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四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

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     2月の午前中に訪れた際に、白糸の滝には大きな虹がかかっていた。おそらく月光でも虹が出るはずだ。パール富士撮影に田貫湖まで来たことだし、少しばかり時間をつぶして月が昇って来るのを待ち、白糸の滝まで足を延ばしてみた。


        白糸の滝展望台から見る月と富士山。滝も撮ろうと試したが暗くて写らず。


        月光が射し始めた白糸の滝。まだ少し早かった。虹は見えない。


        滝の上にはカシオペア座が輝いていた。


        そろそろ見えてくる時間だと思うのだが・・・。


        近付いてみると、左下に小さく虹が出ている。


        もう少し待ってみるが、間もなく消えてしまった。何故??

     月明かりが照らしてくれば虹が大きくなるものだとばかり思っていたのだが、逆に月が昇ると虹は消えてしまった。しばらくは何故に消えてしまうのか理解できなかったが、帰り際に考えてみると、そもそも虹は太陽の反対側に現れるもので月の高度が高ければ下側に小さく出てさらに消えてしまうのは当たり前の現象である。つまり、今回の月はそもそも昇り始めの位置が北側の高い位置にあり、白糸の滝を照らした時間にはもうだいぶ上のほうに昇っていて滝を照らす角度が悪かったということである。もっと月の高度が低い時に狙わないと月光の虹は写ってくれないことがわかった。


        月光照らす富士山。展望台から。

     5月か6月ごろならば満月の頃の月の昇る位置は低いはずだ。月の位置を計算しながら再訪してみたい。

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     爆弾低気圧が去った後の澄んだ夜空を明るい月が照らした。夜明けの頃に甲斐駒ケ岳に沈む月を見るために予め下見しておいた帯那町の林道に向かう。現地に行く林道に入ったつもりだったが1本間違えたようで、戻って別の道を行くと今度は工事中で迂回路の看板があった。そちらに行くと目的の林道には入れず、また元の道に戻ってしまい、別の道を行くと今度は田んぼの中の細い道に迷い込んでしまいバックして脱出するのに一苦労してしまう。ようやくたどり着いた時には月はもう甲斐駒ケ岳のすぐそばまで迫っている。2台のカメラをセットする時間は無く、1台だけ持って三脚とカメラをセットする。しかし、強風に煽られてカメラの固定がきわめて悪く、どうしても微妙にブレてしまう。


        再三道に迷ってようやく撮影予定地に到着した頃には、月がもう甲斐駒ケ岳のすぐそばまで迫っていた。


        美しく黄金色に輝く月は甲斐駒ケ岳山頂に巻いた雲の中に入ってしまう。


        足早に流れ形を変えて行く雲。


        なんとか山頂にかかる月は見ることが出来た。


        あっという間にまた雲の中。


        本日の撮影地から見る甲斐駒ケ岳と鳳凰山。下は植林帯で決して眺望の良い場所では無い。

     ほんのり朝焼けの東の空が美しかったので富士山の見える金子峠に立ち寄るが、ここに行くのにもまたしたも道迷いしてしまう。


        朝日が射す金子峠の富士山。下に見えるこんもりした山は愛宕山の隣にある大笠山。


        夜明けの富士山


        強風で落ち葉が舞い上がる。

     帯那町は道が入り組んでおりカーナビを使ってもしばしば道迷いしてしまう。現地到着が遅れてしまったことは痛かったが、雲と風で大気が乱れておそらくは満足な撮影は出来なかっただろうと思う。


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     月齢14の月が日没約1時間後に昇って来るこの日は普通にパール富士を撮ると月の光が放散してしまうか、あるいは富士山の形が暗くなって見えにくくなってしまう。この日に狙うのは過去に一度だけ撮影に成功している多分割パール富士月光ティアラである。月齢14ないしは15の月でないと撮影が困難となる月光ティアラは撮影場所の立ち位置が難しいだけでなく、太陽と違って暗いためにシャッタースピードが遅くなりレンズの選定・細工とカメラの設定が難しい。まだこれが良いという方法は決まっておらず、まだ四苦八苦している状態である。

     この日は以前に一度訪れて見事に月光ティアラ撮影に失敗している場所である。Iso感度を6400まで上げてもシャッタースピードが1秒を越えていたために画質が悪いうえにブレており、さらにはピントもいまいちだった。今回はフィルターに細工を加えてCanon75-200mmの前面に装着し、F2.8でシャッターを切ってみようと思っているのだが果たしてうまく八方向の光芒が出てくれるのかどうか、かなりの不安がある。もう1台は皆既月食の月を撮るために新調したテレコンバーター装着したBorg71FLに改造絞りを装着して使ってみる。もう1台Borg36EDレンズも細工をしてみてはあるが、3台を使って慣れない撮影に挑むのは困難なため、2台を使うことにする。


        天候は抜群。夕陽に富士山が染まる。農道脇スペースに車を止めさせてもらったがあまり良い場所では無いのでカメラを下ろしてから車は移動させる。


        改造フィルター装着Canonレンズの試し撮り。おおいぬ座シリウスを撮ってみる。


        拡大して見ると八方向の光芒が出ている。ひとまずは改造成功のようだ。


        こちらがBorg71FLの試し撮り。ピントとブレも大丈夫のようだ。

     20分ほど前にセット完了し、月の出を待つ。2本後ろ側の農道にも2~3台の車が止まっておりパール富士を狙っているようだ。位置的に剣ヶ峰の上に昇って来る月を狙っているように見える。望遠レンズで連写すると固定の悪い私の三脚だとどうしてもブレが生じてしまうので、若干のインターバルを置いてから撮るように設定するのだが、最速で1秒間に1コマしか撮れない。いろいろと設定を考えて試し撮りしているうちに月の出の時間を迎える。


