みみ石から下山してきたのは午後4時を過ぎていた。しかし日が長くなったのでもう少し植物観察は可能である。ここから乙女高原までは1時間はかからないはずである。そろそろ見たいと思っているヤエガワカンバの大木が新緑の葉を付けている頃であろうし、湿地に生えるスゲも見ごろを迎えているであろう。乙女高原に移動する。
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移動途中の林道脇岩壁に黄色い花がたくさんぶら下がっていた。
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キバナウツギ。先日三ツ峠に見に行ってきたばかりである。
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痛み始めている花がほとんどだったが、まだ十分に見られる。
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10本以上は軽く生えていた。
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白い花を付けた大きな木が何本も立っていた。
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これはウワミズザクラ。満開で真っ白、見事である。
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ウワミズザクラの花。サラシナショウマのようである。
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葉の辺縁には鋸歯がある。
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乙女高原の草原に到着。ズミの花がたくさん咲いている。
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手前の大木と奥に生えているのがヤエガワカンバ。この草地内には大きなヤエガワカンバが何本も生えている。
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樹皮は剥がれ落ちるのが特徴。
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もう1本のヤエガワカンバの大木
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樹皮。もっと薄く剥がれ落ちるイメージを持っていたが、大木になると大きく剥げるようである。
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枝を見上げるが、太い枝も樹皮が剥げている。
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葉はスマートな形をしており、辺縁は不規則な鋸歯状である。
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こちらはダケカンバ。樹皮はヤエガワカンバほどは剥がれ落ちない。
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葉の形はヤエガワカンバに比べると丸っこい。
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咲き始めたレンゲツツジとシラカンバの白い幹
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ヤマドリゼンマイとシラカンバ
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シラカンバの葉はやや幅が広く、辺縁は脈打つような不規則な鋸歯状である。
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見ていると思うが何だか分からなかった低木
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これはツノハシバミの木だった。
時刻は6時になり、少し薄暗くなってきた。まだ咲き残ったサクラスミレや他の花もあったのだが、時間が足りず急いでスゲが生える湿地に移動する。
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見たかったのがこのスゲ。
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アカンスゲ
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山梨県ではこの周辺でのみ生育が確認されている。
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結実していてちょうど観察し易い時期だった。
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もうひとつ見ておきたかったのが花を咲かせているこのスゲ。
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頂部の薄茶色のところが雄小穂、下の白いところが雌小穂である。結実したところを良く観察しないと分からないが、これはオタルスゲであろうと思っている。
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これはナナカマドであろう。
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ナナカマドの花
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満開のズミの花
他にも見たいものや探したいものがたくさんあったのだが、時間が足りず回り切れなかった。あと2週間もすれば見たいと思っているコハクウンボクという白い花が咲き出すはずである。また訪れてみたいと思う。

移動途中の林道脇岩壁に黄色い花がたくさんぶら下がっていた。

キバナウツギ。先日三ツ峠に見に行ってきたばかりである。

痛み始めている花がほとんどだったが、まだ十分に見られる。

10本以上は軽く生えていた。

白い花を付けた大きな木が何本も立っていた。

これはウワミズザクラ。満開で真っ白、見事である。

ウワミズザクラの花。サラシナショウマのようである。

葉の辺縁には鋸歯がある。

乙女高原の草原に到着。ズミの花がたくさん咲いている。

手前の大木と奥に生えているのがヤエガワカンバ。この草地内には大きなヤエガワカンバが何本も生えている。

樹皮は剥がれ落ちるのが特徴。

もう1本のヤエガワカンバの大木

樹皮。もっと薄く剥がれ落ちるイメージを持っていたが、大木になると大きく剥げるようである。

枝を見上げるが、太い枝も樹皮が剥げている。

葉はスマートな形をしており、辺縁は不規則な鋸歯状である。

こちらはダケカンバ。樹皮はヤエガワカンバほどは剥がれ落ちない。

葉の形はヤエガワカンバに比べると丸っこい。

咲き始めたレンゲツツジとシラカンバの白い幹

ヤマドリゼンマイとシラカンバ

シラカンバの葉はやや幅が広く、辺縁は脈打つような不規則な鋸歯状である。

見ていると思うが何だか分からなかった低木

これはツノハシバミの木だった。
時刻は6時になり、少し薄暗くなってきた。まだ咲き残ったサクラスミレや他の花もあったのだが、時間が足りず急いでスゲが生える湿地に移動する。

見たかったのがこのスゲ。

アカンスゲ

山梨県ではこの周辺でのみ生育が確認されている。

結実していてちょうど観察し易い時期だった。

もうひとつ見ておきたかったのが花を咲かせているこのスゲ。

頂部の薄茶色のところが雄小穂、下の白いところが雌小穂である。結実したところを良く観察しないと分からないが、これはオタルスゲであろうと思っている。

これはナナカマドであろう。

ナナカマドの花

満開のズミの花
他にも見たいものや探したいものがたくさんあったのだが、時間が足りず回り切れなかった。あと2週間もすれば見たいと思っているコハクウンボクという白い花が咲き出すはずである。また訪れてみたいと思う。