甲府市荒川河川敷をプチ散策 令和4年6月22日
今年の4月初旬にも一度散策している荒川河川敷であるが、もし生育しているとすればそろそろ咲いているであろうニガナの仲間があるのかどうか、ちょっと見に行ってみる。時刻は夕方の5時半になっていたが日が長くなったおかげであと1時間くらいは散策出来そうである。 再び荒川の河川敷を散策してみる。 たくさん生えていたオオカワヂシャはもうほとんど枯れている。 枯れ残っていたオオカワヂシャ...
View Article雪渓残る北アルプスの谷周辺を探索 令和4年6月25日
某自然保護協会のメンバーから声をかけていただき、北アルプスの谷に咲く植物の観察会に参加させていただいた。とはいっても今回の参加メンバーはオール山梨県勢の知った顔ばかりであった。ほとんど山梨県から出ていない私にとっては県外に咲く花や植物はどれを見ても新鮮な驚きがある。 タニウツギが満開。 この花は分布が日本海側に寄っており、山梨県では見られない。...
View Article親海湿原(およみしつげん)を散策 令和4年6月25日
北アルプスの雪渓から下山して本日の宿に向かうのだが、少し時間があったので花仲間の案内で姫川源流にある親海湿原(およみしつげんと読むそうだ)に立ち寄ってみる。 湿原の入り口 案内板が立っている。いくつもルートがあるようだが、本日はメインの湿原内を歩く。 ミヤマベニシダであろう。 ホソバナライシダだと思うが、ソーラスや鱗片は確認していない。...
View Article白馬五竜高山植物園観察会に参加(後編) 令和4年6月26日
白馬五竜高山植物園の花を見て回っているといくら時間があっても足りない。もう少しじっくりと撮影したいところを切り上げて、リフトに乗って地蔵の頭のケルン周辺の散策に案内していただく。 リフトに乗って上にある地蔵の頭に行く。 咲き始めたばかりのニッコウキスゲ 下向きに花が咲くオニアザミ。山梨県では見たことが無い。...
View Articleホザキヤドリギの花は終わっていた 三分一湧水 令和4年6月27日
咲いている花が撮影できる場所を探していて、ようやく見つけた北杜市の三分一湧水公園内のハンノキに寄生したホザキヤドリギである。そろそろ満開になっている頃だろうと思って訪問してみた。 ホザキヤドリギが寄生しているハンノキ。木の葉が茂ると見えなくなってしまうことが多い寄生植物だが、この場所は良く見える。 青々と葉が茂ったホザキヤドリギ。ハンノキの葉とは明らかに違う。...
View Articleこれがトヨグチイノデ? 川俣川東沢を探索 令和4年6月27日
花仲間の情報によるとトヨグチイノデという変わったシダが川俣川東沢に生育しているらしく、今年も確認してきたとのことである。場所は詳細に聞いたのだが、判別が難しいイノデの仲間だけに、見ただけで分かるのかどうかが問題である。 沢沿いに咲いていたアジサイの仲間 ノリウツギと思われる。 コアジサイがたくさん咲いている。 ノイバラが満開 赤い実が成っているニワトコ...
View Article富士山に咲くフジハタザオ 令和4年6月28日
富士山に生育しているフジハタザオは富士山に行けば良く見かけるあまり珍しいものではないが、山梨県では絶滅危惧種にはいっている。葉や咲き終えた種は何度も見ているが、咲いている花はまだ見たことが無い。富士吉田に出張があったので午後から富士山を訪れてみる。 5合目駐車場から見上げる富士山。だいぶ雪が無くなり夏らしい富士山になった。 駐車場の石垣に生えているハタザオの仲間...
View Articleキンセイラン満開、しかし失われた花も・・・ 令和4年7月7日
そろそろ見ごろを迎えているであろうキンセイランを見に行ってみる。 今年も咲いてくれたキンセイラン ちょうど見頃である。 まだ花を咲かせない若い葉もたくさんある。 やや小型の株 1株から2本花柄を出した株 キンセイランの花 上品な薄黄色の花 今年のキンセイランは当たり年のようで株数も花数もまずまずのように見受けられる。一安心である。...