        月の出の直前。剣ヶ峰の上に光の輪が現われた。


        月が出た。改造フィルターの効果あって見事な8方向光芒が出る。Iso2500, F2.8, 0.8secで撮影。


        若干右から出たが、月光ティアラ撮影成功。


        もう1台のテレコンバーター装着Borg71FL(570㎜相当)、Iso6400, 0.8sec で撮影。以下は1秒間隔の6コマ連写画像。







        まずまず満足の行く多分割パール富士月光ティアラ撮影に成功した。

     完璧とは言わないまでも、想定していた以上に良い画像が得られたと思う。しかし、位置的にもう少し右側で良かった。さらには、2本のレンズともフレアが出てしまうことが残念なところである。キャノンの明るいレンズは止む無しとしてもBorg71FLでフレアが出てしまうことは残念である。テレコンバーターを装着するとフレアが避けられないようだ。


        今宵は素晴らしい月の出を見させていただきました。月に感謝。

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     夜明けの頃に富士スピードウェイ西側ゲート付近でパール富士になるのだが、ゲートの前だと左に寄ってしまうはずだ。さらに電線が邪魔になるのも分かっている。スピードウェイの敷地内ならば真ん中あたりに持って来られるのだがそもそも早朝6時に敷地内に侵入するのは不法侵入になってしまうだろう。現地で良さそうな場所を探すことにして前日山中湖きららに移動して車中泊する。睡眠薬を飲んで寝ようとするが眠いのになかなか寝付けず、深夜11時半の時刻を確認した後にようやく眠りについた。

     翌朝は3時半に起床して山中湖湖畔から富士山の上に昇っている月を撮影する。


        凍る山中湖と月


        眩しいほどの月が凍った湖面を照らす。

     この撮影には狙っていたものがあって、未明3時54分から58分にかけて富士山の左裾野から月の左脇を通って国際宇宙ステーションISSが通過して行くはずだった。赤い光を放っていれば写るのではないかと期待していたのだが何も写らなかった。やはり薄明の頃の太陽光を反射させたISSを狙わないと写らないようだ。

     軽く朝食をとって富士スピードウェイ西ゲートに移動する。カメラマンが誰も居ないということはここではいまいちということなのだろう。富士スピードウェイの中にある駐車場はほぼ満車に近いくらい車が止まっているが、いったいどうやって入ったのだろうか?駐車場ゲートは閉じられている。GPSで位置を確認しながら周辺の道路をうろついていると、富士山上部はなんとか見える良さそうなポイントを発見した。カメラマンが2~3人道路脇に駐車している。月の角度から見ても良さそうなのでそこでカメラを構える。


        広場の向こうに倉庫らしき建物が見える。たぶん私有地で本来は入ってはまずい場所なのかも知れない。


        月が富士山頂に近付く。良い場所に沈みそうだ。


        富士山頂に迫る月


        黄金色に輝いた。


        ほぼ真ん中で接地。


        同上


        沈んで行く月


        半分以上沈んだところで富士山が赤く染まり始めた。


        沈む月と朝日に染まる富士山


        天候が良く紅富士になった。

     おそらく多くのカメラマンが押しかけてきたであろうから、もっと良い場所があったのだろう。もう少し距離を離して良い場所があれば、パール紅富士が撮れたのであろうが、山梨県外ではほとんど土地勘が無いので今回はこれで良しとしよう。

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     昨年も同じ時期に丹沢大山からのダイヤモンド富士を狙って登っているが、富士山頂に巻いた雲に阻まれて失敗に終わっている。リベンジに行くがまたしても・・・

     前日は山中湖きららに車中泊して早朝3時半起きでパール富士を撮影してきた。寝不足を解消するため御殿場インターから東名高速に乗って足柄サービスエリアで休憩し、4時間ほど爆睡した。12時に目を覚ますと朝はスッキリと見えていた富士山が薄雲の中に隠れて山頂だけがわずかに見えているだけだった。高度を上げればもっと良く見えてくるはず、と登る心が折れそうな自分に言い聞かせて、ヤビツ峠に移動して2時40分から大山山頂を目指して登る。


        良く出来ている丹沢の木道。この方法だと土砂が流出しにくく登山道が削れないうえに植生の保護も出来る。予算の都合で山梨県では難しいだろう。


        途中の展望台から見る富士山。雲が多いが富士山はしっかりと見えている。


        山頂下の鳥居脇展望台から見る富士山。太陽の光が雲を透かして見えればダイヤモンド富士がみられるはずだが・・・。


        まずは山頂に行く。2~3人が休憩していたがほとんど登山者は居ない。

     4時20分ごろに山頂に到着した。ダイヤの時間までまだ1時間ほどある。西側にある富士山の展望広場に行くがカメラマンは誰も居らず、昨年と同様に独占状態である。しかし、夕方には少し晴れてくるのではないかと期待していた空はさらに雲が広がり、富士山は見えているものの太陽は姿を消してしまった。わずかにでも雲を透かして太陽が見えれば・・・と期待して、担いで行った2本の三脚とカメラをセットする。狙っていたのはダイヤモンド富士の後の白山岳に沈むキャッツアイだったが、そちらはほぼ絶望的である。


        富士山は見えているが太陽は雲の中に入ってしまって見えなくなってしまう。


        そろそろ富士山山頂に差しかかっている時間だが・・・


        もう白山岳に沈みかけてキャッツアイになっている頃。全く見えず。


        もう太陽が沈んでいる時間。

     今年も大山のダイヤモンド富士は不発に終わってしまう。山頂に移動して明かりが灯り始めた神奈川県の夜景を見に行く。


        町灯りが灯り始めた神奈川県の夜景。町灯りは見えるものの、かなり霞んでしまっている。


        雲が多くて星空は期待できそうも無い。

     空模様が悪くて星が見えないうえに霞んでいて夜景もいまひとつの輝きである。暗くなるのを待たずして下山することにする。山頂下の鳥居を過ぎてそろそろ分岐点あたりのところまで来たところで町灯りを見ると、先ほど山頂で見た時よりも遥かに輝いて見えるようになってきた。そういえば、この日の夕方は満月が昇って来る日だったのを思い出す。GPSで月の出の時間を確認すると7時に昇って来るはずだ。時刻は午後6時、あと1時間待てば月の出だ。空を見ながらどうするか、再三迷ったが、悔いを残して下山するのも悔しい。もう一度山頂に登り返して月の出を待つことにする。


