットして金星の出を待つが・・・確か5時20分ごろと記憶していたのだが待てど暮らせど金星が現われない。空はどんどん明るくなって星は見えなくなってしまった。場所を間違えたか?と思ったら5時38分になってようやく富士山頂に金星が現われた。もはや薄明の時間どころでは無くて夜明けに近く、金星の輝きも薄い。水面に映るダブル金星ダイヤモンド富士になるはずだったが時間計算を間違えて完全に失敗に終わる。


        5時15分ごろ。空にはまだ星が輝いている。もうすぐ金星が現われると思っていたのだが待てど暮らせど金星が出て来ない。


        5時38分ごろにようやく金星が現われる。もう夜明けの光に重なって輝きが薄い。湖面には金星の輝きが映っている。


        富士山頂に現れた金星


        ほとんど輝かない。


        あっという間に夜明けの明かりに吸い込まれて消える。

     折角早起きしてやって来たのにがっかり。さらにもうひとつ狙っていた剣ヶ峰のダイヤモンド富士も山頂に雲が湧き上がり難しそうである。ひとまず撮影予定地の朝霧高原道の駅に移動する。ダイヤの時間まで1時間ほど時間があったので撮影地界隈を下見しながら時を待つが、どうみても雲に邪魔されて剣ヶ峰で割れるダイヤの撮影は困難である。ならば、左に寄って真ん中あたりから昇るダイヤを狙うことにする。


        次に狙うはダイヤモンド富士。剣ヶ峰ダイヤは雲に阻まれて割れないので左に移動してカメラをセット。


        山頂の雲が少しだけ彩雲になっている。


        もう1台のカメラ


        形を変えて躍動する山上の雲


        同上


        雲を輝かせて太陽が現れる


        同上


        雲上に輝くダイヤモンド


        同上

     ダイヤモンドを撮るには撮ったが消化不良であることは否めない。剣ヶ峰で割れるダイヤモンド富士は、本番の竜ヶ岳での撮影が始まる前に、朝霧高原で練習しておきたいと思っている。晴れた日を狙って、再挑戦。

    0 0

     雨や台風が続いて3週間も歩いていなかったのに、それにもかかわらず何故か左膝に痛みが出始めたのが10月28日。湿布でもしておけば治るだろうと思っていたのだが次第に痛みが増悪し31日の午後には立ち上がるのも大変になり、遂に11月1日には何かにつかまらないと立てないほどの激痛となり、松葉杖を使うこととなってしまう。整形外科を受診したがレントゲンは異常なく、関節の痛みでは無くてどうやら腱か靭帯の炎症のようだ。とりあえずは痛み止めを飲んで安静することになった。

     11月2日は朝霧高原あるいは猪之頭林道あたりでパール富士が見られる日だった。既にシュミレーションしてGPSに座標を登録してあったが、この膝の痛みでは無理だろうと思っていた。ところが、午後になると少し痛みが和らいできて、松葉杖1本で短距離ならば歩けるようになった。道路沿いで車から下りてすぐ撮れる場所ならばなんとか行けるかも・・・知れない。3時過ぎから朝霧高原に向かう。ところが、甲府を出る時にはライブカメラで見えていた富士山が精進湖まで行くと笠雲をかぶっている。これではパールは無理だろう。笠雲を抜け出た月を狙って予定地よりも北側で車を止めて月を待つことにする。片手で松葉杖をついて片手で三脚を担ぐが、路肩の段差を越えるのに一苦労だ。なにせまだ左足が曲げられず、不安定に足を着地させると激痛が走る。(こんなので撮影に行こうというのが間違っているかも知れないが、折角の撮影チャンスを逃すのも悔しい。)


