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Channel: 山梨百名山から見る風景

トウゴクサバノオが満開 令和6年4月11日

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 午後の仕事を早急に終わらせてトウゴクサバノオが生育する場所に向かうが、歩き始めたのはもう午後3時近くになってしまった。この花は陽が陰ってしまうと花を閉じてしまうので、もうギリギリの時間であろう。他に探したい花もあるのだが見つかるかどうか?
    例年ならばもう柴焼きが済んでいる頃だが、まだ焼き払われていない。
    キスミレが咲き始めていた。
    トウゴクサバノオ。時間が少し遅くなってしまい花が閉じてしまっている。
    だが、日が当たっている場所のものはまだ辛うじて花が開いていた。
    それなりの数があるのだが、固まって咲く花では無い。
    この場所のトウゴクサバノオは薄黄色をしている。
    トウゴクサバノオの花
    日陰のところは花が閉じてしまっている。
    探し物はこれか?
    たぶんエンゴサクの仲間だと思うが、花が咲いていない。これはヤマエンゴサクか、それとも探しているジロボウ??
    こちらはたぶんジロボウエンゴサクの葉だと思うのだが??花が咲いていないと分からない。
    これは少し葉が大き目。アズマイチゲの葉ではないかと思う。
 トウゴクサバノオも見たかったのだが、探していたのはジロボウエンゴサクである。たぶんこのあたりに生育しているのではないかと思うのだが、それっぽい葉は見つけたのだが花が咲いておらず確定は出来なかった。3~4週間後に再訪できれば良いのだが、時間がとれるかどうか?


武田の杜植物観察会に参加 令和6年4月13日

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 武田の杜で植物観察会(勉強会)があるとの連絡を花仲間から受け、当日参加でも良かったようだが事前に申し込んで参加してきた。十数名の植物好きな人たちが集まって講師の先生に解説を受けながら桜の花を中心に武田の杜を歩いて巡った。本日は特別に許可をとってくれてあり、桜の木の枝を一部採取して花を手に取って観察することが出来た。
    ソメイヨシノが満開の武田の杜駐車場
    天気が良くて富士山が見えている。
    ヤマザクラと富士山
    ニオイタチツボスミレが満開になっていた。ゲンジスミレは終わっていた。
    さて、定刻に桜の観察会(勉強会)が始まった。
    まずはヤマザクラ。この桜は花の開花と同時に赤茶色の葉を展開させる。
    ヤマザクラの花柄は無毛、萼は本来は全縁なのだが、これにはわずかに鋸歯がある。こんなヤマザクラもあるのだろう。
    次はオオシマザクラ
    花を展開すると同時に黄緑色の葉を展開する。花はやや大き目である。
    オオシマザクラの花柄は無毛、萼には鋸歯がある。
    今度はカスミザクラ。花期は少し遅く、まだ咲き始めたばかりである。花と同時に葉を展開する。
    カスミザクラの花柄は有毛である。萼は全縁。
    これはオオシマザクラであろう。なんとなく遠目でも区別出来るようになった、気がする。
    ヤマザクラと南アルプス
    次に八重桜を見て回る。これらは植栽のものである。
    これはマメザクラの仲間と思われるが・・・
    花がやや小さい。
    花柄は有毛で萼は全縁、萼の先端部が急に細くなり今まで見てきたサクラとは形が違う。

    次に八重桜の仲間。これらは植栽のものである。
    薄ピンク色の八重桜
    花弁の辺縁が細かく分かれている。
    萼は全縁。これはショウゲツという種類と思われるがイチヨウとの区別が難しい。
    こちらは花の色が濃い八重桜
    カンザン(関山)という種類の八重桜と思われる。
 他にフゲンゾウ(花の中央にある「変わり葉」が太くて象の鼻や牙に似る)とウコン(緑色の花が咲く)の木があったのだがまだ開花していなかった。
 間違って認識したものや聞き漏らしたものも多数あると思うが、苦手な桜の木の勉強には十分過ぎるくらいの勉強会だった。まだ葉の形は観察しておらず、今後の課題であろう。



