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Channel: 山梨百名山から見る風景
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咲き出したミズアオイ  令和4年8月25日

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 2週間ほど前にも一度見に行っているが、そろそろミズアオイが咲いている頃だと思う。ヒシの花も咲いているのではないだろうか?


    用水路をびっしりと埋め尽くしているヒシの葉


    たくさんあるのだが、花は相変わらずあまり多くは咲いていない。


    ちらほらと咲いているのを見かける程度である。


    一斉に花が咲くわけでは無いようだ。


    小さなヒシの白い花


    中心部に1個だけ花を咲かせる。


    3個花が咲いているのが見える。


    一株の大きさに比べると花は小さい。


    この場所のミズアオイはまだ咲いていない。


    こちらは咲き始めのミズアオイ


    別の場所では咲いている。見ごろになるのは1週間くらい先になりそうである。


    もうすぐ満開のミズアオイ


    清楚な水色のミズアオイの花


    たくさん生えているイネ科の植物


    おそらくケイヌビエという植物だろう。


    ジュズダマというイネ科の植物


    花が咲いているジュズダマ


    タカサブロウというキク科植物であろう。


    水際を好んで咲くタカサブロウ


    花とそう花


    白いイヌタデの群生


    田んぼや用水路で普通に見かけるこの草、おそらくホソバヒメミソハギという外来種の植物であろう。


    葉腋に小さな花が咲き始めている。


    用水路の中に藻が群生している。


    葉の幅がやや広めである。さて、これは何?


    引き抜いて調べてみる。


    葉は細長くて全縁である。たぶんコカナダモ(トチカガミ科)という外来種の藻。


    アメリカミズキンバイ(ヒレタゴボウ)は花期が長い。


    結実したものもあるが、いつも満開のように見える。


    アメリカミズキンバイの花


    これが実。明瞭な稜が4本ある。


    そしてこれが今回いちばん調べたかった黄色い花。


    まだ咲き始めのようだが、観察するに良い位置には咲いていない。


    用水路沿いを歩いてみると既に散って結実し始めているものも多数見かける。しかし状態の良い花はひとつも見つからない。


    既に花が散っている。


    マクロレンズで撮影してトリーミング。花床を見ると毛が生えているのが見える。


    半分花弁が散った花。この花は午前中咲いて午後になると散ってしまうタイプの花ではないかと思う。


    マクロ撮影してトリーミング。雄しべの付け根の部分の花床に毛が生えているようである。

 チョウジタデか、ウスゲチョウジタデか決着をつけるためのこの小さな黄色い花を見に来たのだが、残念ながら良い状態の花には出会えなかった。花弁が散ったものを多数見かけるが花が残っていないところを見ると、どうやら午後になると花が散ってしまうようである。再訪してきっちりと撮影する必要がありそうだが、散った花の花床を調べると雄しべの付け根の部分に明らかに毛が生えている。これはウスゲチョウジタデと見て間違い無さそうである。状態の良いチョウジタデももう一度見に行ってみる必要がある。結論はもう少し待ちたい。


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