        本日の撮影地から見る富士山。あの笠雲の中に月が隠れているはずだ。


        日没が迫り、笠雲が薄赤く染まる。


        もう1台のカメラ。


        雲の隙間から一瞬だけ月が現われる。


        同上。予定ではこの残照の時間に富士山頂に現れる月を撮るはずだった。


        笠雲の上に現れた月


        同上


        雲に巻かれる月


        笠雲の上に昇った月


        同上


        雲が虹色に輝いた


        月光に照らされた笠雲が美しい。

     月が富士山の山頂を越えたところで撤収する。撮影に熱中していたら足の痛みも少し和らいだような気がする。

     帰り際に精進湖に立ち寄る。ダブル笠富士を狙うが、霞が少し増えてきて鮮明な画像は得られなかった。


        月光照らすダブル笠富士


        湖面に映る月

     パール富士にはならなかったが、これはこれで良い景色が見られたのではないかと思う。足の故障はもう少し長引くのではないかと思っていたのだが、翌朝には松葉杖無しでも自力でなんとか歩けるくらいまで回復してくれた。しかし、3連休の入山はまだ無理なので、歩かなくて済む場所で月と太陽を追いかけることになるのだろう。

    0 0

     左膝の痛みはだいぶ和らぎ、午前中は松葉杖歩行していたものの、午後からは杖無しで自力で歩けるまでに回復した。これならばあまり歩かない場所ならば十分に三脚を担いで撮影に行ける。十四夜のパール富士を狙って富士宮市の猪之頭まで出かけるが、ちょうど三方分山界隈を歩いていたのぞむ先生が下山していたところだったのでお誘いして2人で撮影に出かけることになった。

     本日の月は日没後40分ほど過ぎて真っ暗になった頃に富士山頂に昇って来る月なので、山頂の真ん中から出しても月の紋様が吹き飛んだ月になってしまう。狙うのは剣ヶ峰の建物をシルエットに昇る月、ないしは剣ヶ峰で割れる月光ダイヤモンド富士だ。そもそも割れる月光ダイヤモンド富士なるものが撮影可能なのかどうかにはかなり疑問があり、少しでも雲が出てしまうとまず撮ることが出来ないうえにカシミール3D軌道と月の軌道のずれがどのくらいあるのかもデータが撮れていない。現地に1時間少々前に到着したが、立ち位置とレンズの選択に散々迷った挙句、撮れるかどうかわからない割れる月光ダイヤモンド富士、願わくば月光ティアラを狙って600㎜レンズと200㎜レンズの2本を使って撮ることに決める。GPSに登録しておいた座標点に三脚を構えていざ月の出を待つ。


        こちらが剣ヶ峰を狙った600㎜レンズ。シャッタースピードが1/4秒になるようにIso感度を調整し、静音シャッターで撮影する。


        こちらが200㎜レンズ。600㎜に比べると明るいレンズで、絞りF5.6にしてシャッタースピードとIso感度をその都度調整する。


        もうすぐ月の出だが、富士山の上には雲が出てしまった。

     雲が出ないという前提で撮影場所とカメラを設定していたのだが、月の出の10分ほど前から富士山頂に雲が広がり始めてしまう。しかしその雲、暗闇の中で肉眼で見ていても何やら怪しい輝き方をしている。カメラとレンズの設定を変えて撮影してみると、何という美しい色をしていることだろうか。虹色に輝く月光彩雲になっていた。