        鳥居脇の展望台から見る西の空。肉眼ではうっすらと赤くなっているようにしか見えなかったがカメラで捉えると焼けていた。


        夕焼け空の夕富士


        再び大山山頂へ。左上の明るくなっているあたりに月が出てくるはずだが・・・待てど暮らせど月は見えず。


        このブナの大木を透かして見える月の構図を考えていたのだが、月は出なかった。

     7時20分まで待ったが雲に阻まれて月は出ず、ダイヤモンド富士、月の出ともダブル撃沈して下山となった。雪はほとんど無かったがぬかるんだ斜面でのスリップに十分に注意して、1時間ほどで下山した。


        相変わらず雲が多いが、富士山は見えていた。

     この前日にsanaeさんたちが大山を訪れて素晴らしいダイヤモンド富士の撮影に成功していた。今回はそれを見て良しとしよう。この山の3月3日にこだわっているのは、ダイヤモンド富士と同時にキャッツアイの撮影が可能だからである。うまくすれば、3月4日でも分岐部の展望地から撮れるかも知れない。また秋か、来年かチャレンジしたい。


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     冬至を境に太陽が折り返し、そろそろ北杜市明野の界隈でダイヤモンド甲斐駒ケ岳の撮影が可能となってきた。明野からの甲斐駒ケ岳が角度的に良いのは山頂の双耳峰が見えるということで、太陽の位置と距離をうまく調整すればおそらく3分割のダイヤモンド甲斐駒ケ岳の撮影が可能なはずである。昨年も挑戦しているが立ち位置が悪く失敗に終わっている。久しぶりに割れる甲斐駒ケ岳ダイヤの撮影に行くが出発時間が4時を過ぎており間に合うかどうかギリギリの時間である。中央高速を使って須玉まで移動して現地に到着し、GPS片手に場所を探すが座標点ぴったりの良い場所が見つからず右寄りのポジションで構える。1台のカメラのセットが終わって2台目に取りかかると、もう太陽が甲斐駒ケ岳に沈み始めている。ピント合わせをする暇も無くシャッターを切り始める。


        1台目、200㎜望遠のセットを終えた頃には太陽はもう甲斐駒ケ岳のすぐそばまで迫っていた。


        山頂に夕陽が沈んで行く。


        なんとなく3つ割れ。しかし、もう少し左のポジションだった。電線と建物が邪魔で場所を確保できなかった。


        一応3つ割れのように見える。


        いちばん左の光芒が消えて2つ割れ。


        最後の輝き。


        こちらは570㎜望遠。構図が悪かったが逆光で良く見えなかったため。なんとなく3分割。


        2分割。完全にポジションが右寄りだったが、今回の明野の浅尾という場所の界隈ならば3分割ダイヤが撮れそうだ。

     時間的に好位置を探すこともカメラのセッティングも十分では無かったが、かなり核心に迫ったように思う。今回訪れた場所の界隈は甲斐駒ケ岳の眺望がとても良い場所なので、空気が澄んでくれれば3分割ダイヤモンド甲斐駒ケ岳の撮影は十分に可能と思われる。

     場所を変えて今度は甲斐駒ケ岳に沈む金星を撮影に行く。水星も接近しているはずだが、まだ高度が低くて夕焼けの空の中で輝いているはずだ。先日の月光ティアラ撮影のために作成した前面装着型改造フィルターがおそらく金星の輝きにも応用できるはずで、8方向の光芒が出てくれるはずだ。


        夕暮れの甲斐駒ケ岳と南アルプス。


        夕焼けの空の中に星が輝き出す。左下が金星、右上が水星である。


        夕焼けの空の中でも明るく輝く金星。改造フィルターの効果で8方向の光芒が出る。570㎜望遠でも効果が出ることが確認出来た。


        ダイヤモンド金星甲斐駒ケ岳には若干位置がずれた。


        大失敗だったのがBorg36EDに装着した改造フィルター。6角形の光芒が出るはずだったが奇妙な輝きになったうえにピントが合わない。


        完全に失敗作。フィルター径が小さくて細工が難しいこともある。

     片方がうまく行けば片方がダメだったが、まだまだ試作段階の改造フィルターなので、更なる工夫を施してみたいと思っている。レンズの明るさをあまり落とさずに出来るだけ速いシャッタースピードで撮影を行うにはこの改造フィルターが大いに役立つはずである。

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     ザゼンソウが咲くこの公園を訪れるのは何年ぶりだろうか?先日の雨が場所によっては雪だったようで、ひょっとしたら雪の中から顔を出しているザゼンソウが見られるのではないかと期待していたのだが、残念ながら雪はわずかに残っているのみで、どうやら雨だったようだ。駐車場には車が4~5台止まっており、ちょうど見頃を迎えていたようで、満開のザゼンソウを楽しむことが出来た。


        久しぶりに訪れた玉宮ザゼンソウ公園。保護柵のポールが茅ヶ岳や黒岳で使ったものと同じで、うまく立てれば強度は十分あるようだ。


        さっそく咲いていました。3兄弟。


        水の中にも咲いている。


        ちょうど見頃。


        赤白入り乱れて咲いている。


        白花


        赤花


        中間色


        たくさんの花を楽しませていただきました。

     さて、公園を訪れたのが午後4時だったので、たっぷりとザゼンソウを楽しんだ頃にはもう日没時間に近くなっていた。夕暮れの景色を楽しむために小倉山の展望台に向かう。


        小倉山展望台。到着したのは日没過ぎ。


        展望台の上まで昇ると富士山が見える。しかし、微妙に木が邪魔である。


        残照の富士山


        夕暮れの南アルプスと甲府盆地の明かり


        南アルプスに輝く金星(下)と水星(上)


        おおいぬ座シリウスが天高く輝く。しかし展望台からの景色はこれ以上上の空を狙うと屋根が入ってしまう。

     甲府の夜景と南アルプスに沈んで行く金星と木星も見たかったもののひとつではあるが、一番狙っていたのは富士山の裾野に現れて富士山を貫くように通り過ぎて行くカノープスだった。計算上では見えるはずなのだが実際はどうなのか?富士山の裾野に巻いた雲が気になっていたが、それよりも視野を妨げている木がかなり邪魔である。


        星が輝き出した。


        そろそろ見えている時間のはずだが・・・??