花探索あちらこちら 令和6年4月13日

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 武田健康の杜の植物観察会は午前中で終わった。午後は気になっている花を何ヶ所か、あまり歩かないで済む場所に見に行ってみる。
 まずは何度か見に行っているイヌノフグリを懲りずに見に行ってみる。たぶん結実した実が見られるはずである。    イヌノフグリ まだ花が咲き残っている。
    大部分は花が終わっている。
    見たかったのは結実したこの実。毛が生えていてまさに犬の〇〇タマ。
 次にまだ花は咲いていないであろうが、カヤランの様子を見に行ってみる。    カヤランが着生している渓谷沿いの木
    今年も大株が着生している。
    丸い蕾がたくさん付いている。開花まであと2週間くらいだろうか、今年も期待できそうである。
 次に沢沿いに咲くハナネコノメとコガネネコノメを覗いてみる。
    沢に咲くハナネコノメソウ
    そろそろ終盤のはずだが、まだ葯が残っている。
    コガネネコノメソウはちょうど満開
    ヤマエンゴサクは咲き出したばかりである。
    苞には切れ込みがあるが、3裂ではなく細かく切れ込んでいる。
 さらに個体数が少なくて咲いてくれるかどうか毎年気になっている黄色いアマナを見に行ってみる。
    今年も咲いてくれたキバナノアマナ
    個体数は昨年とほぼ同じ。咲いているのは5~6株くらいである。
    華奢なキバナノアマナの花
    茎が弱く、花が咲くと自力で立っていられない。
    虫が吸蜜にやって来ていた。
 山梨県に生育しているエンゴサクの仲間はヤマエンゴサクとジロボウエンゴサクの2種類ではないかと思っていたのだが、キンキエンゴサクというのもあるらしい。苞の切れ込みが多いものをキンキエンゴサクとしているようだが、そういう目でエンゴサクを見てみると山梨県はほとんどキンキエンゴサクになってしまうのではないだろうか。では本物のヤマエンゴサクはどこにあるのだろうか?そもそも分ける必要があるのかどうかも疑問である。
 天気が良く花たちも春の日差しを満喫しているようだった。効率良く花探索が出来たのではないかと思う。

初見の樹、カナクギノキ 南部町  令和6年4月14日

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 どこに生えているのか全く分からなかったカナクギノキであるが、花仲間が情報を提供してくれて、さらには下見にまで行ってくれて開花状況を知らせてくれた。5月連休ごろに訪問すれば良いのかと思っていたのだがそれよりももっと早い時期に花を咲かせるようである。今頃訪問すれば、おそらく満開の花が見られるはずである。天気も良く、たぶん良い状態のカナクギノキの花が見られるのではないだろうか。
    一般車通行止めの林道を歩いて進む。
    側面から滝が流れ込む。
    ミツマタの群生。花はもう終盤である。
    こちらも終盤のハナネコノメソウ
    ツルシロカネソウは満開
    林道脇の土手に生えていたカナクギノキ。これはあまり大きくない木。
    花が咲いている。枝は茶色いものだと思っていたがこれは緑色で、クロモジとの区別が難しい。
    雄花と雌花があるはずだが、見てもさっぱり分からない。
    林道の法面の上に生えていたカナクギノキ
    花が咲いているがかなり遠い位置である。
    超望遠レンズを取り出す。茎は黄緑色、雄花か雌花かまでは判別できない。
    葉の色が違うものが出ている。
    超望遠レンズで見てみると、花は良く似ているが別物の棘の生えた蔓性の植物がからみ付いているようだ。
    法面の上にはそれなりの数のカナクギノキが生育していた。
    さらに林道を進むとやや大型のカナクギノキが生えていた。
    たくさん花が付いている。
    これも茎は黄緑色である。
    黄色い葯のようなものが見えるが花粉は付いていないように見える。これが雌花だろうか??
    別の木の花。こちらは先端部が黄色い葯が付いている。これは雄花で良いのではないだろうか?
    中くらいの太さの木では幹の縦縞といぼのような突起が目立つ。
    本日一番の大きさのカナクギノキ。背丈は10mを越えている。
    花付きが凄く、今まさに満開状態。
    茎は茶色っぽい色をしていて、これならばカナクギノキと判別が出来る。
    花がたくさん付いている。しかし、どれを見ても雄花に見えてしまう。
    太い木の幹は樹皮が剥がれ落ちている。
 今年の課題のひとつであったカナクギノキはちょうど満開の良い状態の花を存分に観察することが出来た。しかし、雄花と雌花の区別は簡単では無く、見分けるには花を採取して細かく観察しないと難しそうである。花を採取するのは木が可哀そうな気がしてあまり気がすすまない。
 別の場所も覗き込んでみる。
    ツルシロカネソウが満開でたくさん咲いていた。
    こちらのスミレも咲いているのではないかと期待したが、まだ葉っぱだけだった。
    ミヤマカンスゲが穂を伸ばしている。
 コミヤマスミレはまだ咲いていなかった。コミヤマカンスゲは果胞が成熟し始めている。何度か探索したが見つかっていないハシナガカンスゲもそろそろ見ごろを迎えるのではないだろうか。今年はたぶん出会えるのではないかと期待している。