        富士山頂に出た雲が何か怪しく輝いている。


        こんな大きなものは初めて見る月光彩雲。月明かりでも虹色に光るのか!驚きだ。


        夢中でシャッターを切る。


        月光彩雲を意識し過ぎてIso感度を上げたのは失敗で、シャッタースピードが遅くなり雲が流れて不鮮明になってしまった。


        剣ヶ峰から月が昇る。


        月が昇って来た頃には不富士山頂の雲が小さくなり、彩雲の輝きも消えて行く。


        もはやこれまで。

     もう1台のカメラは600㎜で剣ヶ峰だけ狙っていたため、彩雲こそ撮れなかったもののそれなりに面白い画像が撮れていた。


        月の出。予定では剣ヶ峰の建物の真ん中に昇って来るはずだったが、内側になってしまった。


        雲が出たのでキラリと輝く月光ダイヤモンドにはならなかった。


        きっちりと剣ヶ峰のシルエットは捉えることが出来た。


        Iso感度を上げて月の紋様に露出を合わせる。少しブレてしまった。


        直後に剣ヶ峰は雲に巻かれてしまった。

     狙っていた剣ヶ峰で割れる月光ダイヤモンド富士の撮影は叶わなかったものの、ほとんど見ることが無い月光彩雲を見ることが出来て十分に満足した撮影となった。現地に出かけてみないと、何が起こるかわからないものである。

    0 0

     多重分割ダイヤモンド富士『ティアラ』の撮影は20回以上挑戦して今年の4月にようやく撮影に成功している。そして月光ティアラも何度かトライしているが、軌道が全く合わない他に暗い中でのピント合わせが難しいこと、さらにはシャッタースピードとIso感度の調整が全くわからず、撮ることは不可能なのではないかと思い始めていた。しかも、月齢13の月では暗くなる前に昇って来るので不可、月齢16を超えると今度は月の上部が欠けてくるので不可、最大で月に2度しかチャンスが無い。たとえ撮れたとしても何年もかかる作業だろうと思っていた。

     前日も月齢14の月を狙ったが軌道が狂っていたうえに雲に阻まれて撮影は不可だった。しかし、前日の失敗は大きな成果をもたらした。それは薄雲が出たおかげで剣ヶ峰の裏側に出た月のシルエットがはっきりと見え、以前に失敗した時のデータと照らし合わせてほぼ正確な月の軌道が割り出せたからである。軌道修正してGPSに撮影場所を登録しなおし、月齢15の月を狙って再度猪之頭に向かう。月が出てくるのは6時15分だが、ピント合わせで何度も失敗しているので今回は日没前の4時半に現地到着し、しっかりとピントを合わせておく。フレアが出ないように今回はBorg36EDとBorg56FLにエクステンダー装着した2本のレンズをセット、8角形の光芒が出るように改造絞りを使用する。


        Borg56EDにエクステンダー装着した600㎜望遠レンズ。風でブレるので三脚はいちばん低く構え、ミラーアップして静音シャッターを切る。


        実際の撮影は真っ暗な闇の中なのでIso感度を6400まで上げる。シャッタースピードは1秒に調整する。


        ほとんど真っ暗な中に月が昇り、光が現われた。


        モニター確認せずにひたすらシャッターを切る。見事に6~7分割していた。


        静音シャッターを使うと連写が出来ないので次のカットがこれ。撮れていたのは1カットのみだが、それでも大収穫だ。


        もう終わり。


        シャッタースピードとIso感度を変えて月を撮る。

     もう1台のカメラはレリースが装着できないミラーレス一眼なので、シャッターを押しっぱなしにするためにゴムバンドを使って細工する。これで連写が可能である。


        しっかり影富士が出る。


        Iso感度6400、シャッタースピード1.6秒で連写。剣ヶ峰の左右から光が出現。


        見事に多重分割してくれた。


        こちらもまともに撮れているのは1カットのみ。


        もう終わり。

     太陽と違ってIso感度を6400まで上げてもシャッタースピード1秒以内で切るのは難しい。そのため月光ティアラは多くて3カットが限界である。立ち位置だけでなく、このIso感度とシャッタースピードの調整が大きな課題であったが、失敗を積み重ねたことでなんとかここまでたどり着くことが出来た。失敗データの積み重ねこそが成功への鍵を握っていると言える。撮れないのではないかと思っていた月光ティアラは撮影できることが証明された。どんなもんじゃ~!

