咲き始めたハナネコノメソウ 黒富士農園 令和2年3月15日
高尾山のハナネコノメが見ごろを迎えているらしい。昨年の台風の影響で数が減ってしまったことは残念である。山梨県県南部のハナネコノメが咲いているのは先週沢を散策した際に確認している。おそらく花数の多い黒富士農園周辺の沢沿いも咲き始めているころではないだろうか。前日雪が降ったことだし、うまくすれば雪の中に顔を出して咲いているハナネコノメが見られるのでは?という雪とハナネコノメ狙いで訪れてみる。...
View Articleラン科の花はやはり美しい・・・ ~山梨県絶滅危惧ⅠB類のラン~
絶滅危惧ⅠA類のランは美しいものが多いと思うが、ⅠB類はさらに美しいランが揃っていると思う。簡単に見つかるわけでは無いがそれほど難しいわけでも無いところも人気の高い理由なのではないかと思う。 キンラン...
View Article沢沿いに咲くコシノコバイモ 令和2年3月21日
武田神社の桜が早くもほころび始めた。カイコバイモが咲き始めたという便りもあった。おそらく、コシノコバイモも咲いている頃だろう。仕事を終えて時刻を見ればもう午後1時になっており、行けるところも限られてしまう。この日は天候は良かったが強風が吹き荒れていて尾根沿いの花の撮影には不向きである。行くならば沢沿いの花のほうが有利である。 沢沿いに咲いていたダンコウバイ...
View Article身延山に生育しているシダたち 令和2年3月22日
満開の桜を楽しみながら、花とシダを探しながら身延山の参道を時計回りに周回してきた。残念ながら参道内ではあまり目ぼしいシダには出会えなかった。 お寺の名前は知らないがシダレザクラは見事だった。 この辺りの石垣に生育しているのはほとんどがトラノオシダだった。 妙石坊の鳥居下にはイワヒバが生育していた。 境内のあたりはやはりトラノオシダ。まだ葉を展開したばかり。...
View Article北杜市のミチノクフクジュソウを再訪してみる 令和2年3月25日
10日ほど前に訪問したミチノクフクジュソウがそろそら見ごろを迎えている頃だろう。花仲間の情報ではアズマイチゲが同じ場所に並んで咲いているらしい。車両点検の自分の車を車屋さんに置きに行き、代車を使って北杜市の自生地を訪問してみる。しかし既に時刻は午後4時となり、心配してはいたのだがやはり・・・。 畑の中にはホトケノザがたくさん咲いていた。 ヒメオドリコソウもたくさん。...
View Articleハナネコノメソウ咲き誇る 黒富士農園 令和2年3月28日
予定ではこちらでは無くて県南部に咲く黄色いほうのハナネコノメを訪問するはずだったのだが、天気が悪く午後には雨が降り出しそうである。朝からどんよりと曇り空で山の上には雲がかかっている。あまり時間はとれなそうなので2週間前に一度訪問しているハナネコノメソウを再訪してみる。おそらく見頃を迎えているはずである。 空はどんよりと曇り空、山の上には雲がかかっている。 アブラチャンの花満開...
View Article早春の林床に咲くトウゴクサバノオ 令和2年4月2日
2週間ほど前に訪問した時はまだ固い蕾だった花がそろそろほころんでいることと思う。3年がかりで昨年ようやく出会えたクリーム色をした小さな花に今年も会いに行ってみた。 早春の林床に咲くユリワサビ まだ風が冷たく、他の草はあまり生えていない。 ハナネコノメソウ。沢沿いに咲くものとはちょっと違って、固まってゴッソリとは咲かず控え目である。 花の色も控え目...
View Article南部町の山に咲くカイコバイモに会いに行く 令和2年4月4日
当初は20人ほどの大人数での観察会になるかも知れなかったのだが、コロナウィルス感染拡大のため観察会を中止にして4人だけでの訪問となった。もうそろそろ南部町の山ではヤマヒルが出るのでその対策も怠らずに入山する。 中腹のミツマタが満開 このテンナンショウに出会うのもこの山域を訪れる時の楽しみのひとつ。...
View Article南部町のシダをちょっとだけ訪問する 令和2年4月4日
カイコバイモの生育状況を観察し、ほぼ予定通りの午後3時半に下山してきた。日が長くなり日没まではまだ時間があるので、沢沿いに咲くシダをちょっとだけ訪問してみた。 前回訪問時は気付かなかったが、木の幹だけでなくここでは岩壁にもアオネカズラがたくさん着生していた。 今まで見てきたトウゲシバはほとんどホソバトウゲシバだったが、これは明らかに葉の幅が広い。...
View Article越野の君が咲く山を周回する 令和2年4月5日
前日のカイコバイモに続いて本日はコシノコバイモの探索調査である。いずれも昨年から山梨県動植物保護条例の特定指定種に指定されている稀少な植物であり、今年は個体数や生育状況、シカ食害の有無などを調査することとなった。環境や植物のためにも、またコロナウィルス拡散の懸念もあって大人数での山行は止めてメンバー5人で入山する。 ニッコウネコノメソウのようだ。...
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