        1時間ほど待ったがカノープスは見えず、富士山も霞んでしまった。

     7時20分まで待ったがそれらしき星は現れず、霞が多くなってしまい撤退となる。後にステラナビゲーターを使って再シュミレーションしてみると、この小倉山からカノープスが見えるのは左裾に一瞬見えるだけで富士山を貫通して見えるのはきわめて難しいことがわかった。時間的には6時半ごろに見えたはずだが、富士山の裾野に巻いた雲の中だったようである。冬のもっと空気が澄んだ時でないとこの場所からカノープスを見るのは難しそうで、さらには木がどうしても邪魔になってしまいいまいちということがわかった。もっと高度を上げて狙ったほうが良さそうだが、カノープスは冬の星で、もうこの星を見る季節は終わってしまう。

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     茅ヶ岳は昨年の5月に鹿除けの保護ネットを設置し、オキナグサの開花を確認した後は訪れていない。ネットがどうなっているか気になるところだが例年ならば冬に入る前に整備を行っている山頂の標柱も気になる。手入れせずに一冬越してかなり痛んでいるのではないだろうか?ずっと気になっていたのだがなかなか訪れる機会が無く(登る気力が出なかったといったほうが正解かも知れない)やっと登る気になってきた。混雑する時間を避けて10時過ぎに深田公園駐車場から出発し、午後2時山頂到着を目指す。歩き出してすぐに正面に見える山肌が伐採されて太陽光発電パネルが設置されていた。かなり大規模にパネルが設置されているようだがどのくらい工事したのだろうか?登山道は右に曲がるのだが、遠回りとなるまんじゅう峠を経由する左回りのルートで歩いてみることにした。


        深田公園奥にある斜面が伐採されて太陽光パネルが設置されていた。


        左回りにまんじゅう峠経由して林道に登る。


        饅頭峠


        大規模に設置された太陽光パネル。おかげで饅頭峠周辺の眺望が良くなったが、反面斜面の乾燥化と土砂の流出が心配である。


        富士山が良く見えるようになった。


        林の隙間から見上げる茅ヶ岳は樹氷になっていた。しかし、到着する頃にはたぶん終わっているだろう。


        林道ゲートが開いている時は短絡してこの駐車場に車を止めている。

     1時間ほどかかって大明神林道の途中にある駐車場に到着した。そこから尾根道の登山道を使って茅ヶ岳山頂を目指す。


        石がゴロゴロ露出する尾根道。


        木の根が露出している登山道。結構な急登が続く。


        1時50分山頂到着。ほぼ予定通り。標柱はニスが剥げ落ちてところどころ木の地肌が露出してしまっている。初代標柱は裏側が朽ちてボロボロになっていた。


        食事の前にまず標柱整備。朽ちた部分にボンドを詰め込んで補強し、紙ヤスリで標柱を磨いてニススプレーを噴霧する。しかしニスの量が足りず不完全に終わる。

     標柱整備を終えてから昼食をとる。山頂到着時には4人の登山者が休憩中だったが、作業を終えた頃には私一人になり独占状態になった。甲斐駒ケ岳に沈む夕陽の撮影を想定して望遠レンズを持って来たが雲が多くてあまり期待できず、周辺の景色を撮ってさっさと下山することにした。


        金ヶ岳と八ヶ岳


        八ヶ岳はまだ完全に冬山。


        霞む南アルプス。夕方の景色はあまり期待できなそうだ。


        富士山を見ながら下山する。

     下山ルートは女岩側を下り、ノンストップで下山して2時間かからずに深田公園駐車場に到着した。気になっていた保護ネットだが、想定していた通りに倒れている箇所があったが思っていたよりもひどく無かった。


        やはり倒れてしまっていたポール。しかし4本だけというのはかなり良く耐えたほうだろう。


        細いほうの鉄杭は曲がってしまったものもある。


        応急処置で立て直してきたが、シーズン前に修復が必要である。

     ポールは全て山側の斜面に向かって倒れていた。それは全て鉄杭を谷側の斜面に向けて打ち込んだポールだった。つまり、山側の斜面に向かって鉄杭を打ち込んで固定すればかなり持ち堪えられるということだろう。昨年荷揚げして残っているポールが3本、さらにネットが2枚残っている。鉄杭と打ち込むための金槌を持って行けばなんとか修復できそうである。4月中に片付けたいと思う。

     

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     駐車場の確保と撮影場所の確保が容易な北杜市明野のハイジの村界隈で甲斐駒ケ岳山頂で3つに割れるダイヤモンド甲斐駒ケ岳の撮影に挑んでいるが、なかなか簡単には撮らせてくれない。

     3月11日
     茅ヶ岳から下山して明野に向かう。甲斐駒ケ岳には雲がかかっていたのだが、風が吹いていたので日没の頃に雲が晴れるのを期待して出かける。道路沿いからでも良かったのだが1本下にある農道のところに立っている送電線の鉄塔の下から狙ってみた。しかし、結局は雲が晴れずに撮影ならず。


        太陽は雲の中。


        しかしこれだけ輝いているのだからなんとかなるかと思ったが・・・


        直前に黒い雲が迫り出す。


        少し左に寄っているようにも見えるが雲が多くて確認できず。


        あえなく敗退。


     3月12日
     この日は朝からスッキリとした青空が広がり、夕方になっても空気が澄んでいて絶好のダイヤモンド日和となった。この日こそ完全決着!と意気込んで出かけるが、仕事が片付かず出発が遅れ韮崎インターまで高速道路を使って移動することとなる。時間ギリギリでカメラのセットが不十分なうちにダイヤの時間となってしまう。


        夕陽が甲斐駒ケ岳に迫る。しかし、露出がオーバー、他のカメラのセットに手こずり余裕無し。


        登録した座標点通りに構えたのに何でここに沈むのか?