    0 0

     折角の好天なのにまだ左膝周辺に張りがあって山に登るには不安がある。昨日の夕方撮影した月を追いかけて、今度は朝の甲斐駒ケ岳の撮影に出かける。韮崎インターあたりが第一候補だったのだが、少しくらいなら歩けるかと思い、甲府市千代田湖の上にある白山展望台に行ってみることにする。


        甲府盆地にはまだ町灯りが灯る。


        市街地越しの富士山。少し雲が巻いている。


        今朝狙うのはあの甲斐駒ケ岳に沈んで行く月。


        場所を移動する。この位置で甲斐駒ケ岳山頂に月が接触するはず。


        朝日にうっすらと染まった甲斐駒ケ岳。


        月が迫る。200㎜望遠レンズ。

     1台のカメラのセットが終わり、もう1台のセットにとりかかる。三脚とカメラを固定したまでは良いが、いくらやってもピントが合わない。何故??何度も設定し直しているうちに甲斐駒ケ岳山頂近くまで月が近付いてしまう。良く見れば、カメラの設定がビデオモードになっているではないか。もはや正確にピント合わせしている時間は無くなり、昨日の月を撮影したのと同じピントの位置でシャッターを切る。


        600㎜望遠はピント合わせに失敗し、微妙にピンボケ。しかも予定していた画角に月が入り切らない。


        角度を変えるが今度は上を向き過ぎ。もはや止む無し。


        あっという間に月は沈んでしまう。


        こんなこともあろうかと保険をかけておいた200㎜望遠レンズ。もう少し左寄りのポジションが良かったがその場所は林の中。


        月が沈んで行く。


        紅葉した山に朝日が射す。


        千代田湖と紅葉


        茅ヶ岳と太刀岡山、曲岳。

     昨日と一昨日はパール富士を狙ってなかなか良い画像が撮れたので少し気が緩んだかもしれない。現地の到着時間が少し遅かった。あと10分あれば焦らずに2台のカメラがセットできたであろうが、今回は失敗である。十五夜前後の月が西の高い位置に沈むこの冬の間に、きっちりと撮れればと思っている。

    0 0

     来年4月の専門制度資格更新のために1単位だけ足りない共通講習を受講するため、神戸に行くことになった。左膝の状態もあまり良いわけではなく、平地を歩くには問題無いが斜面や階段を下る時にはちょっとした角度で痛みが出てしまう。山は登れそうだが下りられなくなりそうだ。

     仕事を片付けて11日土曜日の昼ごろに甲府を出発。いろいろとコースを考えたが、静岡駅から新幹線を利用するのがいちばん手っ取り早そうだ。折角だから清水あたりで回転寿司にでも寄って・・・と思って新東名高速に乗らずに下道を走ったがこれが大失敗。道路工事の大渋滞が発生しており予定していた電車に乗れず、寿司屋に寄るどころの騒ぎでは無くなってしまう。さらに適度に安い駐車場が見つからず、結局予定していた電車から2本遅れて神戸到着は7時半になってしまった。さらに、三ノ宮の地下道で道迷い、どの電車に乗ってどっちに歩けば良いのかさっぱりわからない。こうなれば・・・奥の手、地上に出てGPSを取り出し、2駅ほど先のホテルまで歩くことにする。30分ほど歩いて、8時半に無事チェックインした。

     神戸牛も食べたかったのだが予定していたよりもだいぶ到着が遅くなってしまったので、神戸まで来て回転寿司で食事を済ませ、近くに見えるポートタワー界隈を散策してみた。


        宿泊したホテルは元町界隈。こちらは西安門で、散策マップとGPSを片手に町を散策する。


        ポートタワーに続く遊歩道。


        下から見上げるポートタワー。展望エレベーターは既に終了していた。


        神戸海洋博物館とホテルオークラ神戸 


        神戸メリケンパークオリエンタルホテルとチャペル


        湾の向こう岸に見える観覧車


        色が変わる


        乗ろうかとも思ったが・・・おっさん一人ではただの不審者。


        なにせ歩いているのはアベックばかり。


        対岸から見るポートタワーと海洋博物館。左はノートルダム神戸という建物らしい。


        モールの建物内は冬らしく雪のプロジェクション。

     2駅分の距離を1時間ほど散策して帰りは阪神電鉄に乗ってホテルに戻った。神戸の港は様々なイルミネーションが美しかった。

     病み上がりにしては平地ながら1日にして結構な距離を歩いたと思う。階段を登るのは良いが下る時はどうしても手すりが無いとまだ不安だ。山登りへの復帰はまだ少し先になりそうだ。

