1日中青空が広がったこの日は夕方になっても雲が出て来ない。この時期にしては珍しく夕暮れのスッキリした富士山が見えている。北杜市明野でゲンジスミレを観察した後に急いで山中湖に移動する。しかし、御坂トンネルから富士吉田の市街地にかけて若干の渋滞に巻き込まれてしまい、予定していた鉄砲木の頭には間に合いそうもない。パノラマ台という手段もあったのだが、その場所は車のライトが邪魔になるのでタイムラプス撮影にはあまり向いていない。ならば山中湖の湖畔へということで、きららの駐車場に車を止めて湖畔に行き、3台のカメラをセットする。
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夕暮れの山中湖
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右裾の夕焼けの中に輝く明るい星は金星。
2台のカメラはインターバル撮影を行いもう1台はフリーで適当に撮影する。午後7時を過ぎた頃、お目当てのものがそろそろ現れるはずだが・・・肉眼では確認できない。
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富士山の左中腹から白い光が現われた。
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富士山の上を通り過ぎて行く。
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この光が今回狙っていた国際宇宙ステーションISS。
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ISSの光跡。空から降り注ぐ緑色の光は月明かりのフレア。Tokinaレンズの欠点である。
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月と冬の大三角形。どうせならこの構図でISSを狙ったほうが良かっただろうが、写るかどうかがまず心配で構図まで気が回らなかった。
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夕暮れの山中湖とISS。比較明合成。
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同上。
日没後1時間は星も輝きISSも輝いてくれる良い時間帯のようだ。写真を見る限りでは2等級以上の光度がありそうなので、おそらく肉眼でも確認できたはずである。撮影に手いっぱいで空を見ている余裕が無かった。写ることはわかってきたので、これからはもう少し構図を考えながら撮ってみたいと思う。

夕暮れの山中湖

右裾の夕焼けの中に輝く明るい星は金星。
2台のカメラはインターバル撮影を行いもう1台はフリーで適当に撮影する。午後7時を過ぎた頃、お目当てのものがそろそろ現れるはずだが・・・肉眼では確認できない。

富士山の左中腹から白い光が現われた。

富士山の上を通り過ぎて行く。

この光が今回狙っていた国際宇宙ステーションISS。

ISSの光跡。空から降り注ぐ緑色の光は月明かりのフレア。Tokinaレンズの欠点である。

月と冬の大三角形。どうせならこの構図でISSを狙ったほうが良かっただろうが、写るかどうかがまず心配で構図まで気が回らなかった。

夕暮れの山中湖とISS。比較明合成。

同上。
日没後1時間は星も輝きISSも輝いてくれる良い時間帯のようだ。写真を見る限りでは2等級以上の光度がありそうなので、おそらく肉眼でも確認できたはずである。撮影に手いっぱいで空を見ている余裕が無かった。写ることはわかってきたので、これからはもう少し構図を考えながら撮ってみたいと思う。