View Article八ケ岳に咲く花を訪れる 令和4年7月9日
先週に続いて八ヶ岳に咲いている花を訪問してみる。今回は主にラン科の植物を中心に見て歩いた。 ニシキウツギは盛期を少し過ぎていた。 イブキジャコウソウは満開であちらこちらに咲いている。 ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)がパラパラと咲いている。群生はしていない。 ニッコウキスゲの花 驚いたのがこのケブカツルカコソウの群生...
View Articleオオバノトンボソウはまだ早かった 令和4年7月11日
甲府市湯村山の近傍に生育しているオオバノトンボソウであるが、個体数が少ないうえに鹿の食害が酷く、まともに花が咲くのはほんの数株である。そろそろ咲いている頃ではないかと思うので訪れてみる。まずはハシゴシダを中心としたシダを観察してみるが、暑すぎて現地に到着する前に汗だく、ヘロヘロである。 ベニシダはどこにでも普通に生えている。 オクマワラビは細長い。根元付近の鱗片は黒っぽい。...
View Articleマツグミはまだ蕾 甲府市八王子山 令和4年7月11日
オオバノトンボソウを観察してそのまま八王子山まで登ろうと思っていたのだが、暑すぎてとてもそんな気にはなれず、戻って車で移動することにした。しばし車内でクーラーを浴びて汗を引かせ、水分を十分に補給してから出発である。 リョウブの木。花が咲いている。 リョウブの花 総状花序をだし、雄しべと雌しべは花冠から外に出る。 大株のマツグミ さらに大株のマツグミ...
View Articleコカモメヅル?いや、これは・・・ 令和4年7月13日
6月に訪問した際にコカモメヅルと思わしき葉を発見したが、本物ならばそろそろ咲いている頃ではないかと思う。何度も訪問している高層池を再び訪問してみる。 何度か雨が降ったが水量は少ない。 小さな黄色い花が咲いている。 これはコケオトギリと思われる。 アゼナのようだが・・・?...
View Article双葉水辺公園およびその周辺を散策 令和4年7月13日
午後からは雨の予報だったが意外と雨は降って来ない。高層池の散策後にもう1ヶ所、以前から注目していた甲斐市の双葉水辺公園を散策してみる。公園の脇には釜無川が流れており、広い河原が広がっている。ひょっとしたらこの河原に探しているカワラニガナが生育しているのではないかと思う。 初めて訪れる甲斐市の双葉水辺公園。あまり広い公園では無さそうである。 上を中部横断道が走る。 溜池...
View Article北岳(2日目)池山吊尾根を行く ~池山小屋から北岳山荘へ~ 令和4年7月18日
3泊4日の予定で池山吊尾根を経由しての北岳登山であるが、そのうちで本日がいちばん長くて辛い行程である。20㎏近い荷物に三脚をカメラを持っての山歩きなので相当疲れるのは必至であろう。花を撮影しながらということもあるのだが、私の足だと10時間で北岳山荘に到着出来れば良いほうなのではないかと思う。朝5時前には目を覚まして食事をとり、6時に池山小屋を出発する。...
View Article北岳(2日目)池山吊尾根を行く(続編) シダ類 令和4年7月18日
北岳は花だけではなく、高山性のシダ類や低地では見られないカヤツリグサ科やイネ科の植物も多種生育している。目立たない植物であまりこれらの植物を見て回っている人は少ないかも知れないが、見始めると本当に面白い植物ばかりで、特に何だか分からないものが多数あるところが面白いのではないかと思う。まだ勉強中のものが多く、今回の記事も間違っていることが多数書かれているであろうが、そのつもりでご覧いただきたい。...
View Article北岳(2日目)池山吊尾根を行く(続編2) カヤツリグサ科とイネ科の植物 令和4年7月18日
カヤツリグサ科とイネ科の植物は同定するのが非常に難しく、図鑑と見比べるだけでは分からないものが多数ある。特にイネ科の植物は分解してみないと分からないものがあり私のレベルで見分けるには困難なものが多数ある。現在勉強中の植物であり同定にも自信が無く、誤った記述が多数あるであろうがお許しいただきたいと思う。 北岳で最も普通に見かけるカヤツリグサ科の植物、イワスゲ。...
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