    0 0

     何度も計画は立てていたが、天候に恵まれなかったり日程が合わなかったり朝起きられなかったりと、なかなか行けずにいた朝霧高原の割れるダイヤモンド富士の撮影だったが、ようやく天候と日程に恵まれた日がやって来た。予定では前夜から朝霧高原道の駅に泊まり星空の撮影も行うはずだったが、空模様が悪く前日の夕方に朝霧高原まで行って引き返し、自宅に戻って寝た。朝6時に目が覚めて富士山ライブカメラを見てみると、想定外のスッキリした富士山が姿を現している。急いで出発するが、現地到着はダイヤの15分前、レンズを調整して2本の三脚を立てた頃にはもうダイヤの直前になってしまう。


        200㎜望遠レンズ。直前に雲が湧き始めてしまう。


        600㎜望遠レンズ。いずれも絞り改造ボーグ。

     なんとか間に合ったのだが、シャッターを切り始めて失敗に気付く。600㎜望遠の設定がマニュアルになっておらず、シャッタースピードが遅すぎる。急いで設定を直してシャッターを切り始めた時にはもう太陽が剣ヶ峰に姿を現してた。数秒の差で間に合わず。


        建物の左から光が出る。予定通りの位置。


        さらに右からも現れる。おそらく3分割。


        雲に邪魔されて上方への光芒が出ないが、左が融合して2分割。


        もう光が融合している。


        雲に巻かれて太陽の形が透けて見える。


        600㎜、光が現われる直前。


        設定を直してシャッターを切り始めた時にはもう太陽が現れていた。


        こちらのカメラは雲に阻まれて光芒が出ない。既に太陽は剣ヶ峰の建物の上に現れている。


        位置的には良かったと思うのだが・・・


        雲を透かして見える太陽。

     この割れるダイヤモンド富士を撮影するようになってからずっと疑問に思っていたことがある。それは、剣ヶ峰の形と太陽の形のマッチングで、ティアラの撮影に成功したのは田貫湖に近い静岡側であるが圧倒的な撮影回数があるふもとっぱらから北側の場所では一度も撮影に成功していない。おそらくこちらの方向ではティアラの撮影は不可能なのではないかと思い始めていた。今回は都合良く雲に阻まれて太陽の形が透けて見えたので、画像を加工してこの場所での剣ヶ峰とのマッチングを考えてみた。


        今回の撮影地からだと剣ヶ峰の建物が立つ場所は立方形をしており、どうやっても太陽の湾曲にはマッチしない。割れても3つか、良くて4つくらいが限界。


        左右の大きな湾曲にマッチさせることが可能だが、これだと真ん中の光が大きくなってしまう。

     この結果を見る限りでは、朝霧高原の県境付近の富士宮道路周辺からのティアラ撮影は困難という結果になる。もっと距離を近づけると可能なのかも知れないが、それを狙うならば田貫湖界隈でダイヤになる頃を狙ったほうが容易なのではないかと考える。

     それでは、もう少し距離を離して竜ヶ岳から狙うとどうなるのだろうか?


