引き続きなかなか思うように写ってくれないカタリナ彗星を追って朝霧高原から精進湖の界隈に撮影に出かけた。翌日から月が照らし始めてしまうため彗星の撮影には条件が悪くなってしまうため、好天となったこの日の夜になんとか片付けたいという思惑があり、前日は9時に寝て未明1時に目を覚まして出発した。
本日カタリナ彗星が富士山頂に現われる良い場所は朝霧高原のもちや公園付近、2時45分ごろだ。2時半に到着してさっそくスカイメモをセットして準備する。何カットか撮影して待っているとほぼ予定通りの時刻にカタリナ彗星が姿を現した。今度はタイマーリモートコントローラーのセットを間違えずに2秒で撮影したのは良かったが、ピントが甘くまたしても画像はいまいちである。それと、追尾せずにこの彗星の尾を撮影するのはかなり難しいということも良くわかった。そしてもうひとつ、道路沿いの場所で撮影するとトラックが通った時の微妙な振動が伝わってくるため、微妙に画像がブレることもわかった。彗星の撮影には道路から離れた場所のほうが良さそうだ。
![]()
富士山頂に現われたカタリナ彗星。富士山が赤っぽいのは沈みかけた月が富士山を照らしたため。
![]()
200㎜、2秒露出、Iso6400での予定通りの設定だが今度はピントが甘い。ピントが合ったとしても1ショットで彗星の尾まで写すのは困難だろう。
![]()
55㎜で撮影した富士山とカタリナ彗星。かなり小さい。
![]()
スカイメモで60秒間追尾して撮影したカタリナ彗星。
場所を移動。精進湖に行く前に途中の道路脇で撮影を試みたがここも微妙に道路の振動が伝わってしまい、また電灯の明かりがあって撮影には向かない。4時半ごろ精進湖の湖畔に行く。既に30台ほどの車が湖畔に乗り付けて三脚を立てて夜明けを待っている。撮影を行っている人は少ないが、その中でスカイメモをセットしてカメラを空に向けて彗星の撮影を行う。今度は彗星がなかなか捉えられず、200㎜レンズの視野に納めるまでに30分近く時間を費やしてしまった。条件を変えていろいろと撮ってみたが、やはり彗星の尾を描出するには現在使っているレンズでは困難なようだ。
![]()
なかなか200㎜レンズの視野に彗星を捉えられず、55㎜レンズで探してからようやくセット完了。
![]()
カタリナ彗星。 200㎜ F2.8, 60sec, Iso1000
![]()
同じ設定でIso2000で撮影。
![]()
同じ設定でIso2500で撮影。
そうして撮影を行っている中で、奇跡的に写っていた1カットがこのカタリナ彗星と流星のランデブーである。流れた流星の角度から明日極大を迎えるこぐま座流星群と思われる。
![]()
カタリナ彗星と流星のランデブー
![]()
もう1台のEosM2にナノトラッカーをセットし、25秒固定21秒追尾の計46秒露出で撮影した星空。下の明るい星が金星、右上がスピカ、左上がアルクトゥールス。
![]()
5時52分、薄明の空となり、もう彗星は写らなくなってしまう。
![]()
薄明の精進湖に輝く金星
![]()
薄明の精進湖の朝
![]()
同上
![]()
夜明けが迫る
![]()
当時の精進湖の夜明け
![]()
同上
![]()
カアカア
![]()
太陽が最も富士山に近付く冬至の精進湖の日の出。
富士の裾野から朝日が昇ったところで本日の撮影は終了。さっさと片付けてこれから勤務である。翌日が休日で、しかも天候が悪くなる予報で出かけることはまず無いであろうからこそ出来る夜を徹しての撮影である。
本日カタリナ彗星が富士山頂に現われる良い場所は朝霧高原のもちや公園付近、2時45分ごろだ。2時半に到着してさっそくスカイメモをセットして準備する。何カットか撮影して待っているとほぼ予定通りの時刻にカタリナ彗星が姿を現した。今度はタイマーリモートコントローラーのセットを間違えずに2秒で撮影したのは良かったが、ピントが甘くまたしても画像はいまいちである。それと、追尾せずにこの彗星の尾を撮影するのはかなり難しいということも良くわかった。そしてもうひとつ、道路沿いの場所で撮影するとトラックが通った時の微妙な振動が伝わってくるため、微妙に画像がブレることもわかった。彗星の撮影には道路から離れた場所のほうが良さそうだ。

富士山頂に現われたカタリナ彗星。富士山が赤っぽいのは沈みかけた月が富士山を照らしたため。

200㎜、2秒露出、Iso6400での予定通りの設定だが今度はピントが甘い。ピントが合ったとしても1ショットで彗星の尾まで写すのは困難だろう。

55㎜で撮影した富士山とカタリナ彗星。かなり小さい。

スカイメモで60秒間追尾して撮影したカタリナ彗星。
場所を移動。精進湖に行く前に途中の道路脇で撮影を試みたがここも微妙に道路の振動が伝わってしまい、また電灯の明かりがあって撮影には向かない。4時半ごろ精進湖の湖畔に行く。既に30台ほどの車が湖畔に乗り付けて三脚を立てて夜明けを待っている。撮影を行っている人は少ないが、その中でスカイメモをセットしてカメラを空に向けて彗星の撮影を行う。今度は彗星がなかなか捉えられず、200㎜レンズの視野に納めるまでに30分近く時間を費やしてしまった。条件を変えていろいろと撮ってみたが、やはり彗星の尾を描出するには現在使っているレンズでは困難なようだ。

なかなか200㎜レンズの視野に彗星を捉えられず、55㎜レンズで探してからようやくセット完了。

カタリナ彗星。 200㎜ F2.8, 60sec, Iso1000

同じ設定でIso2000で撮影。

同じ設定でIso2500で撮影。
そうして撮影を行っている中で、奇跡的に写っていた1カットがこのカタリナ彗星と流星のランデブーである。流れた流星の角度から明日極大を迎えるこぐま座流星群と思われる。

カタリナ彗星と流星のランデブー

もう1台のEosM2にナノトラッカーをセットし、25秒固定21秒追尾の計46秒露出で撮影した星空。下の明るい星が金星、右上がスピカ、左上がアルクトゥールス。

5時52分、薄明の空となり、もう彗星は写らなくなってしまう。

薄明の精進湖に輝く金星

薄明の精進湖の朝

同上

夜明けが迫る

当時の精進湖の夜明け

同上

カアカア

太陽が最も富士山に近付く冬至の精進湖の日の出。
富士の裾野から朝日が昇ったところで本日の撮影は終了。さっさと片付けてこれから勤務である。翌日が休日で、しかも天候が悪くなる予報で出かけることはまず無いであろうからこそ出来る夜を徹しての撮影である。