亜高山帯の岩の隙間に生育する常緑性のシダである。ツルデンダの小羽片が深く切れ込んだような形をしており、時として茎の先端部に無性芽を付ける。イナデンダとツルデンダの交雑のシダで、山梨県で生育が確認されているのは1ヶ所のみ、日本国内でも数ヶ所のみである。不思議なことに生育地の周辺にはイナデンダが見つかっていない。
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イナツルデンダ 令和2年9月 奥秩父山系で撮影
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同上
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ツルデンダの小羽片が深く切れ込んだような形をしている。
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先端部に付いた無性芽
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ソーラスの形や位置はツルデンダに似ている。
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イナツルデンダ 令和2年9月 奥秩父山系で撮影

同上

ツルデンダの小羽片が深く切れ込んだような形をしている。

先端部に付いた無性芽

ソーラスの形や位置はツルデンダに似ている。
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