        左右2つに割ることは容易だろう。さらに左に小さく1つか2つ、うまくすれば右にも2つくらい出るかも知れない。

     竜ヶ岳だと剣ヶ峰全体の湾曲に太陽を合わせることが可能となり、理論的には3つに割ることは十分に可能である。今年の冬はこの竜ヶ岳の剣ヶ峰ダイヤ、まずは3つ割りに挑戦してみたいと思う。それまでにはきっと足も治っているだろう。

    0 0

     右膝の痛みは平地を歩く分にはほぼ消失した。しかし階段を下りる時にはまだ若干の不安がある。2時間程度で登れる山ならば登るには問題無さそうだが下りがどうなのだろうか? 足の様子を確かめるため釈迦ヶ岳に登ってみることにする。この山の西側からのルートは林道歩き、雑木林の斜面、そしてロープの付いた岩場があり、短時間で登れる割には登山の面白さが凝縮されており、しかも山頂では夫婦地蔵が出迎えてくれて富士山の眺望も良い。体調をテストするには持って来いの山である。本日のテーマは山に登ることでは無くて、この膝の状態で安全に下りられるかどうかをテストすることである。



        林道脇のスペースに車を止めて出発。


        まずはコンクリートの林道歩き。


        林道終点から雑木林の登山道になる。黒戸尾根以来6週間ぶりの登山で息が上がるが休まずに尾根まで登る。


        雑木林の斜面。落ち葉が積もってスリップし易い。


        約50分で尾根道に到着。右膝の裏側に張りを感じるが痛みはほとんど無し。登るには問題無さそうだ。

     尾根まで登ったところで休憩し、膝の状態を確かめる。屈伸してみるが痛みはほとんど感じない。10分ほど休憩して山頂を目指す。ここからが岩とロープのある釈迦ヶ岳核心部だが、問題無く登れるはずだ。


        見上げる釈迦ヶ岳山頂と屏風岩


        1本目のロープ場


        2本目のロープ場


        途中の展望台から見る甲府盆地越しの南アルプスと八ヶ岳


        山頂到着。夫婦地蔵と富士山が出迎えてくれる。


        冬至が近いこの季節だとお昼時でも太陽の位置はこんなに低い。


        もう紅葉は終わり、すっかり晩秋の雰囲気だ。

     休憩時間を含めて1時間40分ほどで山頂到着した。登りは全く問題無し。軽く昼食をとって下山だ。落差のある岩場を左足でしっかりと踏ん張れるかどうか?いつもならばほとんどロープに頼らないのだが、今回はロープにしっかりつかまって下山する。やはり落差のある岩のところでは若干の痛みが走る。さらに、最大に屈曲して伸ばす時にも痛みがある。しかし、この程度の岩と距離ではどうにもならないというほどでは無い。おそらく、これから始まる竜ヶ岳界隈のダイヤモンド富士撮影ならばカメラ機材2台分の荷重をかけたとしても登れそうだ。山に登り始めた頃、どの山に登るにもおっかなびっくりで慎重に歩いていた。その初心者の頃に戻ったような気分でまた新たな登山が始まったような気がする。





    0 0

     インターネットの情報で御坂インターの近くにある金川の森にちょっと珍しい花があるとの情報を見かけた。細かい場所は全くわからないし、まだ見たことが無い花ではあるが、その花が咲く環境はわかっている。おそらく川沿いの遊歩道を歩けばどこかにあるはずだ。10月に見ごろを迎えているはずなのでもう花は終わってしまっているであろうが、場所を見ておくことと南アルプス、特に甲斐駒ケ岳の眺望の良い場所を探していたので、両方を兼ねて散策してみた。かなり広い公園で遊具やドッグランなどが備わっており、サイクリングロードが整備されていて自転車のレンタルもある。花探しなので川沿いを周回する約2kmのコースを歩いてみることにする。


