空模様が思わしく無く午後からは雨が降りそうである。甲府市街地からは若干の青空が見えるが周辺の山々は中腹まで雲がかかっている。山に行くのはわざわざ雲の中に突入するようなものだ。しかし、この日を逃すとおそらくその山のホテイランは花期を逃してしまうだろう。若干の雨は覚悟で入山する。
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沢の源頭はツルネコノメソウがたくさんあった。
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花が散ったコチャルメルソウ
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ニッコウネコノメソウが少しだけ残っていた。
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何度も登っているが何度登っても急登のバリアンス尾根。下山するときつさを忘れてしまうようだ。
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ここにもセリバオウレンの葉があった。かなり数は多い。
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既に結実していたセリバオウレン
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居ました、ホテイラン。
急斜面のバリアンス尾根を登って目的地に到着すると、ホテイランが咲いていた。若干花期を過ぎていて既に散ってしまっているものが何株もあったが、それでも10株近い開花した花を見ることが出来た。2年ぶりの訪問となるが今年は比較的多く咲いてくれているように見える。葉の数も若干多くなっているような気もするが、目が慣れてきただけなのかも知れない。
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もう終わりかけた株
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ここは2本並んで咲いたようだ。
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まだ花を咲かせない幼弱な葉が増えているように見える。
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森の中に咲いた森の妖精ホテイラン
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何度見ても見入ってしまう美しい花
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今年もしっかりと咲いてくれた。嬉しい。
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この株は周辺に小さな葉がたくさん出ている。
時刻はお昼に近くなり、少しずつ天候が悪くなってきた。霧に巻かれて時折小雨が混じるようになる。雨の中を沢筋を歩くのは危険かとも思ったのだがひょっとしたら別の花に出会えるかも知れない。一応ザイルも持って来ていることだし、急斜面を下って沢に下りてみることにした。
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下に沢が見えてきた。林業作業のワイヤーロープが残置されていた。
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沢に降り立つ。最上部は滝になっているようで、ここを遡上するのは難しそうだ。
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沢の中はツルネコノメソウ天国。
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沢の中に咲いたニッコウネコノメソウ。
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?
なんとか小雨に降られただけで沢から抜け出すことが出来、ザイルを使うことも無く林道まで降り立つことが出来た。
もともと個体数がきわめて少ないこの山のホテイランだけに、絶滅するのではないかと心配していたのだが今のところ大丈夫のようだ。咲いていたのは10株ほど、散っていたのが5株ほど、さらに小葉を入れると30~50個体くらいあるのではないかと思われる。若干増えたようにも見えるのだが、それでも絶滅に瀕した状況にあるのは変わりない。引き続き見守って行きたいと思う。

沢の源頭はツルネコノメソウがたくさんあった。

花が散ったコチャルメルソウ

ニッコウネコノメソウが少しだけ残っていた。

何度も登っているが何度登っても急登のバリアンス尾根。下山するときつさを忘れてしまうようだ。

ここにもセリバオウレンの葉があった。かなり数は多い。

既に結実していたセリバオウレン

居ました、ホテイラン。
急斜面のバリアンス尾根を登って目的地に到着すると、ホテイランが咲いていた。若干花期を過ぎていて既に散ってしまっているものが何株もあったが、それでも10株近い開花した花を見ることが出来た。2年ぶりの訪問となるが今年は比較的多く咲いてくれているように見える。葉の数も若干多くなっているような気もするが、目が慣れてきただけなのかも知れない。

もう終わりかけた株

ここは2本並んで咲いたようだ。

まだ花を咲かせない幼弱な葉が増えているように見える。

森の中に咲いた森の妖精ホテイラン

何度見ても見入ってしまう美しい花

今年もしっかりと咲いてくれた。嬉しい。

この株は周辺に小さな葉がたくさん出ている。
時刻はお昼に近くなり、少しずつ天候が悪くなってきた。霧に巻かれて時折小雨が混じるようになる。雨の中を沢筋を歩くのは危険かとも思ったのだがひょっとしたら別の花に出会えるかも知れない。一応ザイルも持って来ていることだし、急斜面を下って沢に下りてみることにした。

下に沢が見えてきた。林業作業のワイヤーロープが残置されていた。

沢に降り立つ。最上部は滝になっているようで、ここを遡上するのは難しそうだ。

沢の中はツルネコノメソウ天国。

沢の中に咲いたニッコウネコノメソウ。

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なんとか小雨に降られただけで沢から抜け出すことが出来、ザイルを使うことも無く林道まで降り立つことが出来た。
もともと個体数がきわめて少ないこの山のホテイランだけに、絶滅するのではないかと心配していたのだが今のところ大丈夫のようだ。咲いていたのは10株ほど、散っていたのが5株ほど、さらに小葉を入れると30~50個体くらいあるのではないかと思われる。若干増えたようにも見えるのだが、それでも絶滅に瀕した状況にあるのは変わりない。引き続き見守って行きたいと思う。