いつもベニカヤランを観察している場所よりももっと下の富士山登山道で目撃したという情報を昨年いただいた。昨年も一度探しているが発見できていない。あるとすれば、そろそろ咲いている頃だろう。他にも見たい花があり、探索に歩いてみる。
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開花したこのスグリ科の花を見たかったのだが・・・
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まだ固い蕾だった。開花は3~4週間先になりそうである。
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しばらくはアスファルトの道を歩く。
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木の幹に何か着生している。
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イワオモダカ
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こっちの木にも何かモヤモヤしたものが付いている。
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驚きのスギラン。もっと標高の高いところまで行かないと見られないと思っていたが、標高の低い所でも生育していた。
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奥まで行くと石碑と社が立っていた。
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スギの木。珍しくもないかもしれないが自生のものは少なく、山梨県では絶滅危惧種になっている。
社のところで折り返して戻ろうと思ったのだが、その奥に赤テープが付いているのが目についた。少し追ってみると、ずっと先までテープが付いている。GPSで確認するがそこには登録された道は無い。しかし、ところどころ道の痕跡のようなところもある。樹海の中を横切る道だが、通り抜けられるのかどうか?興味本位で先に進んでみる。
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点々と赤テープが付いている。
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明瞭なルートは無いが、ところどころ石積のルートらしき痕跡がある。赤テープを追いかけて奥に進む。
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しっかりとした道のところもところどころ現れるが、すぐに消失する。
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樹海らしい景色が広がる。
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モフモフの苔
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ここはコウヤコケシノブが多く生えている。
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辺縁がギザギザしているコウヤコケシノブ
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たぶんナガオノキシノブ
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ミヤマシキミの群生。まだ蕾だった。
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石碑が現れた。このあたりから道が広く明瞭になってきた。おそらく社に行く古い道なのだと思う。
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広い道に出た。
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コケやノキシノブが着生した大きな木を見上げると何かぶら下がっている。
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これは探していたベニカヤランだ。
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花が咲いているようだが、反対側からは視野がとれなかった。小さな個体もついているようである。
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正規の登山道に抜け出た。
途中でテープを見失い戻ってルートを探すと、茂った若木の陰に隠れてテープが付いていた。GPSを持っているから歩けるが、赤テープを追って歩くだけでは迷いそうな道だった。
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このルートで圧倒的に多いのがこのイタチシダの仲間。
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鱗片が上に跳ね上がっており、これはイワイタチシダと思われる。
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傷んでいてたぶん常緑のイタチシダの仲間。これは少ししか無かった。
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真っ黒なやや幅広の鱗片。これはリョウトウイタチシダだろう。
そのほかにミヤマイタチシダがちらほらとあったが、昨年の枯れ残りのもので、これから新しい葉が出てくるのだろう。
もっとたくさんのベニカヤランや他の着生ラン、シダなども期待していたのだが見つからなかった。森の雰囲気からみて、他にもたくさんの植物が隠れているはずである。季節を変えて、また歩いてみたいと思う。

開花したこのスグリ科の花を見たかったのだが・・・

まだ固い蕾だった。開花は3~4週間先になりそうである。

しばらくはアスファルトの道を歩く。

木の幹に何か着生している。

イワオモダカ

こっちの木にも何かモヤモヤしたものが付いている。

驚きのスギラン。もっと標高の高いところまで行かないと見られないと思っていたが、標高の低い所でも生育していた。

奥まで行くと石碑と社が立っていた。

スギの木。珍しくもないかもしれないが自生のものは少なく、山梨県では絶滅危惧種になっている。
社のところで折り返して戻ろうと思ったのだが、その奥に赤テープが付いているのが目についた。少し追ってみると、ずっと先までテープが付いている。GPSで確認するがそこには登録された道は無い。しかし、ところどころ道の痕跡のようなところもある。樹海の中を横切る道だが、通り抜けられるのかどうか?興味本位で先に進んでみる。

点々と赤テープが付いている。

明瞭なルートは無いが、ところどころ石積のルートらしき痕跡がある。赤テープを追いかけて奥に進む。

しっかりとした道のところもところどころ現れるが、すぐに消失する。

樹海らしい景色が広がる。

モフモフの苔

ここはコウヤコケシノブが多く生えている。

辺縁がギザギザしているコウヤコケシノブ

たぶんナガオノキシノブ

ミヤマシキミの群生。まだ蕾だった。

石碑が現れた。このあたりから道が広く明瞭になってきた。おそらく社に行く古い道なのだと思う。

広い道に出た。

コケやノキシノブが着生した大きな木を見上げると何かぶら下がっている。

これは探していたベニカヤランだ。

花が咲いているようだが、反対側からは視野がとれなかった。小さな個体もついているようである。

正規の登山道に抜け出た。
途中でテープを見失い戻ってルートを探すと、茂った若木の陰に隠れてテープが付いていた。GPSを持っているから歩けるが、赤テープを追って歩くだけでは迷いそうな道だった。

このルートで圧倒的に多いのがこのイタチシダの仲間。

鱗片が上に跳ね上がっており、これはイワイタチシダと思われる。

傷んでいてたぶん常緑のイタチシダの仲間。これは少ししか無かった。

真っ黒なやや幅広の鱗片。これはリョウトウイタチシダだろう。
そのほかにミヤマイタチシダがちらほらとあったが、昨年の枯れ残りのもので、これから新しい葉が出てくるのだろう。
もっとたくさんのベニカヤランや他の着生ラン、シダなども期待していたのだが見つからなかった。森の雰囲気からみて、他にもたくさんの植物が隠れているはずである。季節を変えて、また歩いてみたいと思う。