先日の櫛形山探索でようやく見つかった花が別の場所でも咲いていたという情報を10日ほど前にいただいた。まだ蕾もあったというので見られるのではないかと出かけてみるが、詳細な場所は聞いておらず、だいたいこの辺りということしか分からない。果たして見つかるかどうか?普通のルートを行かずに途中にある池の周辺を散策しながら現地まで行ってみることにする。
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新緑の池と遊歩道
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池の周辺に咲いていたネコノメソウ属。残っている葯の様子からどうやらニッコウネコノメソウ。
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ワチガイソウがたくさん咲いていた。
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小さなツルシロカネソウ。トウゴクサバノオと間違えそうである。
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群落を形成していたツルシロカネソウ。
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階段激登り。
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展望台があったがほとんど展望無し。
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今度は沢に向かって激下り。
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沢の源流に下り立つ。
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シロバナノヘビイチゴが一面に咲いていた。
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シロバナノヘビイチゴ
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ニリンソウ
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源流の流れの脇にはハナネコノメソウ。
そのまま遊歩道に沿って歩けば林道、あるいは登山道に抜け出るはずだが、ここは遊歩道を使わずに沢の源流に沿って稜線まで登り上げてみることにする。登山道は無いのでお決まりの藪漕ぎになる。
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源流部。この先で沢の流れは無くなる。
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もう少し豊かな花園を期待したが待っていたのはシダだらけの斜面。お決まりの藪漕ぎで上の稜線を目指す。
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藪の下にはセリバオウレンの葉。この界隈は高度を少し上げると普通にセリバオウレンが生育しているようだ。
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尾根にあるまともな登山道に出た。
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遥か向こうに見える山頂まで行く時間も気力も無い。
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シダの茂る静かな森。しっとりしていて、あるとすればこんな場所のはずだ。
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笹に飲まれそうなツバメオモト
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終盤のミヤマスミレ
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コミヤマカタバミ
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ルイヨウボタン
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ミヤマエンレイソウ
目的の花は見つからず、情報を提供していただいた花仲間に電話で聞いてみようとしたのだが圏外で電話が繋がらず諦める。この日の夜に会合があって本人と一緒になり、場所を詳細に聞いたところ、やはりこのあたりだろうと思っていた場所とほぼ同じ場所だった。花がもう終わってしまっていて見つからなかったようだ。撮影してきた広角画像の写真を拡大して見なおしてみると、何となくそれらしきものが写っていた。
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トリーミング画像。エンレイソウの左上、シダの隣に花の咲き終えたそれらしき葉がある。花の付き方がルイヨウボタンとは少し違うように見える。
探していたのはチチブシロカネソウである。個体数は多く無いが櫛形山界隈の山には生育している可能性が高く、メールで送っていただいた画像は間違い無くチチブシロカネソウだった。源流から藪を漕いだのも環境的にそのあたりに生育している可能性が高いとみたからであるが、残念ながら今回の探索では見つからなかった。花はもう終わってしまっているのでまた来年会いに来てみたい。

新緑の池と遊歩道

池の周辺に咲いていたネコノメソウ属。残っている葯の様子からどうやらニッコウネコノメソウ。

ワチガイソウがたくさん咲いていた。

小さなツルシロカネソウ。トウゴクサバノオと間違えそうである。

群落を形成していたツルシロカネソウ。

階段激登り。

展望台があったがほとんど展望無し。

今度は沢に向かって激下り。

沢の源流に下り立つ。

シロバナノヘビイチゴが一面に咲いていた。

シロバナノヘビイチゴ

ニリンソウ

源流の流れの脇にはハナネコノメソウ。
そのまま遊歩道に沿って歩けば林道、あるいは登山道に抜け出るはずだが、ここは遊歩道を使わずに沢の源流に沿って稜線まで登り上げてみることにする。登山道は無いのでお決まりの藪漕ぎになる。

源流部。この先で沢の流れは無くなる。

もう少し豊かな花園を期待したが待っていたのはシダだらけの斜面。お決まりの藪漕ぎで上の稜線を目指す。

藪の下にはセリバオウレンの葉。この界隈は高度を少し上げると普通にセリバオウレンが生育しているようだ。

尾根にあるまともな登山道に出た。

遥か向こうに見える山頂まで行く時間も気力も無い。

シダの茂る静かな森。しっとりしていて、あるとすればこんな場所のはずだ。

笹に飲まれそうなツバメオモト

終盤のミヤマスミレ

コミヤマカタバミ

ルイヨウボタン

ミヤマエンレイソウ
目的の花は見つからず、情報を提供していただいた花仲間に電話で聞いてみようとしたのだが圏外で電話が繋がらず諦める。この日の夜に会合があって本人と一緒になり、場所を詳細に聞いたところ、やはりこのあたりだろうと思っていた場所とほぼ同じ場所だった。花がもう終わってしまっていて見つからなかったようだ。撮影してきた広角画像の写真を拡大して見なおしてみると、何となくそれらしきものが写っていた。

トリーミング画像。エンレイソウの左上、シダの隣に花の咲き終えたそれらしき葉がある。花の付き方がルイヨウボタンとは少し違うように見える。
探していたのはチチブシロカネソウである。個体数は多く無いが櫛形山界隈の山には生育している可能性が高く、メールで送っていただいた画像は間違い無くチチブシロカネソウだった。源流から藪を漕いだのも環境的にそのあたりに生育している可能性が高いとみたからであるが、残念ながら今回の探索では見つからなかった。花はもう終わってしまっているのでまた来年会いに来てみたい。