        もう1台も同様に完全に位置を外した。


        またしても失敗。

     出発前に急いで座標点を探してGPSに登録してきた際に、どうやらカシミール3Dの高度設定が間違っていたようだ。折角の好条件の日だったのに計算ミスで撮影に失敗した。


     3月13日
     座標を再計算してGPSに登録し直し、今期4度目の3ツ星甲斐駒ケ岳ダイヤの撮影に挑む。この日は朝から春霞が多くて撮影条件はいまいちである。今度こそ、座標点ぴったりの場所にカメラを構えて撮影する。


        霞が出たので太陽が円く写る。しかし、これが仇になってしまう。


        良い位置に沈んで来た。


        山頂双耳峰のど真中!しかし霞が多くて光芒が出ない。


        別のカメラ。位置は良かったが霞んだために輝かず。


        570㎜望遠。位置はバッチリ。


        しかし光芒が出ず、ほとんどキャッツアイ。


        真ん中が沈んだところで2つ割れになる。

     座標は合ったが霞に阻まれて3つ割れのダイヤは満足なものが撮れなかった。

     この場所からだと甲斐駒ケ岳の山頂が双耳峰に見えるので3つ割れのダイヤが撮影可能になる(はずだ)が、時期を過ぎて太陽の位置が高くなると甲斐駒ケ岳の双耳峰が縦位置に近くなって3つに割るのは難しくなるだろうと見ている。撮るならば2月か3月がベストだろうと考えている。天候を見ながらもう少し追いかけてみたいと思う。    

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     北杜市明野に3日連続でダイヤモンド甲斐駒ケ岳撮影に出かけたが、狙っていたのはダイヤだけでは無い。現在西の夕空で金星が水星と接近して輝いており、特に金星は夕焼けが消えるかどうか微妙な時間に西の空に沈んで行く。カシミール3Dは金星と木星の位置も計算してくれるので、おおよその場所を見ておいてダイヤの撮影後に立ち寄ってみた。月光ティアラ撮影目的で試作したレンズ前方装着型のフィルターがおそらくは金星にも使えるはずだ。


        夕焼けの空がまだ残る頃に金星が輝き出す。


        甲斐駒ケ岳に金星が迫る。Borg300mmに手製の特殊フィルターを装着して8方向の光芒を出す。


        こちらはBorg570mmに別のフィルターを装着して撮影したもの。


        甲斐駒ケ岳山頂で金星が輝く。右上に輝いているのが水星。


        甲斐駒ケ岳山頂で輝く金星


        右裾に沈みかけた金星


        Borg300mmトリーミング画像。8方向の光芒だが大きな十字と小さな十字が出るように細工したフィルター。


        Borg570mmトリーミング画像。こちらはほぼ均等に8方向の光芒が出るように細工。

     まだ完成したとは言い切れないが、ひとまずは前方装着型のフィルター細工は成功である。欲を言うならばもう少しシャープな光芒が出て欲しいがこれには天候と空気の透明度が大きく関与すると思われる。

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     これで4日連続で明野に通うことになる。行く予定では無かったのだが朝の澄んだ空を見て気が変わった。これならば今日こそは3つ割れのダイヤモンド甲斐駒ケ岳が・・・と思ったのだが、グングンと気温が上がって20℃を越え、午後になったら霞が出てしまった。それでも前日よりは条件が良さそうだ。太陽軌道は昨日の時点でほぼピッタリ合ったことだし、空気さえ澄んでくれれば撮れるはず。またしても出発はギリギリの時間となってしまい、高速を使って現地に向かう。


        前日の場所から100mほど離れた場所でカメラを構える。しかしまたしても空が霞んで太陽はキラリと輝いてはくれない。


        太陽が甲斐駒ケ岳山頂めがけて沈んで行く。前日の撮影から3つ割れするのは2秒ほどしか無いことがわかり、3台のカメラを連写する。


        位置はぴったり。


        しかし・・・やはり霞が邪魔して輝かず。


        別のカメラ


        こちらも輝かず。


        いちばん光芒が出やすいBorg36EDでも光芒は出ず。このレンズで光芒が出なければ他のレンズでも無理だ。


        この日もまた不本意な結果に終わる。

     霞が多くなるこの季節で、しかも夕方の時間に太陽をチカリと光らせようというのはかなり無理な注文のようだ。よほど空気が澄んだ日ならば再挑戦してみるが、そうでなければ三つ割れダイヤは秋以降に持ち越しにしたいと思う。

     場所を移動して今度は金星を狙う。手製の特殊フィルターの効果は確認されているがもう1種類市販のクロスフィルターの写り方を確認してみたい。おおよその場所は見てきたが正確では無いのでぴったり山頂には沈んでくれない。


        輝き始めた金星と水星。


        300㎜望遠レンズの視野に入ってきた。


        均等に8方向の光芒が出るフィルター装着し撮影。


        同上。


        こちらが試してみたかった市販のクロスフィルター。細くて長い光芒が出るが、蜘蛛の足のようでわざとらしい。


        山頂に沈めればそれなりに面白いかも知れないが、いかにもクロスフィルター・・・という感じでいまいちだ。


        連写した約80コマを比較明合成。


        山頂左側に沈んで行った金星。

     これから金星が高度を上げてもっと輝くようになり、水星と並ぶようになってくる。その頃に空気が澄んでくれたならば狙ってみたいと思う。

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     高知県では桜が開花したというニュースを聞いた。今年は花の開花が早くなりそうに思う。山梨県では武田神社の桜が咲いた頃に見頃を迎える甲斐と越野の2種類のコバイモだが、越野のコバイモは開花の早い場所があってもうひとつの生育地よりも2~4週間早く開花する。ここのところ気温がグングン上がってスギの花粉も本格的に飛んでいる。ひょっとしたらもう咲いているかも知れないので訪れてみた。