やっと出会えたジロボウエンゴサク 南部町 令和6年4月14日

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 今年になってから本格的に探しているジロボウエンゴサクであるが、それらしき葉は見かけているものの花はまだ見ていない。花が咲いた時に花柄の付け根に付いている苞葉の形を確認しないとジロボウエンゴサクかどうかは確定できない。しばしば情報を提供していただいている頼もしい花仲間が長い林道を歩いて探索してくれて、ジロボウエンゴサクの生育場所と開花状況を教えてくれた。たぶん満開になっているはずである。
    これか?いや、これはムラサキケマンだろう。
    こっちが探していたジロボウエンゴサク
    ややピンク色がかった薄紫色の可愛らしい花。苞が見えているが切れ込みは無い。
    この場所はあまり個体数は多く無かった。
    さらに別の場所に車で移動する。そこには結構たくさんあった。
    ちょうど満開の良い時期に訪問出来た。

    苞は先端部が尖っていて切れ込みが無い。
    これは間違い無くジロボウエンゴサク
    可愛らしい花は細長いマメの花のように見える。
    葉は2回3出複葉、葉は不規則に2~3裂し、先端部は小さく尖る。
    やっと出会えたジロボウエンゴサクの花
 今年の重要な課題だった花のひとつジロボウエンゴサクに、これまた熱心な花仲間のおかげで出会うことが出来た。何から何までお世話になりっぱなしである。

桜とヒメアマナが満開 令和6年4月16日

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 先週と同じくこの日も都留方面に出張だった。午後も仕事があったのだが想定していたよりも早く仕事が片付き、午後2時過ぎには終わった。先週は天候が悪かったがこの日は少し風が強いものの、日差しが降りそそいでいる。これならばきっと陽を浴びて花が開いているはずである。急いで移動する。
    川沿いの桜が満開になっている。
    下流側の桜も満開。平日だが人もたくさん出ていた。
    花の咲く場所に行ってみる。ニリンソウは咲き始めである。
    フッキソウも咲き始めたばかり。
    キランソウは満開
    モモイロキランソウもいつもの場所に咲いていた。
    色の濃いモモイロキランソウ
    驚いたのがこの花
    まだほとんどが蕾だが、毛深くて葉は掌状に浅く切れ込んでいる。
    これはカッコソウであろう。当然植栽のものであろうが、よくぞこんなに生えたものである。
    ヤマエンゴサクが満開
    苞葉は細かく深く切れ込んでいる。
    アズマイチゲは陽を浴びて開いてはいるが、盛期を少し過ぎているようである。
    レンプクソウが満開
    緑色の地味な花。花弁が脈打った面白い形をしている。
    目的のヒメアマナは陽を浴びて満開状態。
    いちばん良い時期に訪問出来たのではないだろうか。
    小さくて可愛らしいヒメアマナ
    花は黄色で、個体によっては少し緑味を帯びる。
    ヒメアマナとアズマイチゲ
    林の中にあるフッキソウ大群落はまだ花を咲かせていなかった。
 天候に恵まれたおかげで満開のヒメアマナに出会うことが出来た。今年はたくさん咲いてくれたように思うのだが、場所によっては個体数が減ってしまっているところも見受けられた。満足して甲府に戻った。

