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Channel: 山梨百名山から見る風景
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ハシドイはまだ蕾だった  令和5年6月25日

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 前回ハシドイの生育する森を訪れてから10日ほどが経った。花が咲くにはまだ少し早いかも知れないが、空が晴れて風が穏やかなこの日のような天気は梅雨時のこの季節にはそうめったにあるものでは無い。高い木の上に花を咲かせるハシドイを撮影するには絶好の天候である。


    圧倒的なサワルリソウの群生。


    ちょうど見ごろになっていた。


    サワルリソウの花


    蕾も多いが地面に落下した花も多数あった。


    花の内部は細くて見えずらい。どんな細い虫が媒介しているのだろうか?


    ハシドイの生育する森


    高い木を見上げる。まだ咲いていないように見える。


    もう少し背が低くて見やすい木に付いていた花。やはりまだ蕾である。


    あと数日で咲きそうなつぼみ


    こちらの木には花がたくさん付いている。


    明日か明後日には咲きそうである。


    しかし、数日早かったハシドイの花、残念である。


    ハシドイの葉


    この木はナツツバキであろう。


    木を見上げてみるが花は見当たらない。


    望遠レンズで探してみると丸い蕾のようなものが付いている。


    まだ固い蕾である。咲くのは2週間以上先になりそうである。


    近傍を散策してみる。咲き残りのクリンソウの花


    この白い花はオオバアサガラであろう。木はたくさんあった。


    オオバアサガラの花がたくさんぶら下がって咲いている。


    純白で美しいオオバアサガラの花


    少し珍しい花が咲いていた。


    これはバイカウツギであろう。


    花弁は4枚、梅の花に良く似ている。


    足元を見ると小さなシダが群生していた。


    これはヤマヒメワラビであろう。特徴的な球形ソーラスはまだ付いていなかった。

 ハシドイの花は残念ながらまだ咲いていなかった。しかし、その他にバイカウツギやヤマヒメワラビを発見することが出来てそれなりに充実した花探索となった。


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