池の茶屋を9時に出発して裸山に到着したのが午後1時、さらに裸山出発が2時過ぎとなりアヤメ平に到着したのは2時半近くになった。そろそろ登山客の姿も少なくなりほんの数人とすれ違っただけだった。さらに3時を過ぎた頃にはもう誰も居なくなり、アヤメ平のお花畑は独占状態となり三脚を出して存分に写真を撮らせてもらった。
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樹林帯の中に咲いていたマムシグサ。ユモトマムシグサは全て花は終わっていた。
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コバノイチヤクソウ
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アヤメ平に到着。もうほとんど人が居ない。
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だいぶ草が茂ってきてアヤメも増えてきた。
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キソチドリか、それともオオヤマサギソウか?
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アオスズランはようやく頭を持ち上げてきたところだった。
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避難小屋の前のキンポウゲ
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咲き始めたばかりのキンバイソウ
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200㎜望遠レンズで捉えたキンバイソウ。
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復活したアヤメ平のお花畑。素晴らしい!
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テガタチドリとアヤメが半々くらいだろうか。
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元気なテガタチドリ。
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咲き始めたクガイソウ
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テガタチドリ
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アヤメ
裸山の植生の変化から見ると、現在のアヤメ平の様子は3~4年前の裸山と同じような感じである。おそらくは2~3年するとアヤメが増殖してテガタチドリが減少してくるのではないかと予想される。
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植生の変化に伴って年々減少しているのがこの花。
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当初はキソチドリだと思っていたのだが距が長くて前方に曲がる様子からホソバノキソチドリと思われる。まだ咲いていなかったのが残念。
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お花畑を良く見ると踏み跡があり、どうやら鹿の仕業らしい。食害の跡も見られる。ネットのどこかに破損があると思われる。
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保護柵の外と中ではこれほどの植生の違いが現われてきた。
今年で保護柵が設置されて6年になるだろうか。絶大な効果が現われているアヤメ平であり、現在はアヤメが増殖する途中の段階にあると推定される。アヤメの花はまだ少ないものの幼弱な葉は多数出現してきており、次第にアヤメ主体の紫色のお花畑に変わって来ると予想している。それに伴ってテガタチドリやホソバノキソチドリは減少することになるであろう。自然界では植物同志の熾烈な生存争いが繰り広げられているのである。アヤメは強い植物だと思う。
時刻は4時半を過ぎた。そろそろ撤退の時間である。モミジ谷を経由しての周回歩道を歩く予定だったが撮影に夢中になっていてストックを避難小屋の近くに置き忘れてきてしまったようだ。回収しながら東の空を見ると青空が広がっていた。ひょっとしたら富士山が見えているのではないかと淡い期待を抱いて、もう一度裸山に立ち寄って帰ることにする。(富士山編に続く)

樹林帯の中に咲いていたマムシグサ。ユモトマムシグサは全て花は終わっていた。

コバノイチヤクソウ

アヤメ平に到着。もうほとんど人が居ない。

だいぶ草が茂ってきてアヤメも増えてきた。

キソチドリか、それともオオヤマサギソウか?

アオスズランはようやく頭を持ち上げてきたところだった。

避難小屋の前のキンポウゲ

咲き始めたばかりのキンバイソウ

200㎜望遠レンズで捉えたキンバイソウ。

復活したアヤメ平のお花畑。素晴らしい!

テガタチドリとアヤメが半々くらいだろうか。

元気なテガタチドリ。

咲き始めたクガイソウ

テガタチドリ

アヤメ
裸山の植生の変化から見ると、現在のアヤメ平の様子は3~4年前の裸山と同じような感じである。おそらくは2~3年するとアヤメが増殖してテガタチドリが減少してくるのではないかと予想される。

植生の変化に伴って年々減少しているのがこの花。

当初はキソチドリだと思っていたのだが距が長くて前方に曲がる様子からホソバノキソチドリと思われる。まだ咲いていなかったのが残念。

お花畑を良く見ると踏み跡があり、どうやら鹿の仕業らしい。食害の跡も見られる。ネットのどこかに破損があると思われる。

保護柵の外と中ではこれほどの植生の違いが現われてきた。
今年で保護柵が設置されて6年になるだろうか。絶大な効果が現われているアヤメ平であり、現在はアヤメが増殖する途中の段階にあると推定される。アヤメの花はまだ少ないものの幼弱な葉は多数出現してきており、次第にアヤメ主体の紫色のお花畑に変わって来ると予想している。それに伴ってテガタチドリやホソバノキソチドリは減少することになるであろう。自然界では植物同志の熾烈な生存争いが繰り広げられているのである。アヤメは強い植物だと思う。
時刻は4時半を過ぎた。そろそろ撤退の時間である。モミジ谷を経由しての周回歩道を歩く予定だったが撮影に夢中になっていてストックを避難小屋の近くに置き忘れてきてしまったようだ。回収しながら東の空を見ると青空が広がっていた。ひょっとしたら富士山が見えているのではないかと淡い期待を抱いて、もう一度裸山に立ち寄って帰ることにする。(富士山編に続く)