        駐車場脇の案内図。地図に書かれている川の向こう岸にも遊歩道があって、そちらを周回して戻る予定。


        川の石を使ったこんなオブジェが置いてある。


        広葉樹の並木道


        遊歩道の脇にはこんな葉っぱが・・・


        これって、ヒロハノカワラサイコじゃないか? 県によっては絶滅危惧種になっているはず。


        川の向こうに見えるのは御坂山塊。右の大栃山と真ん中の尖っているのが先ほど登った釈迦ヶ岳。左は大木川という無名の山。

     探している花は河原の中か、堰堤のあたりにあるはずなので、堰堤の河原側を歩いてみたがそこはほとんど歩く人が居ないようで、茨や蔦の生い茂る大藪だった。何度も棘に絡まれて痛い思いをしながら進むがそれらしき花は見つからない。こんな公園の中でで藪漕ぎするとは思ってもいなかった。あきらめて遊歩道に戻ると、以外にも日当たりの良い遊歩道沿いの堰堤の石積みのところにその花が群生していた。


        こんな環境のところに咲いているとは思っていたが、探すのに苦労した割に簡単な場所にあった。


        初見の花、ツメレンゲ。花は終わってしまっている。思っていたよりも背の高い花だった。


        少しだけ咲き残りがあった。


        あの橋を渡って戻る予定。


        ところが・・・工事中で通行止め。少し遠回りしてその向こうの道路を渡る。


        こちら側の遊歩道からは南アルプスが良く見える。


        道路を通って駐車場に戻る。

     今回探していたツメレンゲは山梨県ではランクは低いが絶滅危惧種に入っている。クロツバメシジミという珍しい蝶の食草としても知られており、ひょっとしたらこの界隈でもその蝶が見られるのかも知れない。おそらく、この界隈の川沿いを探せば、もっとたくさんのツメレンゲに出会うことが出来るのだと思う。簡単に立ち寄れる公園なので花の満開の時期に訪れてみたいと思う。駐車料金は無料だが夕方5時に閉門されるので注意が必要だ。


    0 0

     朝霧高原ダイヤモンド富士、釈迦ヶ岳、金川の森と巡り、上九の湯で汗を流して帰宅するはずだった。ところが、夕暮れが近付くと空が晴れ雲が消えて行く。富士山ライブカメラを見ると山頂を覆っていた雲がスッキリと晴れてきた。これならば・・・何度も朝霧高原まで足を運びながら撮れないでいた富士山の上に昇って来るオリオン座が撮れそうだ。上九の湯に浸かった後に朝霧高原ふもとっぱらに移動する。


        朝霧高原ふもとっぱらの池。プレアデス星団(スバル)が昇って来ている。オリオン座が富士山頂に姿を現すのは9時ごろなのでまだ2時間くらい時間がある。


        中央上にカシオペア座。空気が澄んだがカシオペア座を貫く天の川はあまり写らない。


        毛無山を流れる天の川


        中央の電灯が明る過ぎるので位置を変えて木の幹でライトを隠す。それでも他のライトが明るくて星の輝きは控えめになってしまう。


        8時過ぎ、いよいよオリオン座が姿を現した。

     以前から撮れるのかどうか疑問に思っていた写真がある。富士山の上に昇って来るオリオン座の大星雲である。赤道儀を使えば赤い大星雲を撮影するのは容易であるが、赤道儀無しでワンショットで撮影してどの程度まで描出できるものなのか?6等級の彗星が撮影可能なので2等級くらいの明るさがあるオリオン座大星雲を撮ることは容易だろうが、あの赤い雲のように広がる星雲をどこまで描出できるのか、ずっと撮ってみたかった。300㎜望遠レンズをセットして1台のカメラは準備完了、さらにもう1台に200㎜望遠レンズをセットするが、こちらはミラーレス一眼なのでピント合わせに手こずる。そうしているうちにオリオン座大星雲が昇って来てしまい、結局300㎜望遠のカメラしかセットできずに終わる。


        富士山頂に姿を現したオリオン座大星雲。Borg300mm, F5.6, Iso6400, 2秒で撮影。


        中心部の赤い部分は写るが周辺の薄い部分の描出はいまひとつ。


        いろいろ画像調整してやっとこの程度。


        レンズを70-200㎜に変える。こちらのレンズのほうが明るいので撮影はし易い。


        135㎜、F3.5、 Iso6400, 4秒でこの程度写る。

     念願だった富士山頂に昇るオリオン座大星雲を撮るには撮ったが、あまり面白い画像にはならず、ちょっと拍子抜けした感じである。今度は月明かりをライティングに利用して富士山をもう少し明るく描出してみたらどうなるのか?試してみたくなった。


