紅葉の富士川町高下界隈を散策 令和2年11月11日
年休をとって早朝からダイヤモンド富士撮影の予定だったが・・・起きた時間が4時半と早過ぎたので2度寝入りすると、今度は6時を過ぎてしまい間に合わなくなってしまった。諦めてゆっくり寝て起きたのは10時である。なんとももったいない年休になってしまった。折角の好天なのにこのまま自宅で過ごすのはもったいないので、来月から始まる高下界隈のダイヤモンド富士下見を兼ねて出かけることにする。...
View Articleスルガヒョウタンボク(スイカズラ科)
亜高山帯の林内に生育する落葉小低木である。花期は5~6月。葉腋から花柄を伸ばし、先端に黄緑色~赤褐色の花を2個つける。咲きはじめの個体は黄緑色だが、花期終盤には赤褐色に変わって行く。山梨県・静岡県・長野県に生育しており、山梨県では主に櫛形山周辺の南アルプスに生育している。個体数はあまり多く無く、鹿の食害を受けているため一部では保護柵設置による保護対策が行われている。 スルガヒョウタンボク...
View Article本栖湖近傍の沢を探索 令和2年11月14日
本栖湖の周辺に山梨県ではあまりお目にかかれないシダが生育しているとのうわさを耳にした。あるとすれば渓谷沿いの少し湿った場所の岩壁か木に着生している可能性が高い。本栖キャンプ場の竜ヶ岳登山道周辺は竜ヶ岳ダイヤモンド富士撮影の時に探索してみたが見つからなかった。ではもう1ヶ所の端足峠に登る側のキャンプ場周辺はどうなのだろう?探索に行ってみる。...
View Articleオベリスクの月再び 北杜市明野 令和2年11月18日
前日の月齢1.9の月はGPSを紛失するというトラブルで位置が合わず、鳳凰山オベリスクの上を通過する月になってしまった。この日は山中湖方面での富士山山頂あたりを通過する月を考えていたがこのまま失敗したままでは終われない。再度位置を計算して再び北杜市明野に向かう。しかし空模様がいまいちである。しかも日没を過ぎた頃から空一面に雲が広がり出してしまう。運気が落ちた今の状態では天は味方してくれないのか?...
View Article山梨県の絶滅危惧のアブラナ科植物一覧
2018年版山梨県レッドデータブックに登録されている絶滅危惧のアブラナ科植物は以下の通りである。 絶滅危惧ⅠA類(CR) ウメハタザオ (2005山梨県CR 2017環境省-) クモイナズナ (2005山梨県CR 2017環境省VU) ハナハタザオ (2005山梨県CR 2017環境省CR) キタダケナズナ(ハクホウナズナ) (2005山梨県CR 2017環境省EN)...
View Articleハナハタザオ(アブラナ科)
本州の中部地方から東北南部に分布し、山地の草地に生育する2年草である。花期は7~8月。直立した茎の上部に薄い紅紫色の花を総状に咲かせる。山梨県では富士山麓で生育が確認されており個体数はあまり多く無い。 2,018年山梨県絶滅危惧ⅠA類(CR) 2017年環境省絶滅危惧ⅠA類(CR) ハナハタザオ 令和1年7月 富士山麓で撮影 同上 群生していた個体。この年は多く咲いてくれた。...
View Article山梨県の絶滅危惧のシソ科植物一覧
2018年版山梨県レッドデータブックに登録されている絶滅危惧のシソ科植物は以下の通りである。 絶滅危惧ⅠA類(CR) ツルカコソウ (2005山梨県CR 2017環境省VU) 絶滅危惧ⅠB類(EN) ニシキゴロモ (2005山梨県EN 2017環境省-) キセワタ (2005山梨県EN 2017環境省VU) マネキグサ (2005山梨県- 2017環境省NT) キレハマネキグサ...
View Articleマネキグサ(シソ科)
関東地方以西の山地の木陰に生える多年草である。花期は8~9月。赤紫色の花はまねき猫の手のような形をしていることからこの名がある。山梨県では南アルプスの山地や渓谷沿いに生育しており個体数は少ない。近年鹿の食害が目立っている。 2018年山梨県絶滅危惧ⅠB類(EN) 2017年環境省準絶滅危惧種(NT) マネキグサ 平成28年8月 鳳凰山で撮影 同上...
View Articleツルカコソウ(シソ科)
丘陵地から高原の日当たりのよい草原に生える多年草である。花期は6~7月。ジュウニヒトエによく似ているが、花の付き方がまばらで色は淡紫色である。山梨県では八ケ岳と富士山麓に生育しており個体数は少ない。八ヶ岳では茎や葉に密に毛が生えるケブカツルカコソウのタイプが生育している。 2018年山梨県絶滅危惧ⅠA類(CR) 2017年環境省絶滅危惧Ⅱ類(VU) ケブカツルカコソウ 平成29年7月...
View Article山梨県の絶滅危惧のカヤツリグサ科植物一覧
2018年版山梨県レッドデータブックに登録されている絶滅危惧のカヤツリグサ科植物は以下の通りである。 絶滅危惧ⅠA類(CR) ジョウロウスゲ (2018山梨県CR 2017環境省VU) ミヤマクロスゲ (2018山梨県CR 2017環境省-) センジョウスゲ (2018山梨県CR 2017環境省CR) サギスゲ (2018山梨県CR 2017環境省-) コマツカサススキ...
View Articleサギスゲ(カヤツリグサ科)
山地帯の湿地や沼の浅瀬に生育する多年草である。果時の綿毛はワタスゲに似るが、ワタスゲが球形の綿毛を付けるのに対してサギスゲは倒卵形でやや下向きに付ける。山梨県では八ケ岳山麓と南アルプス山麓の一部に生育している。 2018年山梨県絶滅危惧ⅠA類(CR) 2017年環境省- サギスゲ 令和1年6月 椹池で撮影 同上 綿毛になり始めたばかりのサギスゲ 同上 群生するサギスゲ...
View Articleカンガレイ(カヤツリグサ科)
沼や湿地に生育する多年草である。叢生して大株になる。花期は8~10月。三角形の茎の上部に柄の無い小穂が集まって大仏の頭状になる。 カンガレイ 令和1年6月 椹池で撮影 同上 叢生して大株になる。 小さな花芽が茎の上部に付着している。 令和1年9月 椹池で撮影 同上 開花直前の花 同上 同上 一部が開花していて白っぽく見える。...
View Article消滅したかと思われていたシダを発見 令和2年11月28日
かつてそのシダが生育していた場所は斜面が崩落して貴重な生育地が消滅してしまった。山梨県が南限となる貴重なシダであるがもう数年前から姿が見えなくなってしまっている。周辺を探索してみたこともあるが発見できていなかった。今回は少し場所を変えて探索に出かけてみることにする。ここのところ何を探しに行っても目ぼしいものは見つかっておらず、そろそろ運気が上がって来てほしいものだが果たしていかに?...
View Article