        林道が壊れていていきなりの渡渉。


        もう花が付いている。


        越野のコバイモ。咲き始めの頃は茶色い花が多い。


        沢を見下ろすように花を付けている。


        まだ斜面に日が差し込まない早い時間だったので開花していない花ばかり。


        一株だけ咲いているものがあった。


        下からお顔を拝借。


        ヨゴレネコノメはまだ蕾。

     花を付けていた株は7~8株ほど出会うことが出来た。花を付けていない幼弱な葉を含めても30株ほどだろうか。いつ絶滅してもおかしくない状態である。

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     前日は時々雨の降る天候だったが、天気予報では深夜から晴れてくるはずだった。しかも風が強く吹いており雲が綺麗に飛んでくれる可能性が高い。前日道の駅とみざわに移動して車中泊するが、到着した8時半にはまだ雨が降っていた。9時半に寝て目が覚めたのが未明2時。まだ少し早いかと車の中でうとうとするが結局寝れずに白鳥山に移動する。しかし・・・雲が多くて雲間に星がわずかに見えるだけだ。これはかなり期待薄だ。もう天の川が昇って富士山の上でアーチを描いている頃だろうがまず写らないだろう。それよりも富士山が見えているのかどうかそれが心配だ。3本の三脚を担いで白鳥山の山頂に移動すると、かろうじて富士山は見えている。


        未明4時ごろの富士山。雲が多くて星はいまいち。富士山が見えているだけましだろう。

     予定では廻る北天の空と天の川、さらには天の川を横切って富士山の山頂でアーチを描く国際宇宙ステーションISSが写るはずだった。ISSが富士山頂を通過する時間は4時43分ごろのはずなので、4時半には2台のカメラをセットしてインターバル撮影を開始する。ISSは雲に阻まれはしたものの、雲間を抜け出たところをなんとか捉えることが出来た。


        富士山頂を越えるISS


        もう1台のカメラ


        ISSの写った5カットを比較明合成


        同上


        薄明の星空


        雲の巻く富士山


        雲が多くていまいち。


        あまり焼けそうも無い。


        南部町の町灯り


        遠くに見えるあの白き峰は?右は甲斐駒から北岳の山塊だと思うが角度が変わると形が変わって何だかわからない。

     予想が外れて狙っていた天の川とISSのコラボレーション、そして廻る北天の空の撮影は失敗に終わる。また天候と機会を見て挑・・・だが、その前に撮っておきたい別の場所がある。

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     あちらこちらでハナネコノメが咲き出したと聞く。山梨県は少し寒いのでまだ早いのではないかと思うのだが、越野のコバイモが咲き出したことだしひょっとしたら咲き始めているかも知れない。昨年群生している沢を見つけたが既に花は終わっていた。しかし、現地を訪問してみてビックリ!雑木林が大きく伐採されて丸裸になっていた。どうなっているのかと思えば、登山道が車が通れそうな作業道に変わっていた。今流行りの太陽光パネルでも設置しようというのであろうか?ハナネコノメが咲く核心部では無いが、一部は伐採された場所にかかっており消滅している。さらには、沢のすぐ近くを作業道が通っているので沢に陽が差し込み過ぎて土肌が乾燥化しつつあるようにも見える。折角の群落なのに、これはピンチでは無いだろうか?


        登山道がこんなに幅広い作業道に変わっていた。まだ工事の途中である。このあたりにはエイザンスミレやアケボノスミレがたくさん咲いたが消滅。


        沢に下りてみると・・・居ました。ハナネコノメ。


        しかしまだ蕾。


        日当たりの良いところは咲き始めていた。


        まだ開花したばかりのハナネコノメ。


        大群落とまでは行かないが数は結構ある。


        訪れた時間が午後4時ごろだったので陽の当たり方が悪い。


        水の流れと一緒に撮れる良い場所はなかなか見つからない。


        あってもまだ蕾。

     今回見回ったのは生育地の下流半分ほどで、まだ上流は咲いていないと思われる。1~2週間後が見ごろになるのではないだろうか。ハナネコノメは山梨県では絶滅危惧種ⅠB類に指定されている珍しい花である。

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     平成27年3月に訪れて以来、2度目の奥秩父フクジュソウ群生地を訪れてみた。訪れる予定では無かったのだが、山梨県では越野のコバイモとハナネコノメが咲き出したのでおそらくこの花園も咲いている頃だろうと思ったことと、雨の予報だった天気が好転してこの日は晴れになったことがある。

     まだ人が来る前の時間に現地到着して心行くまで写真を撮りたかったので、未明3時起きで5時から歩き出す予定を立てた。しかし、前日の白鳥山での星撮影で車中泊したため寝不足著しくそんなに早い時間に起きられるはずも無く、目を覚ませば5時になっていた。どうするか迷いつつも出発し、7時半には登山口に到着したが既に駐車場は満杯で、手前の広場に止めさせていただいた。8時に出発する。


        この壊れた小屋は以前と変わっていない。


        保護柵が何ヶ所か増えたような気がする。


        エイザンスミレとタチツボスミレが咲いている。


        ハナネコノメが満開。


        これが咲いていれば、たぶんフクジュソウも咲いているはずだ。


        タチツボスミレ・・・と思ったがちょっと顔つきが違うような・・・?


        葉っぱの形が違うし毛が生えている。あんたは何者?調査中。

     1時間半かかって沢の入り口に到着した。一人の登山者に追い抜かれた他は誰も会わず、想定していたよりも静かな山行となった。沢に入ってからがこのルートの核心である。


        長い沢登り。苔が美しく、ツルネコノメ(あるいはムカゴネコノメか?)やイワボタンを眺めながら登って行く。


        フクジュソウ群生地に到着。


        相変わらずの圧巻のフクジュソウが咲いていた。

     沢に入ってから2時間でフクジュソウ群生地に到着した。先客が3人ほどいたが、もう帰るところで15分ほど私の独占状態となった。その後は単独登山者やグループ登山者たちが次々と訪れ、花園は15人ほどの訪問者となる。しかし、皆さんマナーが良くて花園に踏み込んで行く人は誰も居なかった。3年前とほとんど変わっていないフクジュソウが咲く景色が広がっており、花数は若干増えているように見受けられる。踏み荒らしを心配していたのだが大丈夫のようだ。