咲き始めたセンダイタイゲキ 令和6年4月19日

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 今年のスミレはハズレ年のようで、どのスミレもあまり花を付けておらず個体数も少ない。しかも暖かくなってきたかと思うと春を通り過ぎてあっという間に初夏のような気温となり、スミレの花はあっという間に終わってしまったようである。センダイタイゲキが生育する敷島カタクリロードの一角で昨年多数のゲンジスミレが咲いている場所を発見した。今年はどうだろうか?
    カタクリが花全開
    盛期を過ぎてしまっていたが、今年は花も葉も少ない。
    アズマイチゲはもう花が終わっている。
    周囲の木が伐採されて日当たりが良くなり過ぎた場所のアズマイチゲはだいぶ減ってしまっていた。
    アスファルトの隙間に咲いたアカネスミレ
     アカネスミレは小型のものが多く花数が少ない。
    満開のアケボノスミレ
    マルバスミレも例年に比べると数が少ない。
    一株だけヒゴスミレ
    ここが昨年ゲンジスミレがたくさん咲いていた草地。イノシシの掘り返しが凄まじく、今年は一株も見つからなかった。
    センダイタイゲキはさらに生育域を広げてたくさん生えている。
    センダイタイゲキの花

    まだ咲き始めたばかりだが、今年もたくさん生えてくれた。
    たくさん生育するのは良いことだが、他の花がこの植物に侵襲されてしまうのではないかというほどの勢いである。
 期待していたゲンジスミレは周辺も探してみたが一株も見つからなかった。どこかで生きていてくれることを期待したい。

やっと出会えたハシナガカンスゲ 令和6年4月21日

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 天候がいまひとつで午後か夕方には雨が降り出しそうである。折角の1日休みなのだが植物探索に行くかどうか迷っているうちに時刻は10時になってしまった。 情報をたくさん提供していただいている花博士からさらにビッグな情報を提供していただいた。既に4~5回探索に出かけている南部町に生育しているはずのハシナガカンスゲであるが、全く感触が無く見つかる気がしなくなっていた。ところが、いつも探している場所とは遠からずとも近からぬ場所に生育しているのを確認してきてくれた。これは見に行かないわけには行かない。出発時間が遅くなってしまったが出かけてみる。
    目指すのは渓谷の奥
    南部町らしく、カナクギノキが生えていた。
    花はまだ咲き始めたばかりである。
    ミツバツツジはほぼ満開
    ヒメウツギもほぼ満開
    白い花が鮮やかなヒメウツギ
    苔の岩壁に咲いたタチツボスミレ
    ツルシロカネソウが満開になっていた。
    花が終わっているテンナンショウの仲間。葉が細長い。
    おそらくこれはヒガンマムシグサであろう。
    ホソバテンナンショウ?と思ったが葉軸の別れ方がちょっと違うように見える。
    これは山梨県側では珍しいウメガシマテンナンショウらしい。
    しばしば目にしているやや大型のスゲ、ミヤマカンスゲ。
    鱗片が茶色いものが多く、果胞には毛が生えているはずである。
    こちらはさらに大型で葉の幅が広いカンスゲ
    雌小穂は黄緑色で剛直な感じがする。
    岩壁にやや小型の葉が柔らかそうな感じのスゲが生えていた。
    これこそが再三探しても発見出来なかったハシナガカンスゲであろう。
    想定していたよりも小さかった。生育環境も森の林床に生えると思っていたが岩壁に生えていた。
    先端が雄小穂、その下が雌小穂
    雌小穂は嘴がやや長く、外側に曲がる。果胞には毛が生えていない。
    違うタイプのハシナガカンスゲが生えていた。
    こちらは鱗片が茶色いタイプ
    こんな岩壁にこのように群生しているとは想定外だった。
    近くにはイワユキノシタが群生していた。
    もうすぐ咲きそうなイワユキノシタ
 半ば諦めかけていたハシナガカンスゲだが、花仲間の花博士のおかげで出会うことが出来てとても感動した。生育環境が分かったので今度は別の場所で探せるかも知れない。しかし、ヒメカンスゲやスルガスゲに似ており、一見しただけで判別できるかどうかはまだ全く自信が無い。もっとたくさん見てたくさん勉強しなければならないであろう。


