昨日にも増してこの日の未明は空が晴れ、富士山ライブカメラでもくっきりと富士山が見えていた。前日と同様に朝5時に起きて高下に出かける。本日の割れるダイヤモンド富士の位置をGPSに登録した座標で探すと、ちょうど伸びた杉の木に視野が邪魔されてしまう場所だった。右に寄るか、左に寄るか?これはもはや運試しである。左にずらして視野の開けた側にカメラを構える。距離にして2~3mのずれなのでこの位置でも十分に割れてくれるはずである。
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空には金星が輝く。左側の杉の木で隠れてしまう場所が本日の撮影ポイントだったが、木が避けられるもっと左側のポジションでカメラを構える。
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前日前面装着型フィルターを装着した570㎜望遠レンズはピントが合わなかったので高峰装着型の絞りに変える。今度はキッチリとピントが合う。
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もう太陽が現れているはずだが、今回は雪煙に邪魔されてしまう。白山岳右側に小さく光芒が出ており、左側は雪煙に邪魔されているが太陽が見えているはずである。
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位置的にはちょうど良かったと思われるが、残念ながら割れるダイヤは雪煙のため輝かず。
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もう昇ってしまっているだろう。
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失敗。
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使い慣れたボーグ200㎜。白山岳右側は2つか3つ光芒が出ているように見える。
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しかしやはり雪煙のため輝かない。
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やはりそう簡単には撮らせてくれない高下の割れるダイヤモンド富士。
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いつものダイヤモンド富士。
一方、キャノンの200㎜望遠レンズに前面装着型フィルターを装着して撮影を試みたがこちらは想定していた以上にとんでもない画像になってしまった。前面装着型フィルターはレンズの絞りを使うとそちらの光芒が重なってしまうため基本的には絞り開放にしないと使えない。そうすると今度は露出オーバーになってしまうのでNDフィルターを装着して減光する必要がある。理論的にはこれで撮れるだろうと思ったのだが、シャッタースピードの調整を誤ったうえにとんでもないことが・・・
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可変式NDフィルターを暗くし過ぎたためにシャッタースピード 1/5secになっているのを気付かずにシャッターを手押ししたためブレまくり。
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かつ、このレンズはゴーストが出てしまうのだが想定外にとんでもないゴーストが出た。しかも八角形の光芒はほとんど出ず。
どうやらこのキャノンのレンズと前面装着型フィルターは、ダイヤモンド富士を撮るには相性が悪そうである。しかし星を八角形に輝かせる時には威力を発揮することは既に証明済みである。前面装着型フィルターを改良すればもっと長い光芒が出せるのではないかと目論んだのだが、そう簡単には行かなそうである。まだ試みは始まったばかり、さらに工夫をしてチャレンジしてみたいと思う。

空には金星が輝く。左側の杉の木で隠れてしまう場所が本日の撮影ポイントだったが、木が避けられるもっと左側のポジションでカメラを構える。

前日前面装着型フィルターを装着した570㎜望遠レンズはピントが合わなかったので高峰装着型の絞りに変える。今度はキッチリとピントが合う。

もう太陽が現れているはずだが、今回は雪煙に邪魔されてしまう。白山岳右側に小さく光芒が出ており、左側は雪煙に邪魔されているが太陽が見えているはずである。

位置的にはちょうど良かったと思われるが、残念ながら割れるダイヤは雪煙のため輝かず。

もう昇ってしまっているだろう。

失敗。

使い慣れたボーグ200㎜。白山岳右側は2つか3つ光芒が出ているように見える。

しかしやはり雪煙のため輝かない。

やはりそう簡単には撮らせてくれない高下の割れるダイヤモンド富士。

いつものダイヤモンド富士。
一方、キャノンの200㎜望遠レンズに前面装着型フィルターを装着して撮影を試みたがこちらは想定していた以上にとんでもない画像になってしまった。前面装着型フィルターはレンズの絞りを使うとそちらの光芒が重なってしまうため基本的には絞り開放にしないと使えない。そうすると今度は露出オーバーになってしまうのでNDフィルターを装着して減光する必要がある。理論的にはこれで撮れるだろうと思ったのだが、シャッタースピードの調整を誤ったうえにとんでもないことが・・・

可変式NDフィルターを暗くし過ぎたためにシャッタースピード 1/5secになっているのを気付かずにシャッターを手押ししたためブレまくり。

かつ、このレンズはゴーストが出てしまうのだが想定外にとんでもないゴーストが出た。しかも八角形の光芒はほとんど出ず。
どうやらこのキャノンのレンズと前面装着型フィルターは、ダイヤモンド富士を撮るには相性が悪そうである。しかし星を八角形に輝かせる時には威力を発揮することは既に証明済みである。前面装着型フィルターを改良すればもっと長い光芒が出せるのではないかと目論んだのだが、そう簡単には行かなそうである。まだ試みは始まったばかり、さらに工夫をしてチャレンジしてみたいと思う。