        いっぱいのフクジュソウ。


        満開、かつ太陽が差し込んでくれたおかげで花が開いている。


        フクジュソウ


        フクジュソウ


        とにかくフクジュソウ


        EosM2に装着した11㎜超広角レンズでこんな感じの写真を撮ってみたかった。


        側面から見るフクジュソウ自生地。

     花を満喫して尾根道ルートを下山するが、溶けた雪で斜面が滑り一苦労する。何度もスリップしたがなんとか転倒は免れたものの、足を踏ん張らないと滑るために余計な力を使い、下山後若干の筋肉痛になった。

     ちょうど満開のいちばん良い時期に訪問することが出来た。寝不足でやや強行ではあったが訪れてみて良かった。想定していたよりも訪問者は少なく、花園が維持されているところを見るとマナーの良い訪問者が多いのだろう。これからもずっと咲き続けて欲しいと思う。


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     この日は雪の予報だったので出かける予定では無かったのだが、考えようによっては悪天候の時こそ混雑が避けられて良い場所もある。栃木県の天気予報を見てみると午前中いっぱいならなんとか降らずに持ってくれそうだ。ならば、以前から一度訪れてみたいと思っていた三毳山、漢字が読めず毛が三つの「みけやま」だと思っていたら「みかもやま」と読むらしい。前日に訪問してみることに決めてネットで調べてみると、カタクリ群生地とカタクリ園が離れて存在するということがわかる。駐車場がいくつかあり、東駐車場に止めて周回してみることにした。

     朝6時半ごろに甲府を出発。出発時は雨だったが、笹子トンネルを越えたあたりから雪に変わり結構降っている。高尾山の梅園も雪を被っていた。圏央道に乗り東北道が近くなったあたりから小降りの雨となり栃木県に入った頃には雨は止んでいた。9時ごろに東駐車場に到着すると、予想通り駐車場はかなり空いている。9時半に出発、まずはカタクリ群生地を目指す。悪天候で人が少ないのは良しとして、重大な問題があるのだがそれを承知で訪れる。


        誰も乗っていないフラワートレインが運行していた。


        野草の森の中に咲いていた大株のシュンラン


        野草の森のカタクリ


        こちらはアズマイチゲの群落。


        階段を登ってカタクリ群生地に行く。


        遊歩道脇にあったギザギザの葉っぱ。たぶんイチリンソウだろう。


        こちらはニリンソウの群落。少しだけ咲き始めていた。


        もう咲き終わりだが、フクジュソウ。大きくて先日奥秩父で見たものとは別物のように見える。


        カタクリ群生地に到着。圧巻のカタクリの数。


        しかし・・・恐れていた通り、天候が悪くて花が開いてくれない。


        少しだけ開いているものがあったが、下を向いてしまっている。

     人が少なくて三脚を出して撮影しても邪魔にならないのは良かったが、恐れていた通りカタクリは悪天候で花を開いてくれない。アズマイチゲに至っては開花している花を一輪も見つけることが出来なかった。

     カタクリ群生地を通過して中岳の山頂に向かい、さらにV字型に折り返して山頂広場、みかも関所跡を経由して三毳山最高峰の青竜ヶ岳に登る。


        中岳の昇り。結構登る。


        山頂には先客が一人。向こうに見える三角錐が次に目指す青竜ヶ岳。結構遠い。


        みかも関所跡の東屋。ここでみぞれが降り出す。カッパを着てザックカバーを着ける。


        ヤマツツジが咲いていた。向こうに青竜ヶ岳。


        三毳山の名石 犬石


        三毳山の名石 花籠岩


        またまた激登り。


        登り切ったところの電波塔が立つピークが最高峰の青竜ヶ岳。


        山頂では雪が舞った。

     標高220mほどの山だからたいしたことは無いだろうとタカをくくっておやつしか持たずに登って来たが、ここで既に時間は12時になってしまった。きちんと昼食を持って来るんだった。この先を真直ぐに800mほど下りたところがカタクリ園のはずだ。またまた下ってそちらを目指す。


        稜線上で見つけた自生のシュンラン。葉はあったが花がなかなか見つからなかった。


        下って行くと展望台があった。その下が目的地のカタクリ園。


        足元にはアオイスミレが咲いていた。


        保護柵のゲートから中に入る。良く整備されているカタクリ園。


        圧巻のカタクリ群生。


        これがカタクリとアズマイチゲのコラボレーション。


        少しだけ開いていてくれていた花があっただけ益しだろう。


        花は咲いていなかったが雰囲気だけは十分に楽しませてもらった。


        入り口のミズバショウ田


        ミズバショウ


        あとは畑の中の道をテクテクと歩いて東駐車場に戻る。高平寺とその裏の鉄塔が立つピークが青竜ヶ岳。

     3時間もあれば周回できるだろうと思っていたのだが、三脚を立てて思いの行くまで撮りまくったことがあって駐車場に到着したのは午後2時半だった。5時間もかかったことになる。花が開いておらず、たいした写真にはならなかったが、公園の雰囲気は十分に楽しむことが出来た。なんとなく甲府市の湯村山に似ている感じがするこの山、湯村山も公園にするとこんな感じになるのかも知れない。


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     甲府市武田神社の桜がほころび始め、いよいよ春の訪れである。前日の雪は思っていたほど積もらず、市街地の道路には全く雪が積もっていない。雲が晴れて気温が上がってきた午後、そろそろスミレが咲き始めているのではないかと千代田湖界隈の武田の杜を訪れてみた。


        河津桜が咲いていた。


        展望台から見下ろす甲府市街地には雪は無い。


        公園として整備されてはいるが鹿の踏み跡やイノシシの掘り返し跡が酷い。敷地全体を囲う保護柵の設置が必要だと思う。


        シュンランが真っ盛りだった。


        この界隈はシュンランを多く見かける。


        日当たりの良いところではイカリソウが咲いていた。


        ジュウニヒトエはまだ花芽を出したばかり。


        タチツボスミレが少しだけ咲いていた。


        もうすぐ開花しそうなアカネスミレ


        アカネスミレ


        いちばんのお目当てだったのがこのスミレ。


        もうすぐ咲きそうなゲンジスミレ。


        この界隈ではきわめて数が少ない。

     春まだ早い時期なので一部のスミレがほころび始めたばかりだった。昨年ようやく発見したゲンジスミレは昨年の場所では発見できず、別の場所で出会うことが出来た。もともとあまりお目にかかれないスミレであるが、この山の界隈ではきわめて数が少なく、いつ消滅してもおかしくない状況にある。今年も出会うことが出来て少し安心した。