        富士山頂に昇るオリオン座。飛行機が邪魔してしまった。拡散フィルター装着して試したが、ほとんどピンボケに終わった。


        ふもとっぱらの草原とオリオン座


        池に映る富士山と山頂に昇るオリオン座のこの構図が狙いだったのだが、やはり電灯の明かりが明る過ぎて星が負けてしまう。


        池に映るオリオン座も光に負けてしまっている。

     このふもとっぱらの池は構図的には良いのだが、想定外に電灯が明るくて星の撮影にはあまり向かなそうだ。しかし、朝霧高原ではオリオン座大星雲が富士山の山頂に現れるベストポジションであり、冬の大三角形が富士山をまたいで昇って来るところも良い。月明かりを使って条件を変えて撮ってみると、また違う写真になるのではないだろうか。

    0 0

     ダイヤモンド富士の撮影場所はいよいよ静岡県の県境を越えて山梨県側に移動してきた。そろそろ竜ヶ岳の山頂よりも南側で白山岳にかかるダイヤモンド富士の撮影が可能な季節になった。

     剣ヶ峰は南側(静岡県側)に行くほど幅が広くなりなだらかとなる。反対に北側(山梨県側)に行くほど幅が狭くなり尖ってくるという見え方の違いがある。先週の記事で述べた通り、県境付近の富士宮道路付近では多分割ダイヤモンド富士ティアラの撮影は剣ヶ峰と太陽のマッチングが悪く、困難であろうと考えている。それではもっと北側に位置を変えてみたらどうなのだろうか?建物の立つ湾曲のところでは無くて剣ヶ峰全体の湾曲に太陽の形がマッチングする場所があるのではないだろうか?おそらく、今回撮影に出かける富士ヶ嶺の界隈では距離が近くて困難であろうと予想されるが、撮ってみないとわからないこともある。


        600㎜望遠テスト撮影。斜め方向から剣ヶ峰の建物を見るようになり、剣ヶ峰全体が少し尖ってくる。


        もうすぐ太陽が現れる。


        こちらが200㎜望遠。想定していたよりも左から太陽が現れてしまう。


        あと5mくらい右寄りで良かったようだ。


        突起の右からも出現。雪煙に邪魔されてしまったが。3つか4つ光芒が出ている。


        同上、200㎜


        さらにその右からも光が出る。この時点で剣ヶ峰の右斜面から光芒が現われていれば成功だが、おそらくもう少し右に寄ったとしても難しいだろう。


        同上、200㎜。これでも十分に格好良いダイヤと思うが、狙っている画像とはかけ離れている。


        右から光芒が出た頃にはもう左側の光は融合してしまっている。


        同じく200㎜望遠。


        本日の撮影場所。

     土曜日だったのでダイヤモンド富士撮影者、ないしは同じようなティアラ愛好家が撮影にやって来るのではないかと期待していたのだが、カメラマンは誰も居らず一人での撮影となった。これは想定していた通りの結果であるが、想定していたよりも太陽軌道が左側を通ったことがちょっと気になる。GPSは衛星の状態によって2~3mくらいの位置のずれは普通に起こるのだが、今回はずれ過ぎという気がする。太陽が低い位置にある12月から1月にかけて、剣ヶ峰全体に太陽をマッチングさせて多分割ダイヤが撮影できるのかどうか、決着を着けたいと思うが、まだまだ調査とテストが必要である。


        カシミール3Dによる本日の撮影位置からの太陽軌道。予定位置よりも左に構えてしまったが、それを考慮しても太陽の軌道は左だった。

older | 1 | .... | 36 | 37 | (Page 38) | 39 | 40 | .... | 52 | newer