北海道、および本州中部地方以北の高山帯の砂礫地に生育する多年草である。茎や葉は無毛で、葉は内側に巻いて直系1~2㎜の糸状になる。花序は狭い円錐形で小穂は淡褐色で光沢があり、2個の雄性小花と1個の両性小花から成っている。2個の雄性小花のうち上の1個の外花穎には折れ曲がってねじれた芒がある。山梨県では南アルプスに生育している。
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ミヤマコウボウ 令和2年8月 鳳凰山で撮影
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同上
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マクロ撮影。曲がった芒が見える。
ミヤマコウボウで間違いないと思うのだが確信は無い。
⇒山梨県の絶滅危惧のイネ科植物一覧へ
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~

ミヤマコウボウ 令和2年8月 鳳凰山で撮影

同上

マクロ撮影。曲がった芒が見える。
ミヤマコウボウで間違いないと思うのだが確信は無い。
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