        まだ茶色いカイイワカガミの葉。花芽はまだ見えない。


        夕映えの富士山が見えるのではないかと期待したが雲に巻かれてしまったまま。


        日没の頃に少しだけ姿を現した。

     湯村山界隈の花が咲き出すのはもう少し先である。

     3月いっぱいで多くの退職者が出る自分の職場であるが、一緒に頑張ってきた同志がいなくなるのは寂しい気持ちでいっぱいである。これから有志の送別会が行われる。


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     先週は別の沢を訪れて昨年見つけたハナネコノメの生育する場所で咲き始めたのを確認した。おそらく甲府市北部の曲岳から黒富士に至る界隈の沢では普通にハナネコノメが見られるのではないかと思う。この日は別の沢を訪れる予定だったが、先日降った雪が意外と沢沿いでは残っていて、おそらくは予定していた沢の中は雪だらけと思われる。予定を変更してまだ訪れたことの無い板敷渓谷に入ってみることにした。たぶん、ここにもあるはずだ。


        甲府市の水源、荒川ダム貯水池。


        荒川ダムの奥、野猿谷のトンネル。


        トンネルの手前に板敷渓谷の入り口がある。


        沢に下りると遊歩道が整備されている。雰囲気の良い綺麗な沢。


        小さな滝


        いちばん奥に豪快に流れ落ちる板敷渓谷の大滝がある。沢登りや釣りの人がこの滝を登るらしいのだが、どこからどうやって登るのか???


        滝の近くに居たのは別のネコノメソウ属。どうやらツルネコノメソウのようだ。


        ツルネコノメソウ


        あちらこちらの岩に咲いている。


        そしてお目当てのハナネコノメ。やっぱり居ました。


        でもまだ蕾。


        小滝をバックに良さそうな場所もあった。


        ちょっとフライングだったハナネコノメ。

     車で移動して尾根を1本越え、隣の高成川上流を訪れてみた。まだ残雪あり、林道は荒れていて車が通った跡が無く倒木もあったが、なんとか進むことが出来た。


        高成川上流。取水管の残骸か?


        上流部は苔が生えておらず望み薄。


        下流の沢沿いを探してみると、別のハナネコノメ属。たぶんコガネネコノメソウだと思う。


        数は少ないながらやっぱり居ました。ハナネコノメ。

     さらに上流部は良さそうな感じの場所があったのだが、雪が残っていたので今回はあきらめた。

     さらにもう1本、別の沢を訪れてみる。黒富士の東側、鬼頬山の裾野を流れる沢で、林道が上流まで続いている。


        まだ雪が残っていた。


        この沢は随所に砂防ダム工事が行われており、どうやら望みは薄そうだ。


        林道終点から沢に下りてみるともう枯れ沢になっていた。この辺りにはネコノメソウは見当たらず。


        沢沿いを下って行くと別のネコノメソウが居た。


        ヨゴレネコノメソウ。こちらもまだ蕾。


        この葉っぱはどうやらネコノメソウ属では無さそうだ。

     こちらの沢では残念ながらハナネコノメには出会えなかった。堰堤工事が行われていなければ、ひょっとしたら生育していたのかも知れない。おそらく、この山域の界隈にはハナネコノメが普通に生育していると推測される。いちばん訪れやすいのが先日訪問した黒富士農園から八丁峠に至る沢沿いだろう。林道工事が行われて数が減ってしまってはいるが、来週には見頃を迎えているはずだ。



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     ここ数年訪問している敷島町の外れにあるカタクリが咲く道、自称カタクリロードであるが、林道の拡張工事と雑木林の伐採が行われて森がだいぶスカスカになってしまっている。アズマイチゲはもともとやや湿った場所を好むため、この場所のアズマイチゲはいつか消滅してしまうのではないかと心配しているのだが、昨年は思いのほかたくさん咲いていくれた。しかし、訪れた時には天候に恵まれなかったために花は全く開いてくれなかった。気温が上がり青空が広がったこの日、まだ時期的に早いだろうがひょっとしたら咲いているかも知れない。


        もともとはもう少ししっとりした場所だったが、雑木林が伐採されて日当たりが良くなり過ぎた感がある。


        シュンランが芽を出していた。


        花が咲いたフキノトウ。


        もう咲いていたアズマイチゲ。


        まだ咲き始めたばかり。


        アズマイチゲ。葉がまだ展開していない。


        このあたりに昨年はたくさん咲いたが、まだ咲き始めたばかり。これからだろう。


        林道の脇にも咲いていた。

     年々生育面積が狭くなっているように見えなくもないこのアズマイチゲ。何ヶ所かに分散しているが1ヶ所は林道整備で消滅している。山梨県では絶滅危惧種ⅠB類の貴重な花、似ているキクザキイチゲよりも数が少ないと思う。なんとかこれからも咲き続けて欲しいと願う。

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     ここ数年通っている明野のゲンジスミレだが、今年は花の咲くのが早いのでもう咲いているかも知れないと訪問してみた。林道を進むとまだアケボノスミレが出ていないしアカネスミレやイブキスミレは葉さえ姿を現していない。これは完全にフライングだろう、と思いつつも道を進むと、数株だけだがまだ開いていないゲンジスミレに出会うことが出来た。


        キジムシロが少しだけ咲いていた。


        居ました、ゲンジスミレ。もうすぐ開花しそう。


        こちらは少しだけ開いている。


        お顔を拝借。


        あと数日で開花しているだろう。


        ニオイタチツボスミレが少しだけ咲いていた。


        小さな株だが、エゾアオイスミレ。

     やはりまだ早かった明野村のゲンジスミレ。昨年は大当たりで驚くほどに咲いてくれたが、今年はどうなのだろうか?見ごろは2週間後くらいからだろう。

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