新たに見つかったヒロハハナヤスリ 令和6年4月22日

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 花仲間がスミレを見に行った際にヒロハハナヤスリと思わしきものを見つけて連絡してくれた。山梨県では現在1ヶ所しか生育を確認しておらず、新たな生育地ということになるであろう。スミレや他の花を楽しみつつ現地に行ってみる。
    倒木だらけの森林軌道跡を行く。
    イブキスミレは葉がたくさんあるが花はもう終わっていた。
    ゲンジスミレも葉はたくさんあるが・・・
    花はもう終わっていた。
    結実しかけているゲンジスミレ。パッと咲いてすぐに終わったようである。
    これはエゾノタチツボスミレだと思うのだが側弁の毛が確認出来ない。
    別株。こちらはしっかりと毛が生えていた。
    白いスミレも終わっていたが・・・
    辛うじて一輪だけ咲き残っていた。
    ウワミズザクラが咲き始めていた。
    これはクロモジであろう。枝が緑色をしている。
    花と葉を見るとカナクギノキとほとんどそっくりである。
    カナクギノキは根元が1本の幹になっているものが多いが、クロモジは根元から分かれて生えるようである。
    ヒロハハナヤスリと思わしきものが生育する林床。たくさん生えている。
    まだ出始めのようで、胞子穂が見えていない。
    ようやく胞子穂が出て来たものがあった。
    葉が胞子穂の茎を抱いている。これはヒロハハナヤスリで間違いないだろう。
 教えていただいたヒロハハナヤスリはまだ胞子穂が十分に伸びておらず、見ごろになるのは1∼2週間先になりそうである。シダの師匠とともに再訪してみたいと思う。

タニヘゴはまだ葉を開いていなかった 令和6年4月23日

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 昨年見つかったタニヘゴがそろそろ新緑の葉を展開しているのではないかと思い、訪問してみた。
    タニヘゴが生育する湿地。湿地というよりも沢の源流部といったほうが良いかも知れない。
    まだ葉を全部は展開していなかった。
    葉を展開しつつある新鮮なタニヘゴ
    こちらはまだ葉を丸めている。イワヘゴは常緑だがタニヘゴは冬に枯れるようである。
    苔の生えた岩を覗き込んでみると小さなシダが生えていた。
    これはカラクサシダであろう。
    葉に細かい毛が生えている。
    こちらは葉を展開し始めたばかりのコウヤワラビ
    これは葉を展開し始めたゼンマイ。胞子葉と栄養葉が分かれている。
    別のゼンマイの仲間が生えていた。
    栄養葉と黒い胞子葉が同じ茎から出ている。これはオニゼンマイ。こんなところで出会えるとは思ってもいなかった。
    水際に生えていたランと思わしき葉    固まってたくさん生えるこの感じはカモメランではないかと思う。
    草地にはキクの仲間と思わしきものがたくさん生えていた。
    おそらくこれはハネミギクではないかと思う。
    ウワミズザクラが満開になっていた。
    クロモジも満開
    途中の公園に立ち寄ってみる。しだれ桜が咲き残っていた。
    セイヨウタンポポの綿毛がたくさん。
    キランソウがまばらに生えていた。
    草むらの中に生えていた濃い紫色の小さなスミレ
    葉は三角形で矢筈型に切れ込んでいる。
    花の側弁には毛が生えている。
    おそらくこれはヒメスミレであろう。山梨県ではあまり見かけないスミレである。
 まだ葉を展開していない新鮮なタニヘゴを観察することが出来た。この場所は御坂山系の一角にあるのだが、ここでオニイノデに出会えるとは全くの想定外だった。山梨県では珍しいヒメスミレにも出会えて、午後の短時間ではあったが有意義な植物探索が出来た。





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